耳鳴りおやじの日記
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2005年11月30日(水) 眠たい会議...

...どうも、最近疲れ気味だ...年末にかかるとこんな感じである..
...おまけに共同研究で実験を教えなくてはいけなくなりそう...辛い..

昨日の会議は本当に眠い...ほとんど寝ていたかも...

...どうも、セミナー、学会、会議など関係ない話、つまらない話はとにかく眠くなる...

...よく考えれば、おやじは眠いのである...家族サービス、前夜飲み過ぎ、仕事過剰....眠たくないおやじはおやじではない...

...どこかの会社でやっていたが、立って会議を行えばいい...そうすれば早く終わるし、眠たくならない...

...ほんと月曜日が一番眠たくない...家族サービスがあっても休まるのだろう...

...体調が崩れがちの12月...今年の仕事は終わりたい...今日も
セミナー...質問責めにして疲れを紛らすか(嫌みおやじ)


2005年11月29日(火) 一寸先は闇...

...すこしづつ、体調を戻してくる...

...末娘に”将来何になりたい?”って聞いたら...

”うーん、テレビにでる女優さんかな...でも人生の先はわからん”

...じいいんせいの先って、7才にして人生を考える娘...

...そこにすかさず、ことわざ好きな次男...

”一寸先は闇やで”..がく...どういう会話だあ...

...まあ、希望がないというよりは先はわからんという方がいいかもしれないが....

...楽観的な娘と悲観的な次男、無頓着な長男...娘はおやじに似るというが...楽観的かな、おやじは...

....どうも、本当に見透かしているのは次男かも...ああああ


2005年11月28日(月) ばてばて...

...疲れたまま、家族でおでかけ...

...行ったはいいが、車の中でダウン...送り迎えだけみたいな家族サービス...

...そろそろ、年末...早いものだ....なんとか、ばてても年末を乗り切らなくては....

...ふー


2005年11月27日(日) 根をはるということ

...出張から帰還...疲れた...

...ひさしぶりに母校に行ってきた...そのまわりには学生時代の思い出がたくさんある...

...昔、バイトしていた酒屋のおやじに会おうと思って、訪ねていくと、なんと数年前に交通事故で他界したという...寂しい限りだ...

...新しかった校舎も、朽ち果てていた...昔教わった先生も同じく朽ち果てていた...

...しかし、この場所にはエネルギーがある気がする...朽ち果てた建物の回りに育っていた木が立派に育っていて、整備されている...昔には全く意識しなかった事である...

...母校で習ったことが、根だと思えば、多くの卒業生はその根をはり、いろいろなところで素晴らしく成長している...回りの木は、そんな卒業生たちのエネルギーの象徴である気がしてくる...

...私もこの母校で根のはりかたを学んだ...これが一番大事なのだろう...

...しかし疲れた...はあ...授業終わって、忘年会したい!

...今日も家族サービス....はあああああああああああ...


2005年11月23日(水) 寡黙なおやじ店員

...買い物に行った...

いつもはどうも服を買う時間的な精神的な余裕もないが、どこかに出張するとき、ボーナスが出そうな時は買いに行くように心がけている...

...しかし、服というのはなぜ、こんなに高いのだろう...と思うことがある...特にブランド品の高さはどうしょうもない...

...最近はデパートもあまり売れないのか、見て回るとすぐ店員がよってきて、にこにこしながら、”どうぞ広げて見てください”と愛想笑い...

...ところが、ある店にいくと、そこにはひとりのおやじ店員が立っていた...その店員は何も言わないのである...

...考えるに、お客から声をかけて相談にのるというのが本来の姿である...しかし、売り上げという意味では”これはそうですか、それはどうですか”と追い込んで客に買わせる方が買ってくれるのだろう...

...何も言わぬおやじ店員はそういうのは嫌だったのかもしれない...良い製品は何も言わなくても買ってくれると信じていたのかもしれない..

...しかしながら、先日来られた義理のお父さん...常に高い服しか買ったことがないらしいが、ユニクロに初めて行ったらしい...

