lucky seventh
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かのじょに必要だったのは まぎれもない“キセキ”でした。
飛鳥伊 アスカ
話しをしよう。 これは思い出。 淡島 水鳥という少女と飛鳥伊 アスカの二人の思い出。
「立つ鳥、跡を濁さず っていうでしょ?」
そう言って、水鳥は笑った。
「ねぇ、アスカ 人がいなくても命は芽吹き、また花は咲くわ」
だから。 そう言って、水鳥は笑みを深めた。
「私が死んでも、 すぐに忘れて、笑っていてね」
そこあるのは、一面の花畑。 荒れ果てたその場所を彼女の秘密の庭だとあの時、彼女は笑って言っていた。
それは、まさに奇跡。 あの荒れ果てた庭に広がる一面の花という花。
それは、水鳥からアスカへのキセキ。
ナナナ
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