耳鳴りおやじの日記
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2004年03月31日(水) お礼回り完結!

いやはや、なかなか時間がなくて日記がつけられなかったが、年度末のお礼回りは終了した..明日から始動!

 まあ、正直語り尽くせない..師匠、先輩に会い、考えたことが山積みだ..

 しかし、まあ、一言でいえば、世代交代だということだ..いつの間にか、師匠は業界から去り、先輩は大活躍..私くらいの、若おやじの時代がやってきた気がした..

 確かに言えることは、独法化など大学を取り巻く環境が激変しているということだ..つまり、今までの価値観とは全く違う視点で考える必要が出てきたのかもしれない..

 2004年度のスタートは明日からだが、今までの価値観とは違う価値観で仕事をする必要があるのかもしれない..

 来年度の耳鳴りおやじは立派なおやじに成長できるか、否か?
 


2004年03月28日(日) ろんぱく宴会

盛大なろんぱく宴会が開かれた

えびやら、かにやら大変な料理で贅沢三昧。。。
昔のひとばかりなので、喜び方が尋常ではない。。。

こうじろうがいつものようにプログラム作成。。。
子供たちが歌の披露。。。じじばばがこれまた、大喜び。。

しかし、このような”場”を持つことが重要なんだなという気がする
別にろんぱく祝いでなくても、”じいちゃん大いに暴れる会”とか
勝手に名前をつけてみんなで集めればいい。。集まることに意義があるのである

今日はまためでたいことがある。同僚の授賞式だ。。自分のことより、こちらのほうが非常にうれしい。。

昨日は6km程度のランニングだが、今日はできないな


2004年03月27日(土) お礼周り出発

関東へのお礼周り。。。。

事前に新幹線へのテロ予告がないかチェックし、スタート。。しかし、警備はすごかった。。ただ、改札警備、新幹線内の巡回などかなりしっかりやっている。。これではなかなかテロも難しいだろう。。

自宅に着くと子供たちは2階があるので大騒ぎ。。

お決まりのごとく、自宅周りをジョギング、今回は新たにシューズを購入。。

夜は近くの中華レストラン、これが凄まじくうまい。。

今日はろんぱく取得宴会!子供のろんぱく踊り?が出るらしい


2004年03月26日(金) ろんぱくおやじ

昨日はろんぱく授賞式だった..

なかなか、味のある授賞式だ..

私はかなりの親父だが、それを上回るおやじ軍が多数存在した...

結構、はげおやじ(そのままや)が多かったが、賞状をもらいながら、泣いている泣きおやじ、ここまできて論文読むか!という勉強おやじ、かなり高齢のおじいさんおやじとまあ、いろいろだ..

 課程博士は卒業という感覚があるが、ろんぱくは研究の到達点という感覚がする..様々な親父たちはいろいろな人生を歩み、そして博士をとっている..賞状を受け取っている後ろ姿を見て、それまでの苦労がにじみ出ている気がした...

 大学の組織は様々な人がいるが、やはり博士が基本でなくてはいけないきがした..課程博士は就職の幅が狭くなるのを覚悟でがんばっているし、ろんぱくは、長い期間をかけて研究に挑む..様々な精神的、身体的バリアーを乗り越えなくてはいけないし、乗り越えれば成長できる..

 大学を政治的な手法のみで乗り切ろうと考えている政治家おやじ(たとえばUおやじ)も多いが、結局のところ、政治家おやじは大学の中では博士親父軍を説得は出来ない気がした..博士親父軍は政治家親父軍の心を見抜ける気がした..そして心の中で..

 ”政治家おやじたちよ、もっと他にやるべきことがあるじゃないの?”

とつぶやいているような気がする...

 ろんぱく取得は通過点だが、人生にはこのような”けじめ”が必要だ..この”けじめ”を喜んでくれる母や父がいるからだ..高齢になればなるほど”けじめ”に生き甲斐を感じるだろう..

さあ、今日からお礼回りだ..


2004年03月25日(木) 親父改造計画

数年前から、親父改造計画を行っている...

改善されれば良いのだが、改悪された部分もかなりある...

明日は授与式そして年度末..この計画のひとまずの区切りにしよう..

そして、4月から親父改造計画、第二期に入ることにする..

まず、どんな逆風にも耐えられる身体と心..