”ユニクロでたくさん買ってしまったよ、あんな安い店があったんだね、僕が着るとユニクロの服も高く見えるね..わっはははは”..このおやじには勝てません...


2005年11月22日(火) 素晴らしい研究者へ

...学会が近づいてきた...

...そろそろ、本腰をいれて最後の調整を行わなければいけない...

...学会の発表というのは、おそらくどこかで区切りをつけなくては行けないのだろう...

...考えれば考えるほど、推敲すべき点が出てくるわけだが、やりすぎるともとに戻ってしまう...難しいところだ...

...長い間、学会発表のトレーニングをしていると、発表を聞くだけで、どれだけの練習をしたのか、どこまでの推敲を重ねたのか、見えてくる...だから、発表でその人の研究能力がわかる...というか、わかってしまう...これは怖い...

...それは、ひとごとではなく、自分もそうだからだ...見る人が見れば手を抜いているところがわかってしまうのだ...

...世間一般には研究者は教育能力がないと思いがちだが、それは誤解で
教育能力を出していないからだ...本当にないひとは研究もできない..

...本当に素晴らしい研究者は、世界的な研究を何も知らない子供に理解させる人だと思う...難しいことを難しくしゃべるのは研究者のトレーニングがまだ足らない...(それは私だ..ぐさ)

...私もまだまだトレーニング不足...最近、寒くなって枯れかけてきた...しかし、寒くなるとなぜか燃えてくる...やはり、おかしいかな?


2005年11月21日(月) マラソンの勧め

...運動が嫌いな人も、高橋選手の活躍には感動したのではないか?

...見事な復活を遂げた高橋選手...30才を越えた選手が全力でトライした結果だ...

...ただ、走るだけの魅力がマラソンにはある...しかも、サッカーやバスケットと違って地味である...

...Qちゃんは別としても、マラソンでスターになったからといって、中田選手のように、ファッション業界で活躍できるほどではない...

...しかし、マラソンは感動を生む...一歩一歩が自分との戦いであり、その先にゴールがあるだけだ...ライバルがいても結局、自分との戦いである...

...だから、一度、マラソンに出てみよう...自分の可能性に気づくはずだ...

...ということで、今年はロードレースかマラソンに出る予定である...

...かなり前に出場して、30キロ付近で、下を向いてとぼとぼ走っているおやじに抜かれた屈辱を返したい...

...人生もマラソンと同じである...今、上手くいっていなくても、コツコツ進めば、最後はいいゴールが待っている...

...そのときに今までの苦労はオセロのように黒から白に変わるのだ(Qちゃんのぱくり)


2005年11月19日(土) ドラマおやじ

...自宅に帰ると、巨大なダーツ...明日のお祭りに使うために、子供達と嫁さんが作ったらしい...ほんと、家にいない間、何をしているのだか...

...学会発表の準備...なかなか、すっきりしない...これでいいんだろうか?...まあ、いいか...

...学会や仕事はどうでもいいのだが、今期のドラマたちはなかなか優れもので面白い...ひさしぶりに当たりである...

...全体的に演出がいい...特に”のぶた”は面白い...どうでもいいアイドル達をここまで面白くできるのは見せ方だろう...

...帰ってきた”トリック”はあまりに面白くなかった...これでは、帰ってこない方が良かったんじゃあないか...

”花だん”は、話を知らないのでそれなりに面白い...

”大奥”は小池えいこの顔が怖くて面白い...

”あいのうた””1リットル”は、とにかく泣ける...

後は面白いらしいが、見ていない...

この前、女性の先生から”こんなにドラマの話ができる男性はいない”と
お褒めの言葉を頂いたが、世間のおやじはそんなにみていないのか...

...テレビのドラマが趣味のおやじは安上がりではないか...と思うのだが...

...しかし、”のぶた”は面白い...”すいか”の脚本家らしいが、おやじは果物より豚肉である...今日は楽しみ!(って学会の準備が先!)


