今日もアリガトウゴザイマシタ。
■キミはピアノに登ってオンガク。
2015年07月26日(日)
娘・R(11才)と息子・タク(9才)のピアノの発表会があった。
行なわれたのはとあるコンサートホールで、以前僕が好きなアイドル・Negiccoもライブをやったところ。Negiccoと同じステージに立つとは、おそろしい子。
こういう場所での発表会なので子供達の服もそれなりの格好に。タクは白のポロシャツにゴムバンドのなんちゃってネクタイを締め、下は半ズボン。RはAラインの黒いドレスだ。なかなかゴージャスである。嫁が選んだものだ。
去年は僕がRを連れてって発表会用の服を買いに行ったものである。どうも胸元や肩が露出しているドレスは僕は好きになれないため、普通のお嬢様風ワンピースを選んだ。試着してRも気に入ったので買って帰ったら
「地味すぎる!地味すぎる!地味すぎて震える!」
と何度も何度も嫁にDISられた。あの服、今、どこにあるんだろうか…。
確かに他の女の子達を見てみると確かに派手なドレスが大多数じである。みんな着飾っていてカワイイ。そんな女の子達のうち、ふたりがタクのそばに走って来て、クスクス笑いながらタクの頭をなでたり腕をツンツンしてちょっかいを出している。
「なんだよ!寄るな!」
とタクが叫ぶとキャアキャア逃げて行く。このふたりはタクの音楽教室仲間の年上の女の子達である。お姉さん方に可愛がられていいなあ。サッカーとピアノを学び、女の子にもてるタク。パパはお前をそんなリア充に産んだ覚えはありません!
で、肝心の演奏の出番となった。演奏する前に、司会のお姉さんが予め集められたプロフィールを参考に、
「将来はお花屋さんになりたいです」
等と紹介する。みんな
「地域の消防団に入っています。将来は人の役に立つ仕事をしたいです」
とかすごい立派なことを言っているのにタクは毎年
「大金持ちになりたいです」
と紹介されて他の親御さんたちから「わはは」と笑いを取ってしまう。もはや持ちネタ。それからの演奏。普段のふたりの練習を見ていると、僕の目からも
「やっつけでやってんなー」
ぐらいのレベルなので大して期待してなかったがやはりその通りで、何度かつっかえながらのショパンとかそんなのの演奏であった。
ピアノの先生によると、仕上げの時間が短かったのでそれでもよくやった方だという。
今日は僕の母も観に来るように呼んでいて、母はわりと「よくやった」「立派に成長したねえ」と感動しっぱなしであった。最近あまり頻繁に実家に帰れないからなあ…。
Rとタクは大変なものを盗んでいきました。祖母の心です。
ショパン3世。なんちて。
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今日もアリガトウゴザイマシタ。
■酒と涙とオヤジと太もも。
2015年07月22日(水)
この土日はおっさんソフトボールチームの活動で潰れてしまった。
土曜日は練習試合、日曜日は本番の大会で、結果から先に言ってしまうと相手が勝ったりウチが負けたりな結果であった。
土曜日はずっと曇っていて時々雨がポツポツ落ちてきて天気は悪かったけれどもその分暑さは控えめで比較的やりやすかった。それに比べて日曜日は思いっきり快晴。暑いぜ暑いぜ暑くて死ぬぜな容赦ない日差しで、補欠でほとんどベンチにいた僕ですら立ってるだけで疲労度がハンパなかった。