そして、どんな困難な事にもチャレンジし、すこし可能性があれば、こじ開けていく勇気と忍耐..

 世間の状況を分析し、体系化し、新たな目標を創造する先見性..

これがどれだけ成功するだろうか?

多くの人間は、70くらいまでは生きていると思っているが、それは違って
明日、命を落としているかもしれない..だから、一日一日を大切にしないと、本当に悔いが残る..

 明日があると思わないで、今日一日を精一杯生きれば幸せだ..

親父改造計画、第二期は計画倒れになるか...一日の充実度にかかっている..


2004年03月24日(水) 子供の笑顔

”僕と彼女の...”が終了した..感動的な最終回であった..

 仕事のために結婚していなかったり、子供を仕事のために作らなかったり、仕事を理由に子供を作らない家庭が多い世の中だが、子供の大切さを認識するドラマだった..

 男がいい仕事をするのは、自分の幸せではなく、多くの男は家族の幸せを考えて仕事をしているのではないか?女性の仕事はどうだろう..家族のためという意識は強いのか?これはわからない..

 しかし、子供は親の仕事なんておそらくどうでもいいのだ..ただ単に父や母でいいんだろう..それは仕事ができてもできなくても関係ない..

 それはまさに無償の愛情である..それは仕事をがんばっているから得られるものではない..

 無償の愛情表現は、子供の笑顔である..子供の笑顔をみると何もかも許されてしまう気がするのだ..家族が楽しく、笑いながら一生が過ぎていければ何もいらない気がしてくる..

 ドラマから心の休養をもらうのはあまりに安いが、年老いた私には貴重な時間である..


 


2004年03月23日(火) 親父炸裂

昨日、飲み会があり、議論をした..熱くなりすぎて今日はオーバーヒート

 そもそも親父は体をいたわらなくてはいけないのに少々がんばりすぎた..反省..

 しかし、楽しい飲み会だった..しかし、私は年をとったらホントに、いやみな親父に成長するだろう..

 うちに部署には、もうひとりUおやじがいる..最近Uおやじも元気である..Uおやじはどちらかといえば文句おやじだ..

 そもそも、”文句”というのは生産性が低い行為だ..”文句”はいえばすっきりするが、消費的で下手すれば人間関係も崩れる..

 来年度は、そのUおやじも積極的に活動するらしい..

 いやみ親父 VS 文句おやじ 

 この戦いはどっちに勝利が訪れるか..親父炸裂2004だ..


2004年03月22日(月) 疲れが...

やはり年のせいか、最近のばたばたで疲れが溜まっている気がする..

 40才を過ぎると、どうもからだの動きが鈍く、体温の低下が著しい..

特に連休の子供の相手は大変だ..容赦なく、肩車が襲いかかる..

おまけに耳が悪いために、大きな音が苦手で子供の声と若い女の子のキーキー声がとにかく響くのである..ほんとやっかいだ..

 とは言っても、まだまだ若い者にはまけられんとばかりに、自宅のまわりを7km走った..そして腕立て、腹筋などの補強を行った..しかし、これまた、子供が面白がって乗ってくるので負荷が倍増だ..

 ..そうか..この疲れは昨日のハードトレーニングのせいだという気がしてきた..そういえば、今日の朝、体重が1kg落ちていたなあ..

 こんな事も気がつかないなんて、頭の老化も進んできたか..

 トレーニング!トレーニング!

 


2004年03月21日(日) SO

スペシャルオリンピックスという知的障害者のスポーツ組織がある..

 ちょっとつきあいがあり、その活動に参加したが、いろいろ思うところがあった..

 まず、健常者のスポーツ組織では選手が厳しく選考されたり、努力するのは選手個人という感覚だが、この組織ではコーチの努力が選手の成績に反映されるという感覚があるように思える..

 このことは、いかに上手に教えるかと言った工夫や方法を生み出す気がした..そして実際に卓球の教え方がいかにもスモールステップだ..

 知的障害者はそもそも卓球台に行っても何をするかわからない..だから何をするのかということから教えなくてはいけない..そこでコーチはネットを上げて台の両方から玉をころがす練習をすることで、まず”やりとり”を教えている..これは障害者スポーツセンターなどではなかなかできないことだ..特別な研修を受けた人だけに出来る技である...