2005年11月18日(金) うれしいこと

...昨日、ひとりの学生が部屋に訪ねてきた...彼は、数ヶ月前に悩みを相談した学生だった...そして軽い身体障害を抱えていた...

...ひさしぶりの彼はとても顔色がよく、元気そうであった...

”先生のおかげで人生がかわりました”...ということらしい...

...昔のアドバイスを忠実に守ってがんばってきたらしいのだが、体も心も元気になり、全く違う自分になれたのだという...

...彼は高校まで、体が心配で友達と旅行にいけなかったらしい...それが最近、実現した...生まれてはじめて友達と旅行しました、と喜んでいた...

...教育は人を変えると言うが、変わるためには本人の意思が大切だ..この学生さんは、内発的なものが強かったのだろう...

...おやじ教員はこういうことに弱いのである...枯れかけた教育熱が再び、高まってきた...だれも追いつけない最強の教育プログラムを作ってやる...ファイとーいっぱーつ(違うか...)


2005年11月17日(木) ストレス発散..

...もう、本当に嫌気がさしてきた...

...学会にもまともにいけない...学会は大学の教員にとって、多くの研究者交流が行われる場所で、そこから共同研究が生まれる...

...また、日頃の努力を示す場所でもある...そのデータは、すぐに出せるわけではなく、1年間、いろいろな我慢をして、様々な事を捨てながら、行ってきた成果である...それが、許されない...

...今の大学はそういう年に数回の機会さえも奪いつつある...国民の税金だろうが、学生の授業料だろうが、すべて教育につぎ込むわけではない...教員の給料、大学の運営、その中に研究活動も含まれると感じる...教員の質を向上させ、教育に生かされるために金は使われなければならない...学会活動もまともにしない教員の授業なんて、学生も受けたくない...少なくても私はそうである...

...あ〜すっきりした...こういう場所でストレス発散...


2005年11月16日(水) 結婚?幸せ?..

...学会準備中...どうもしっくりこない...

紀宮さまが結婚された...民間の本当に普通のサラリーマンだ...

...見た目、お似合いのカップルで、本当に幸せな家庭になりそうである...

...昨日、新聞に幸福感を調査している研究者の話が載っていたが、日米で共通するが、いくつかあって、そのうちの一つが”結婚”だという...

...面白いことに、子供がいるいないは関係ないらしい...とにかく、結婚していればいいということか...

...もし、それが本当なら、”結婚なんてしなくても幸せになれる”という意見は、若気の至りか、結婚できない言い訳に聞こえてくる...

...統計的な調査だから、結婚していなくても幸せだと感じる人はいるだろうが、幸福感が幸せであることの総和なら、結婚していることに越したことはないという考え方も出来る...

...また、結婚しても必ず幸せになるとは限らない..どんな家庭も必ず、幸福と不幸のバランスで成り立っている気がするからだ...

...だから、結婚しても不幸な事が多ければ、幸せとは感じないのだろう...金はなくても、幸せになる方法は山ほどある...

...しかし、別の調査では年収500万以下だとなかなか結婚できなくなるらしい..ある程度の年収が必要か...逆に1000万を越えるとほとんど結婚できるらしい...それだけあれば、だれでもいいのか...

...幸福感の調査では1500万を越えると幸福感は伸びないらしいから、年収は1500万で十分であるということなんだろう...後は、幸せな家族を持ったり、仕事をもったり、趣味を持ったり、幸福なことを増やせばいいのかも...

...最近、何か幸せになったことあったかな...そうだ、昨日、洗濯機を買った...子供達の服のシミを日本の技術が洗っている...それを、子供達が喜ぶ...それを嫁さんが見て笑うという幸せ...幸せは結構、身近にある(しかし、これ、ボーナス払い..ううう)


2005年11月15日(火) 洗濯機..故障...

...遺伝子変異株が生えてこなかった...うれしい...そんな幸福...