ましてやレギュラー陣となるとキャッチャーが熱中症でぶっ倒れるし他のメンバーも回を追うごとに目に見えて守備の動きが悪くなりエラーを続出していた。そしてバッティングもしょぼくなり、日照りはカンカンなのに打線は思いっきり湿ってるぜえ…という体たらくであった。
「高校野球っていつもこんな中頑張ってるんだな〜。俺たちもがんばんべ!」
「無理無理無理。俺らオヤジだし。ピチピチ高校生と比べられてもな〜」
そんな感じで日曜日がヘロヘロだったのは暑さによるものが大きかったが、要因はもうひとつあった。土曜の練習終了後にみんなで飲みに行ってしまったのである。もちろん飲む前は
「明日の景気づけにサクッと飲むだけだから7時には帰るぞ!」
と何度も何度も念押しをして飲み屋に入った。飲む前の約束なんてヤル前の「さきっちょだけだから」ぐらい当てにならない。でももしかしたら今日こそは珍しくスッと引き上げることができるのではないか…と考えてしまうのが人情である。
早く飲むべ、と目星を付けた店に行くとまだ開店15分ぐらい前で準備中であったが、のれんを持って出てきた気のよさそうな兄ちゃん店員が
「イイッスよ」
と入れてくれて宴会開始。
「ここはビールとハイボールが安いんだよ!」
とこの店を推して僕らを連れてきたオヤジが言う。なるほどビールが290円でハイボールが190円だ。僕は最近ハイボールが好きなので頼んでみたところ
「薄っ」
値段相応に薄過ぎて悲しくなった。
「ちょっと、値段高くてもいいから濃くしてくれない?」
先ほどの兄ちゃん店員に頼んでみたところ
「値段倍になっちゃいますがハイボールダブルってのがありますよ」
「じゃあそれで!」
190円が倍になったって380円だ、僕がそれを頼んだら他のオヤジたちも続いた。
座敷にあぐらをかいて、何杯か飲んでいるうちにいい感じに酔っ払ってきた。
「失礼しまーす。生お待たせしましたー」
ふと後ろから女性の声が聞こえてきたので座ったまま後ろを振り向いてみると、僕の目の前にいきなり生太ももがどーんと現われたではないか!
見上げてみるとショートカットの可愛い女の子店員がにっこり笑っていた。綺麗なおみ足は下半ケツがはみ出るんじゃないかってぐらいのデニムホットパンツからにょっきりと伸びており、ふとももから足の指までふとももももももものうちである。
さっきまで兄ちゃん店員しかいなかったのにいつの間にこんな綺麗どころが…と、しばらく見惚れてしまっていたらしく
「ちょっと!目がヤバイ!視線がわいせつ罪!」
などと言われてしまった。名札には「のっち」と書かれており、
「のっち!ハイボールダブルおかわり!」
わざわざのっちを呼んで頼むようにしたら、みんなも調子こいてのっち、こっちもハイボールダブル、のっち、おじさんにもハイボールダブル、のっち、明日ソフトボールの応援に来てよ、とのっちと接触したいがためにオーダーしまくるオヤジ達になってしまった。当然7時までの約束など吹っ飛んだ。
そんなわけでしこたま飲んだハイボールのせいで二日酔いになった僕らオヤジ達は
「あー…まだ酒残ってるわー。のっちのせいで全てが狂ったわ―」
翌、日曜の早朝から暑さにやられる前から酒にやられていたのであった。
そして試合。僕がバッターボックスに立つ。相手のピッチャーは七色の変化球を持つと定評のある剛腕ピッチャー。なんでそんな野球マンガみたいなのがこんな枯れたオヤジばっかのチームにいるんだよっ。
第一球!スパーン!すげえ速い。こんなの打てるのか。
第二球!むっ!内角に来た!え、ちょっと、近すぎ…?
ボコッ。
いてええ!ぼ、僕の左腕にいいいい!