 また、福祉的な観点で行っているという点が少し希薄であるという気もした..コーチたちは選手の能力向上に最大限、意識を集中させているが、家族に与える効果などについてはあまりこまかな視点はない気がした..

 たとえば、知的障害者の機能向上という視点がどれほど家族に勇気を与えるか、またその場で家族も汗を流し、スポーツ活動空間を共有する喜びをまだ、認識していないきがする..

 しかし、なかなか面白い..この組織をもう少し分析したい..


2004年03月20日(土) 象牙の塔

国公立大学の自己点検、自己評価が発表され、最低ランクに入った大学、学部もあったそうだ..そしてこれは予算配分に利用される...

 僕は親父でありながら、というか親父だから批判されたり、逆風に会うのが好きである..

 批判もまともな批判は良いが、くだらない批判もある..しかしそれも楽しいし、そこから新しい考え方が生まれてくる..怒ったら怒るエネルギーでさらに年がとりそうで、怒る気もないというのが本音かもしれないが..

 昨日は、我々の部署の教務会があった..そこで自己点検、自己評価の話をした..やるからには”やる”...得意の自己暗示だ...

 他の大学では、徐々に選択になっていくようだ..おそらく少子化に伴う予算面かもしれないが、そこは戦略的に攻める..これはエネルギーのいることだが、ホントに重要だと思っているからしょうがない..

 批判嫌がる象たち..えさがなくなったら生きていけませんよ..


2004年03月19日(金) 大学のブランドイメージ

原田社長と言えば、マッキントッシュとマクドナルドという二つのMACを制覇した人だ..

 その人がある雑誌にコメントを書いていた..

”自身のプロダクトやブランドイメージは広く知らしめていく努力をしなくてはいけない”

 Appleのブランドは”ライフスタイルブランド”生活の中で家電のように使えるイメージと言うことなのか?

 最近の大学教育をひとつの教育サービスという視点に立つならば、自分たちの教育にどういうブランドイメージを持たせるか、そしてそれをどのように広く伝えていくかという視点を持つ必要がある..

 大学が特色を持つと言うことは、大学としてのブランドイメージをいかに形成するかということも重要だろう..

 会社と違って、大学は教員がどのような仕事をしているのかを完全に把握することは困難である..
 従って、かりに研究室のイメージが学生や大学当局とずれている場合には、積極的に”知らしめていく”努力をする必要があるのかもしれない..

 最近、梅田地下鉄にはカラフルなiPodの宣伝がちりばめられている..
これが、カラフルなipodの宣伝とともに大阪直営店進出のメッセージだったとは驚きだ...

 もう親父は引退して若い人にかんがえてもらおうっと..


2004年03月18日(木) 立命10万

立命館の入学志願者が10万を突破し、早稲田の次に人気だという..

 確かに立命館の改革には斬新なものがある..すべてはうまくいっていないが、たくさんのくじを引いている感じがする..

 教員の質も高く、COE採択が文理両方から出ているし、そういう人材を集めている感じがする..

 うちはどうか?...????...頑張って欲しい..

 いずれにしても、いろいろなアドバンテージが必ずあるはずだ..そのアドンバンテージをいかに活用するかが勝負だ..立命館は京都のアドバンテージを最大に生かしている..金沢工大は海の近くなので、新入生の研修に上手く活用している..

 大胆で斬新な改革を行うことは勇気がいることだが、それを恐れていては前に進めない..また、止まっていても後退する..今の大学は下りのエスカレーターを登っているようだ..

 大変な時代である..


2004年03月17日(水) 受賞!

知り合いの先生が、日頃の業績が認められて受賞されることになった..

 大変、喜ばしいことで感無量だ!

 どんなことでも、一歩前に出ることは勇気がいることである..自分の仕事がホントに評価に値するんだろうか、馬鹿にされるんではないか..

 しかし、世の中は批判に満ちあふれている..批判されたり、評価されたりすることを恐れず、一歩前に進むことが必要だ..

 仮に失敗しても、落ち込みは1日だけ、次の日からまた前に一歩進む..

 失敗をしたら、その原因を追及し、戦略的に挑戦する..

 そんな事を繰り返せば、気づいたときには世間から業績だけでなく、その姿勢も評価される..

 ....なんて、自分にも自己暗示をかけています...