...しかし、洗濯機が故障した...15年使った...よく、今までの家族を支えてくれた...有り難い話である...

...普通なら嫁さんが使いやすい洗濯機を選ぶのだが、うちの嫁さんは、選ぶのが本当に下手で、決断力がない...私みたいにええかげんな決断もたちが悪いが、決断できないのもたちが悪い...

...学会の準備で忙しいのに、電話がかかってきて...

”これってどうかな、どうしよう...使い慣れたやり方がいいし、しかし、新しい機種にもチャレンジしたいし...”

.....集中しているときに、洗濯機どうしよう、という入力がはいると

、その事が頭から離れなくなる....学会の発表ポスターの一部に”洗濯機はいかに選ぶか”という内容が入りそうになった...危ない...

....物を選ぶときだけでなく、学会のポスターを作るときも、

”これで納得”って自分に言い聞かせる瞬間がないとだめなんですよね...自分で納得した気になれば、だめでも大きく落ち込まない...

”これでだめだったらどうしよう”と考えて準備しないで、

”頑張って一生懸命作ったんだから、後はどうにかなるでしょう”という気の方が結構いい...

...これだから”ええかげんおやじ”って呼ばれるんかな...


2005年11月14日(月) おやじのおやじ...

...大忙しの週末だった...やっと、日記が書ける...

...義理の父が遊びにきて、接待した...疲れる...今年で70才になるらしい...

...やさしいおじいさんなのだが、とても偉そうで口が悪く、セクハラ親父である...

...嫁さんの話によると、知り合いの家に遊びに行ったときに、そこの娘さんのお尻をなでなでして...

”奥さんのお尻はなでられませんからなあ...”と平然と言ってのけるおやじである...

スキーにインストラクターも必ずといっていいほど、高学歴のスタイル抜群、美女を選ぶ...そしてそれをまわりに自慢する....

...先週の金曜日は、嫁さんの姉の旦那に電話で

”あんたは態度がでかいわりに、がんばっているからなあ”と自分の事を棚に上げて言ってのける...ほめているのか、けなしているのか、わからない...

...出身は東大というのもプライドをかき立てるのかもしれないが、医学部に合格しても、血を見るのが嫌で、文学部に行ったらしい...

...面白いことに、お金はあるのに、変なところがけちである...また、うちのおやじとは全く、性格が逆である...

...おやじもいろいろ...さて、どんなおやじを目指そうか!


2005年11月11日(金) バカボンのおやじ力

...そういえば、おやじ改造計画を進めていたことを思い出した..が、どうも、改悪になっているような...気がする...まあ、いいか..

...あの、斉藤孝さんの尊敬する人は”バカボンのパパ”らしいが、もし、本当にそう思っているのであれば、私を越える”おやじ”である..

斉藤さんが指摘するバカボンの”なのだ力”とは、今のおやじたちが失いつつある力である...

”それでいいのだあ〜それでえいいのだ〜”と唄うバカボンのパパは、バカにされつつも愛されている存在だ...それが、日本のおやじである...

物事を決定するときに、人に押しつけるのは気が引けるが、自分が迷うときに”それでいいのだ”とある段階で納得してしまうのは、次のステップに行くには重要な事である...迷っているだけでよく考えている証拠である..

”なのだ力”で良いのは、決まることだと思う...あとで、それを修正する時もこの”なのだ力”を使えばいい...迷えば整理ができないが、決定すれば、後で整理がつくし、思考の足場にもなる...

”おやじは枯れても美しい”のだ..と思えるか?..微妙だ(と思っている段階で迷っている..はあ..)


2005年11月09日(水) ロジック?..オジック?

...なんとなく、体調が良い...授業に慣れてきたか?

...ひさしぶりに昨日は、いろいろ整理ができた日であったが、こんな日がないと、わたしの部屋は荒れ放題である...

...学会の準備をしていて、ふと思うことは、研究とはロジックだということ...これは世界共通語で、このロジックがしっかりしていれば、たとえ、英語が不慣れでも海外でやっていけると読んだことがある...