土曜日はハイボール、日曜日はデッドボールでしたとさ。
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今日もアリガトウゴザイマシタ。
■窓を開ければ。
2015年07月17日(金)
とある土曜日の朝、息子・タク(9才)がおずおずと僕に頼みごとをしてきた。
「ねー、パパー、今日ね、『妖怪ウォッチ』のゲームの発売日なんだけど、買ってきてくれないかなあ」
なんでも「妖怪ウォッチ」の何作目かのゲーム発売日らしい。しかしタイミング悪く今日は子供達が休みじゃなくて学校に行かなければならない土曜日だったので、売切れにならないうちに買って来てほしい、とのことだった。
「パパは金出さないぞ」
「わかってるよ!ボクのお年玉とかお小遣いで買うよ!」
なるほど。そのへんはアッパレである。だったら買って来てやってもよい、と、タクからゲーム分のお金を徴収した。
ただ、「妖怪ウォッチ」は今、ものすごい人気である。主要キャラのジバニャンやコマさんといえば、20世紀代に大活躍した青色の猫型ロポットや、20世紀末にブレイクした黄色い電気ネズミをはるかにしのぐ大人気キャラである。カラオケに行くと
「ウォッチ!今何時?いちだいじ〜!」
などと「ようかい体操第一」を歌うちびっ子の声が聞こえない時はない、と言ってもいいほど。ていうかウチの子らは絶対2度は歌う。
なのでそのゲームとなると、ものすごい人気で売切れ続出なのではないだろうか…?と不安になった。ゲーム販売店い行ったはいいもののどこも売切れで店をハシゴしても手に入れられませんでした、とか、売っていてもものすごいボッタクリ値だったり、たけしの挑戦状とかのめちゃくちゃなクソゲーと抱き合わせ販売させらりたり、とか、かつてドラクエ購入時に味わった大人の汚さを再び味あわなければならないのだろうか…と不安になった。
しかしそれは杞憂であり、開店直後に行ったゲーム店では僕がイメージしていたような超行列とか速攻売切れみたいなことはなく、客は3人ぐらいしかおらず、妖怪ウォッチのゲームも普通に棚に並んでいた。今は店に買いに行かなくてもダウンロード版もあるらしい。
それをレジに持って行くと、隣のレジで女性店員とオバチャン客がめちゃくちゃ口論をしていた。
「今回はそうしますけど、ホントはダメなんだからもう二度と受け付けません!」
「なによ!私は説明受けてなかった!分からなかった!」
「いいですから!もう絶対にそういうこと言わないでください!」
断片的に話を聞いた限りであるが、サービスのクーポンを使える、使えないの言い争いのようであった。この女性店員、店のオーナーとかじゃなく単なるバイトっぽいのにここまでリスクを背負ってお客とガンガンバトルしてるっていうのは余程お客が理不尽なことを言いまくってるのかな…と、全く関係ないことなのに興味津々になってしまった。
「4,622円です」
それを横目に僕は隣のレジで男性店員にお金を払う。6千円お釣りをもらうために10,622円を出したら
「8千円のお返しです」
「うおおおい!」
ここの店員たち、色んな意味でデンジャラス。
そんなわけで無事ゲットしたソフトを、昼過ぎに息を切らして帰って来たタクに渡すと
「やったあああ!ありがとおおおお!」
1万円やってもここまでよろこばないだろうってぐらいにテンションが高まり、さっそくゲームを開始した。
「あのねえ、ボクのクラスの男子、全員コレ買うみたいだよ」
「へえ、そんなに」
「マコトってのがいるんだけどね、知ってる?」
「いや、知らんけど」
「そいつね、カワイイ女の子妖怪の百鬼姫しか仲間にしないんだよ!変態だ!」
妖怪ウオッチのゲームでは、妖怪を仲間にし、パーティーを組んで敵と戦うことが出来る。そのマコト君というのは百鬼姫(ひゃっきひめ)というカワイイ女の子妖怪がお気に入りらしい。しかも
「百鬼姫だけ真っ先にレベル99にするんだよ!変態だ!」
だそうで、マコト君とやらは4年生ながらなかなか女キャラ好きな少年であるらしい。だからといって変態呼ばわりするのは酷だとは思う。タクもちょっと大人ぶりたくて「変態」と言いたいだけじゃないのか。
確かにそんな風に友達の言動を彼なりに解釈してネタにする、みたいなところは急に大人びてきたなあ、なんて思わなくもないんだけど。
週明け、僕が会社に行く時にタクはやはりそのゲームをやっていた。
「遅刻するぞ。大丈夫か?」
と声を掛けて家を出ようとすると、タクが僕の股間をいきなりまさぐるではないか。
「なにすんの変態!」
しかしタクは
「チャック開いてるよ〜!」
なんと、社会のウィンドウズ8がバックリ開いており、朝からまいっちんぐな感じであったのだ!危なかった。このまま外に出てご近所さんを恐怖のズンドコに陥れるところであった。
いや実際タクは大人びてきた。口だけじゃなくて本当にしっかりしてきたわ。そして変態は僕であった!