2004年03月16日(火) 結局は京大、東大か..

 京大、東大のブランド力はかなり強固だ..

当たり前のことかもしれないが、大学院の学生の京大、東大ブランドは高い..

 確かに、学力や研究能力は高いかもしれないが、研究室の話題と言えば、学力、研究力に終始する..

 また、教育の話題はかなり低い..というか、その話題は馬鹿扱いだ..
教育をやっている大学教員=研究能力がないという事になっている..

 私もよく、N先生から”所属が私立だから..”とか言われたが、研究至上主義の問題を身にしみて感じる時がある..

 また、国立だ、私立だと言われなくなる横並びの時代が来たときの恐れを抱いている感じもした..自分たちは研究者だという既得権を維持したい欲求はかなり高い..

 さあ、4月から国立は独法化だ..どうなるか?

 


2004年03月15日(月) 光とともに...

春から、自閉症児を抱えた家族の話がドラマ化される..

かずみんが一応、その漫画を購入し、少し読んでみた..

なんとなく、昔を思い出した..

 年をとると、2,3度は心から笑えない出来事に会う..ずっきーの事も相当悩んだし、なんとかしたいと思った..

 今考えれば、かなり精神的に不安定な時期だったと感じる..ずっきーをセンターに連れて行くために、こうじろうを保育園に朝連れて行き、そして迎えに行った..そして実験はうまくいかず、いらいらしていた..

 しかし、ずっきーを育てていると、自分には無限の可能性があると感じることができた..仕事も本気になれたなあ..

 そして、健常児ではあたりまえのことだが、ほんのささいなずっきーの進歩が、貴重でホントにうれしいかった..そしてそういう事をもっと大切にしたいと感じた..

 自分の仕事もよくみれば、毎日毎日、少しずつ成果が出ていると感じることができたし、先ばかりを見ずに1日1日を大切に生きようと感じたもんだった..

 しかし、親の心配とは無縁で、本人は意外と楽しそうだ..世間は偏見に満ちあふれているが、障害児に関わらず、いろんな人がいて、その人なりの生き方がある..他人と比べるのではなく、自分の生き方の中で幸せを見つけていけば良いわけだ..

 しかし、余りに身近なので、この漫画を読んでと人に勧めることができないなあ..

 もし、読みたいと言う人は直接買うか、私にメールください..


2004年03月14日(日) ボーリング世代

スポーツ大会+送別会があった..

スポーツはボーリングだった..ボーリングと言えばよくやったもんだった..
ボーリングは体を使うし、何よりも意外性と簡単さが受けている..他の
人たちを見ると笑いが絶えない..今の世代、この笑顔が重要だと感じた..個人が尊重され、ネット世代だが..たまには家族や友人とボーリングをして、お互いの笑顔を見よう..これはデジタルコミュニケーションでは得られない感動だ..
 
 さらに、今の若いひとは..下手である..というか..体のマネージメントがあまりにもできていない..

 ボーリングはボールの重さを変えれば、小学生でも出来るスポーツだ..
小学生でも100点は軽く超えるのに..

 研究室のメンバーはほとんどが、100点に達しない..教えても動作ができない..考えて体を調整することができない..そういう教育を受けてないのか..どんなに賢くてもそれじゃあ、だめですよ..

 だから、点数の高い人はだいたい親父である..親父度と点数は比例するようで..私は168点..親父の王様..King of Oyaji..

 もっと、みんなボーリングというか、体を使う遊びをしましょう..

 


2004年03月13日(土) 一流、二流..

大学関係者だけでなく、多くの人は仕事や趣味で一流になろうと努力する..

 ある記事に、”どんなに能力が非常に高くても自分の能力に満足し、努力しなければ、それは一流とはいえない。能力が高くても上を目指して努力する人が一流と言える”という趣旨の内容が掲載されていた..

 たとえば、研究で最高峰の論文を出していても、自分が素晴らしい研究者と自負し、他人の研究能力の無さばかりを指摘していたら、その人は一流とは言えないのだろう..自分の能力を謙虚に受け止め、他人のことよりも自分の能力の向上に努力する、またはできる人が一流だということになるのかもしれない..

 簡単に言ってしまえば、謙虚さのない人は一流にはなれないということかもしれないなあ..