...AならばBなのか? ということだが、これがどれだけ正確にできるかという能力だろう...これはしかし、単純なだけに難しい...

最近、体の毒抜きが流行っているが、これも

”毒抜きしたら健康なのか”...これはわかっていないはずだ...しかし、人は騙される...

...研究するとは、ロジックを考えることに尽きるのかもしれない...それを論文整理で考えるか、実験で証明するか...ということかもしれない...

”おやじになったら枯れるのか”...そんなことを考える秋の夜長.....

おやじと年齢は直接的な関係はないし、そもそも枯れるってなんだ...

...あ〜自分がうっとうしい...ひとまず、”どうでもいい”と考えておくか...

...こういうおやじ的な考えを”オジック”と考えよう...よし、これからはオジックでいこう...(研究者として失格)


2005年11月08日(火) 究極のおやじ

...なんか、もう年末が近づいてきて、あれやこれやと計画を立てている...もう、3月まで立ててしまった...ほとんどが、家族旅行だが...

...昨日は遺伝子をつなぎかえる実験...おやじ研究者になると、こんな実験は一発で成功させなくてはいけないのだが、遺伝子の増幅は失敗するし、つながっている形跡がない...

...しかし、長年の経験だと、この失敗は実験のやり方が悪い...こういうたぐいの失敗はほとんどが、実験者のやり方が悪いのである...

...やりかたが悪いというのは実験を失敗しているという事ではないと感じる...つまり、実験結果が出るように実験していないのである...

...知り合いのイギリス帰りの友達が

”イギリスではうまくいくのに日本ではうまくいかない”とぼやいていたが、そんなことは日常茶飯事である...その研究室でうまくいくことが求められる...

...しかし、同じ研究室で同じ事をやっていても、うまくいかなくなるとことがある...要するに毎日が失敗の連続...いかにそれを経験と知識と技術で乗り越えていくかに尽きる...

...仕事でもプライベートでも”もともとうまくいかないものだ”と思えばあまり悩まないし、そこから少し前に進めば、たいしたことでなくても幸せになる...そんなもんである...

...ふと、新聞をみると義理の弟の嫁さんが登場していた...いろいろ言われ、うまくいかないことがあっただろうが、ここまで突き抜けてしまえば、何も言われなくなる....

....おやじとして突き抜けてしまえば、誰も何もいわなくなる...そんな究極の耳鳴りおやじになりたい....(うれしいか?)


2005年11月07日(月) 本田美奈子の人生..

...本田美奈子が亡くなった...

また、親戚の方がぜんそくをこじらせて、意識不明の重体...まもなく、お子さんが生まれるところなのに..

...若くして、亡くなるのは本当に辛い..耳鳴りどころの話ではない...人生は短く、そしてはかない...そのなかで、自分はどう生きるか...

...昨日、ひとりのサラリーマン棋士がプロ棋士の夢をあきらめず、協会に嘆願書を書いて編入試験を受けて、合格した...

...青春のすべてを好きな将棋に打ち込み、引退宣告を受けながらも、将棋を諦めきれないエネルギー...

...フリーターやニート連中が”好きな仕事がないから”とぶらぶらしている...好きな仕事を見つける前に好きな事がわかっていない連中...

...何かに夢中になる、なれるという経験...この経験をたくさん積まないと、自分は何が好きかわからない...

...好きな事は、夢中になり、努力できる...そのことで”のぼせて”いても、そのエネルギーは止めることはできない...

...38年間、前に進んで、自分を高めてきた本田美奈子は、だらだらと100才生きるより、はるかに幸せだったに違いない...

...努力して、自分を高める人生は本当に素晴らしい...しかしそれは、日常の事である...誰もがその可能性を持っている...

...努力する人生を私はここで伝えたい!(どうも暑苦しいか)


2005年11月06日(日) 桃鉄必勝法...

...しかし、うちの嫁さんとの桃鉄歴300年...すべて、私の勝ちである...