ウォッチ!今何時?クソオヤジ〜。
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■しおしおのぱあ。
2015年07月14日(火)
土曜日深夜のフジテレビで放送されている「ラーメン大好き小泉さん」というドラマ。
やたらとラーメンに詳しい女子高生・小泉さんがうまいラーメン屋めぐりをする、という話である。深夜だけに観た後にラーメンが食べたくて食べたくて悶絶してしまう恐れ(西野カナのみ震えてしまう恐れ)があるので、小腹が空いていたら録画して翌朝観る方が無難である。
幸か不幸かウチの近くには深夜だろうが絶賛営業中のおいしいラーメン屋がいくつもあり、欲望の赴くまま食べに行くことができてしまうのだ。ただし僕はこれ以上太りたくないので、ガマンして録画し、日曜の朝に家族みんなで観ていたら
「お昼はラーメン食べたい!」
満場一致でそうなってしまった。そりゃそうだよね。というわけでじゃあどこのラーメン屋にするべか、という話になった。ウチの家族はそれぞれ無駄にこだわりがある。
「塩ラーメンがいい」
と言うのは嫁で、娘・R(11才)は
「タンメンか塩ラーメンがいい」
と言う。じゃあタンメンと塩ラーメンが美味い店にしようかとすると
「ボク塩ラーメン嫌い」
と息子・タク(9才)から横槍が入りけっこうめんどい。以前塩ラーメンしかない店に入ってしまってタクに泣かれたことがありあの時は参ってしまった。各自の好みを合わせるとなるとそれにマッチする店はだいたい限られてしまって
「じゃあここでいいかね」
連れてった店は、とある塩ラーメンが絶品かつしょうゆラーメンもある店。何度も来たことがあり新鮮味に欠けるが好き勝手にほざく家族全員が納得するのはここしかあるまい。
「いいよ」
「うん、いいよー」
店に着くと嫁も子供達も満足そうでホッとする。メニューには「トマト酸辛麺」「冷やしラーメン」など、初めて見る夏季限定メニューなるものがあり、
「いつも塩ラーメンだとワンパターンだから限定メニューにチャレンジしてみようかな」
新鮮味に欠けるがゆえに冒険してみようかな、という気持ちになった。
でも迷った。やっぱりスタンダードな塩にしといたほうが無難かな…。何故ならば
「考えてみたら『トマト』も『酸辛』も『冷やし』も僕、好きじゃないんだよね」
「なんだそりゃ」
優柔不断を嫁に呆れられながら結局塩ラーメンの食券をポチっとな。タクだけはしょうゆラーメンだ。
「あっ!小泉さんがある!」
めざとく店の本棚にあった「ラーメン大好き小泉さん」の原作マンガを見つけ、ラーメンが来るまで夢中で読む子供達。
塩ラーメンと「ラーメン大好き小泉さん」。
僕も本当は読みたかったのだが奪うのも大人げないので、カウンターに掲げられているこの店のラーメンの薀蓄書きを読んでみる。
「へー、この塩ラーメンには日本酒とか貝柱とかでダシを取ってるんだって」
「へー」
もう知ってるよ、という感じの嫁。塩ラーメンだけに塩対応(しょっぱいリアクション)である。なんちて。僕はよくある気持ち悪い薀蓄を垂れるラーメン評論家とかラーメンブロガーのコメントのように語ってみた。
「ここの塩ラーメン、いつも味に深みがあると思っていたがその秘訣は貝柱と日本酒にあったんだね。これがミソなんだね」
「塩ラーメンだっての」
塩対応〜。
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■どこです?ココッス。
2015年07月02日(木)
嫁がママさんバレーの打ち上げでいない夜、子供達はファミレスに行きたいのだと言う。
「どこがいい?」
「COCO’S!」
「えー」
COCO’Sか…。この辺ではあまり見ない影が薄いファミレスで、ウチからは少し離れたところにある。すぐ近くにバーミヤンとかサイゼリヤとかガストとかロイヤルホストとかいっぱいあるのに、なぜわざわざ選ぶのだ、と聞いたら
「ハンバーグがおいしいから」