 白い巨塔の財前教授は、手術の腕は一流だが、患者への説明不足で裁判に負けたが、これは、医者として二流だったということだろう..

 研究者として一流、教育者として二流..こんな人は山ほどいる
 教育者として一流、研究者として二流..こっちの方がまだいい
 
 教育者として研究者として一流になれるよう、老体に鞭をうち、定年まで
 がんばろうかな(どうしようかな.だいぶ不安な私)


2004年03月12日(金) 晩婚のコスト

どこかで見た資料だと、晩婚で家族を持った場合と早く家族を持った場合とで最低でも1000万ぐらいの差があるそうだ..

 これは、晩婚だと子供が大きくなって学費がかかるときに定年を迎えなくてはいけないかららしい

 大学院卒業を想定すると、学位をとって就職すると最短で27才ぐらいだ..以前は大学の定年が65才ぐらいなので、問題なかったが、最近では就職がないうえに、定年の早くしようという動きすらある..

 だから、ポスドクの期間が長ければ長いほど、金銭的なリスクが生じてくるわけだ..

 これを回避するためには、できるだけポスドクの期間を短くして、貯金する..または奨学金の返済に充てる必要がある..

しかし、このような事情があるにもかかわらず、ポスドクの給料はかなり低い..

 だから、もし、ポスドクの期間が長くなってしまったら、無理に公立の大学に就職するのではなく、少し雑務が多くなるかもしれないが、私立の大学に就職した方が人生の幸せに繋がる可能性が高い気がする..

 私立にもよるが、35才、平均年収で100万ぐらい違うのではないだろうか?これはかなり大きいし、奨学金があったとしても3年程度で完済できる可能性があり、その後、30年勤めたとしても、公立ひかくしても3000万多く、もらえる可能性がある..

 退職金、年金不安が続く中、晩婚者のリスクマネージメントは重要だ..

 


2004年03月11日(木) 実験くじ

やっと、復帰です。ご迷惑をおかけしました

なんか、インターネットの接続が出来ない状態で大変でした..

この数日、いろいろあったのだが、あまり古いことを書くのもつまらないので、書かないことにします..

 今週はとにかく、実験が徐々に進みつつある状況で、ホッとしています..私の分野はやったから結果が出るというものではなく、ひどいときには10年かけても論文にならないということもある..大変なことです..

 じゃあ、どうするか?ひたすら、くじを引き続けるわけです。つまり、時間をかけてものになりそうな実験をひたすら時間をかけてやり続ける..実験と実験の間に実験をいれて、倒れたときに休むという生活をおこなうわけですな..そうじゃないと勝てない分野なんですね..

しかし、最近はおやじ進行度が加速しているので、体力勝負ですね..おやじになればなるほど元気じゃないとばりばりと仕事がこなせないわけです..

 倒れて休む程度ならいいですが、永久に休みにならないように気をつけます!


2004年03月08日(月) ポーズではなかった

家族とスキーに言った..

仕事をしていると、前しか見えていないので”もっと、仕事をしなくてはとあせったり、”こんなんじゃ、だめだ”と自分を責めたりするが、家族と仕事のできない山奥に行くと、そういう時間が止まると思っていた..

しかし、そうではないことに気づいた..時間は進んでいる..
そして、止まってはいないのだ..子供たちは健康に成長し、家族も幸せな時間を進めている..

”これでいいのだ”と自分を許せる時間だ..たまには家族という足下をみる時間が必要なのだ..

そういえば、娘が最近、よくこんな歌を唄っていたなあ..
”ほーら、足下をみてみてごらん、それがあなたの進む道..”

娘が唄う歌に耳を傾け、人生を考えよう!(たそがれ親父)


2004年03月05日(金) 説明責任

白い巨塔の結末は、どうやら、患者へのインフォームドコンセント不足の件で財前教授の敗北が決定しそうである..

 インフォームドコンセントというか、アカウンタビリテイというのかはよくわからないが、患者への説明責任というのは、大切になってくるだろう..

 教育でも、その運営として教育の説明責任とその結果責任という考え方があるようだ..責任ばっかりで、責任感の強い人しか、この時代生き残れない気がするが、これまた、大切な概念だ..

 ただ、”患者が良ければ良い””学生が満足すれば良い”というと少し違う気がする..こういう短絡的な結末に至らないためには、サービスを受ける側も勉強しなければいけないことになる..