...基本的に、ゲームが嫌いな私にとって、このゲームのみが面白いと思うのは、ただの”すごろく”であることと、嫁さんとの”時間”が作れるところである...

...しかし、このゲームの対戦者がコンピュータだと、勝っても負けてもなんか、変な気がする...これが人間社会と思ったら大間違いだと感じるからだが、それがわからないゲームおたくは多くいるのだろう...

...こういったゲームには、当然のことながら、人間の微妙な気持ちや感情は変数に含まれていない...

...物件を買ったり、買収したり、いじわるしたりという行為には、その行為を行うコンピュータプレイヤーが、自分の持ち金と状況によって行うだけである...このゲームで100戦100勝だからといって、人間社会で通用しないのである...と思いながら続けている...

...しかし、このゲームから学ぶことも少なからずあるのだ...たとえば、目的地に入ることが大切だが、次の目的地のことを考えないと、それはリスクになると言うこと....

...また、どうしたら、意地悪できるか、陥れるかということを考えるよりも、今自分が出来る最善の事をこつこつやったほうが、勝利に近づくこと...

...また、たとえ一番にならなくても、好きな物件を買えれば、人間プレイヤー(別名:嫁プレイヤー)は幸せであること...

...幸せの形はいろいろあるということだ...しかし、やはり負けている嫁の機嫌は悪い...


2005年11月05日(土) 苦しい時間..

...なんとなく、ばたばた1週間...

...昨日の発表者...時間を30分もオーバーしていた...おまけに面白くない...

...その他の発表者も詰まりながら説明しているし、なんか適当にやっているかんじだ...

...やりたい方向性はわかるが、このメンバーでなんとかなるんだろうか?と不安になる...

...どうせ議論しないなら、もう少し面白い話を聞きたかった...テーマがばらばらで、なんかがんばりましょう的な雰囲気...

...こういう難しいことを偉いことが言うと、多くの国民が騙されるんだろう...難しい事を簡単に話すのが偉い人の役割だと思うのだが...

...だいたい、医者でも内容を知っていない...懇親会で質問したら、あんまり知らなかったし...まあ、いいか...

...しかし、O先生はやはり好印象だ...こういう先生が引っ張るべきだと思うのだが、世の中は上手くいかない物だ...

...こつこつ実験してぷちぷち論文書いて老いていくのが、どうも私に合っているようである...

...この集団の今後を見守ろう!


2005年11月04日(金) 学祭へ

...嫁さんと次男がダウン...しょうがないので、長男と娘を連れて学祭へ...

...学祭ってあまり印象がないのである、実は...学生の時に体育会として試合ばかり、出ていたからである...

...最近では有名芸人なんて連れてきて、大学の宣伝に利用している感じがある...少し前には金がかかると渋っていた気がしたが...

...それでも、子供はなんとなく、大学のお祭りみたいな楽しい気持ちになるだろう...それでおやじは幸せである...

...学祭を歩いているとフリーマーケットコーナー...なんか見た顔がある...事務の職員である..

”教職員のフリーマーケットで〜す”かわいい女子職員とおっさん男子職員が売っている...なんか、やたら、怪しげ物品だ..

...これって、趣味の悪い前理事長のコレクションではないか...あまりに怪しすぎて誰も買わない...この収益は大学の利益になるのか...

...それと、パソコンとその周辺機器...これって一体誰が出しているんだろう...パソコンから電源を取って回るクリスマスツリー...

...売るのはいいが、むしろ誰が所有していたのか気になる...クリスマスイブに1人でパソコン接続クリスマスツリーでむふふ...暗い!!

...こういうところで大学内の研究機器のフリーマーケットやればいいのに...クリスマスツリーよりいい...


2005年11月03日(木) 楽しい時間

...セミナー担当...他の人も報告会...どうも全体的に進んでいない...

...苦しい状態を苦しい形にして発表しなければいけない...それは辛いことだが、一番やってはいけないことは、隠したり”なげやり”になることだ...それをやってしまった発表者がいた...