「へー」
そういえば以前にも1回行ったのだった。それでわりと気に入ったらしい。僕はなんか雑炊食べてたので分からかったがそんなにいいのかしらん。
出掛ける前にふとファミレスについて検索してみたら
「ファミレス 勢力図 [ 2015年 ]」(http://todo-ran.com/t/kiji/11385)
というページがあり、それによるとCOCO’Sの店舗数はガスト、サイゼリヤ、ジョイフルに続いて4位だという。昔はすかいらーく、デニーズ、ロイホの3強のイメージがあったが。影が薄いとか言っちゃってすみません。ていうかジョイフルって見たことない。
そんなわけで15分ぐらいかけてチャリで来た。着いてみるとちょっとだけ待たされた。
「へっへっへ。コレ持ってきたんだ」
息子・タク(9才)はニンテンドー3DSとタッチペンを手に取りゲームに没頭。しばらくして席に通されると
「これが好きなの」
Rがメニューの中のひとつを指す。お目当てのハンバーグだ。タクも別のハンバーグ。僕は…というと、ファミレスの料理にはあまりそそられないので、フライドポテトをつまみながらビールをあおることに。
「パパ、ハンバーグの中は赤くて大丈夫なの?」
などと乙女の素朴な疑問を飛ばすR。
意外なことにふたりとも残すことなくぺろりと平らげてしまった。さらには
「さくらんぼのパフェ食べたーい」
スイーツなわがままを言ってきた。えーまだ食う気かよ、と思ったのだが、ダメと断ってケチと思われるのも嫌なので、まあ好きにしろ、と頼んだところ、結構可愛い女の子店員が運んできた。子供たちよでかした。さくらんぼだけに、わっかい娘がウッフンだな。なんちて。
子供達はパフェもあっさり食い尽くして満足したようで、ウチに帰った。ところが帰った途端
「パパ、DSのタッチペン忘れたみたい…」
「ふざけんなー!」
よりによって近くのファミレスじゃなく遠い店に限って…。
「いつも店を出る時とか電車から降りる時とかは忘れ物ないかちゃんと確認しろって言ってるだろ!だいたいお前は生まれたときからタオルをふんふん口に当ててるから、何十回もタオルを忘れたり落としたりしてたんだぞ!そのたびにパパが探してたんだからな!その時からちっとも変わっちゃいない!」
虫の居所も悪かったので散々タクを叱りまくった挙句、しょうがないので店まで戻った。
「もし店の中で見つからなかったら…」
駐輪場や路上などでも探さなければならないじゃないか、と絶望のズンドコに陥りながらも一応懐中電灯を持っ。いくら夜の東京が明るいと言ったところで、暗いところああるわけだし、そんな暗いところにこんな懐中電灯を照らしたところで何の役にも立たないだろうなあ…とすんごいめんどくさくなりつつ店まで戻ったのであった。
店の中に入ると、幸いなことにさきほどさくらんぼパフェを持って来てくれた可愛い女の子店員がいた。その子は僕を見かけると
「あれ、ちょっと前帰ったオヤジじゃね…?」
みたいな顔をしていたが
「忘れ物したようなので戻って来ました。ニンテンドーDSのタッチペン…って言って分かりますかね…?」
と声を掛けると、その女の子店員は顔をパアアと明るくして
「あ、これですね!私、お客様が帰られた後、見つけてたんです!」
サッと胸ポケットから取り出すではないか!
「それです!どうもありがとうございました!」
いやー、COCO'Sの店員さん優秀すぎる。すぐさま解決してしまった。しかもカワイイ店員さんの制服の胸ポケットに保管されていた。ということは店員さんのオパーイとかなり至近距離にあったということであり、受け取った時に感じたタッチペンに残っていたぬくもりは、オパーイのぬくもりということであろう。
タッチペンだけに、オパーイにタッチしそうでありましたとさ(犯罪です)。
可愛い店員さんとオパーイに免じてタクのことは許してやるか…。
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