木曜日は”エースをねらえ”も見ているが、
宗方コーチ”今頑張れば、お前は世界で活躍する選手になれる!”
岡ひろみ”わかりました、コーチ!!”

これは一応、インフォームドコンセントということなんだろうか?

それとも
宗方コーチ”今頑張れば、世界で活躍できるぞ、しかし、頑張らなくても、幸せな人生を全うできるぞ、どっちにする?”
岡ひろみ”????”

最近、親父になってきたせいか、くだらないことで頭が満たされているなあ
..




2004年03月04日(木) スポーツ歴

 大統領選はケリーが優勢らしい..

今日の新聞に、ブッシュとケリーの出身大学などが書いてあったが、その中に軍歴、スポーツ歴などが書いてあった..

 イギリスでも、ホントに優秀な学生は最後は体力テストで選抜する大学があると聞くが、日本ではスポーツ推薦はあっても、あまり常識的な話ではない..

 日本でも、文武両道という言葉があるが、いまでは形骸化しているのではないかな..

 日本であまり、体力、運動歴が重視されないのは、日本軍のマイナスイメージと無縁ではないと思う..みんなが一緒に体操というと日本軍を思い出すというわけだ..

 もうそろそろ、上に立つ人の評価として、スポーツ歴などを入れて評価したらどうかな..

 総理候補 ”京都大学卒、政治活動に参加、学生時代アメフトで大活躍”

 おやじ代表 ”納豆大学卒、飲み会活動に参加、学生時代かけっこで2番”

 むむむ..


2004年03月03日(水) 偉い先生方へ

拝啓 独立行政法人化に関わる先生方へ

 先生方の議論にはふたつほど、質問があります。

 ひとつは、授業料を安くしないと、経済力がなく、優秀な学生は大学に進 
 学できないから、私立のように授業料を高くできないと言っています。公
 立はそういう役割を果たしているともいいます。しかし、ほんとにお金が
 ない学生は奨学金を与えているんではないのですか?それでは、不十分で 
 しょうか?

 もう一つは、独立行政法人化によって、私立と同じになって、授業は増えるし、基礎研究は出来なくなるし、困る。だから、この世の中、講義中心の大学と研究中心の大学に分けたら、どうでしょうかと言う議論がありますね。結局、研究だけしたいんじゃないですか?じゃあ、研究所に行けばよろしいのではないのですか?

 提案です。ノーベル賞を取ってない先生はすべて、講義中心の大学に移ると言うことです。いかがですか?それとも、学会発表できる先生は、すべて研究型大学に移りましょうか?

 選別の基準なんて、結局、自分たちの既得権を保護するためのものにすぎないのではないでしょうか?

 御反論をお待ちしています!


2004年03月02日(火) 秘書って味気ないな

3月の終わりにひさしぶりに知り合いに会おうとメールをした..

 すると、秘書だというひとから、メールが戻ってきて

”Kはその日は都合が悪いと申しております.また、是非お会いしたいと申しておりますので、前日はいかがでしょうか?”

 忙しいのはわかるのだが、同級生なんだから直接メールくれたっていいんじゃない?

 今後、大学間でベンチャーが出て、秘書がつくと、

 ”こちらは、現在、体育の授業で実技を行っておりますので、後ほどご連絡いただけないでしょうか?”

 ”了解しました。しかし、こちらも次の時間は実技ですので、また後ほど終わりましたらご連絡します”

 そして、秘書をつれて飲み会になるのか..これじゃ何もはなせないな


2004年03月01日(月) 3月か..

3月に入った..

毎年なのだが、3月にはいると授業が近づくせいか、なんとなくプレッシャーがかかってくる..

 今日は、セミナー担当だ..新テーマの説明をしなくてはいけない..

 実験データは一部出ているので、ここからスタートをしていきたい..

新テーマは、その研究室ではかなり異質である..しかし、解析手法は類似しているので、わかってもらえると思う..

 重要なのは、批判的な視点で議論して欲しいことだ..これが意味ないとか、この実験は必要ないとか..

 その批判的な議論で、新しく気づいたり、新しい方向性が確認できる..

その人が好きとか嫌いとかはおいといて、純粋に議論できる環境に自分を置いておきたいと思うなあ..

 


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