...当然の事ながら、厳しい意見...しかし、それは非常に教育的で、人格を否定するような厳しさではない...

...今までの研究でもよくあることだが、研究テーマが分散したり、焦点が絞れなかったり、実験が何回やっても上手くいかなかったり、論文になるまでのデータが出なかったり、そもそも自分が研究者に向いていないのではないか...と考えたり...

...しかし、大切なのは”なぜそうなのか”と考えることである...これは、研究だけでなく、すべての事に共通することかもしれない...どううして仕事が上手くいかないのか、どうして素敵な人と出会うことがないのか..

...この壁を壊すためには”なぜそうなのか”自分自身を客観的に考えてみる...自分でわからない時には他の人にどん欲に求める...そして、その先には必ず解決策があると考える...

...”なげやり”になった時点で、問題点はそのままになり、そこから先には行けなくなる...

...発表者のひとりにずっと結果が出なかった学生がいたが、最近その壁をクリヤーした...彼はひとつ前に進むことが出来た...

...ということで、昨日は飲み屋にいって一杯おごってやった...一番酔っぱらったのはやはり、私であったが...

”なぜ、親父はおやじと読むのか”
おやちちではないのか、それなら”おやち"”か...まあ、いいか...
...こういうなげやりがいけないのである...


2005年11月02日(水) 実験棟の屋上

...学会の準備に加え、実験、研究発表会担当...しんどい...

...大学院の学生が、論文受理...良かった...

久しぶりに実験棟の屋上に上る...この場所は癒しのスペースだ...

...実験をして結果を出すこと、そして出し続けることはそう簡単ではない...

...しかも、業績がないと就職できないとか、学位取得できないとか、そんなプレッシャーがあると、さらに苦しい...

...だから、この屋上という場所は必要だ...特に夕暮れ時は綺麗な夕日を見てたそがれる...

...苦しければ苦しいほど、この場所は癒してくれる..そんな場所である...

...おやじがたそがれていると、疲れた学生が上がってくる...中国人留学生...ゴスロリ学生...それぞれいろいろあるのだろう...

...この屋上からは昔住んでいた場所が見渡せる...いろいろな思いがあるわけだ...ひとことではなかなか言い表せない...

...黄昏おやじは夕日を見よう...そして、叫ぼう...

”夕日のばかやろう!”...?????


2005年11月01日(火) 学位、人材、甘さ...

...どうも、最近、枯れすぎている...秋だからか...

...そういえば、この前の宴会でいろいろな人と話したときに、その話題の中に”学位”の話が出てきた...

...大学の先生というのは不思議なもので”学位”に関して特別な感情を持つ...それだけ、大学の中では大切な事なのかもしれないが...

”学位をとってどう?”K先生...どうって?

”博士だからねえ”って別のK先生...

...露骨に”博士も業績もあるのになぜ昇進しないのですか”と聞いてくるT先生...

...どうして、関係ない飲み会でそういう話になるのかなあ...と思いつつ、まだ、話題に出せる先生は余裕があるのかも...

...そういえば、私が学位をとるきっかけを与えたくれたT先生が、とうとうというか、やっぱりというか、意外というか、他の大学に移ることになったらしい...なんとなく寂しい...

...昨日、例のフジテレビの買収で”ホワイトナイト”で活躍した北尾氏が会社の価値は”顧客価値、人材価値、株主価値”の総和だと言っていたが、大学も同じかもしれない...

...昨今の大学はいい学生を育てるという顧客価値が先行しすぎて、優秀な教員の流失に関しては意識を向けていない気がする...株主はいないが、大学の株主とは世の中の親御さんの意識かもしれない...これに関してはかなり慎重に対応している...

...”大学の先生は甘い”という某Hさん...

...”学位を持ち、素晴らしい業績を上げているのも、お世話になっているこの大学のためですよ”

  ”あま〜い!”...そんな甘さにあまえていたら、大学はいつしか潰れてしまう...

...長文は疲れた...


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