妊婦の嫁が安定期なうちに旅行してしまおう!
というわけで大阪・神戸に行ってきた。
関西で標準語(関西人が言うところの東京弁)を使ってると
「東京帰れボケ!」
と、ドツかれるんじゃないかと心配し
「本当は栃木の生まれだべ」
更に言い訳しようものなら
「日光猿軍団と遊んでろダァボ!」
などと道頓堀に落とされるんじゃないかとはらはらしていたが
案内を買って出てくれた
ちりちゃんとその彼氏くんは
とても親切に僕らをエスコートしてくれた。
まず行列のできるお好み焼き店へ連れて行ってもらって
本場もんを食す。
その後ミナミを案内してもらい定番の「くいだおれ人形」や
「グリコ」や「づぼらや」で写真を撮ってもらった。
その他にも派手な看板を見ながら歩いてたら
あやしいメッセージの看板が…。
「みなさん、チェキラッチョですよ!」
…。
何がだ!
夕方ちりちゃん達と別れ、感謝しつつ嫁とホテルに
チェックインしたが、ほどなく
「六甲の夜景を見に行きませんか?」
とのお誘いがかかり、そんなに世話になっていいんかと思いつつも
全面的に甘えることにし、ちりちゃん彼が運転する車に同乗。
湾岸道路を軽快に飛ばすちりちゃん彼。
しかし我々はそこで恐ろしいものを見た。
車両専用道路のはずなのに、
車、100キロぐらいでばんばん飛ばしてるのに、
申し訳程度の狭い路肩に
爺さんが歩いてるううううう!
「よくいますよ」
と、ちりちゃん彼。ホントか?
ちりちゃん彼は地理に詳しく(ダジャレではない)
地獄のようなカーブが続く山道をスイスイ走りつつ
分かれ道になっても
「右曲がる道、めっちゃ渋滞しとるでしょう。
けど左の道のほうがええんです。
みんな道知らんのです。はははー」
と、道路事情にも長け大変頼もしい。
山の上に着くとそこは公園になっており
素晴らしい神戸の夜景が…。
いつの間にかちりちゃんが展望台から
下るあやしい真っ暗な道を降り始めていた。
その様を見降ろす我々。
「…何してんの?」
「なんか暗いしー恐そうだしー死体がありそうだしー
火曜サスペンスみたいやんかー」
今日は土曜だ!いや突っ込むところはそこじゃないか。
夜景を満喫した後、ちりちゃん達にホテルの前まで送ってもらった。
大変感謝しつつ部屋に入ろうとした。
深夜なので明かりが落ちたホテルの入り口…。
暗がりの中に何かがいる…。
植え込みに人が寝てるううううう!
…これもよくいるんだろうか。
昼は電車で、夜は車まで出してもらい、
「おなか大丈夫ですか~」とずっと嫁の気遣いまでしてくれた
ふたりには大変お世話になった。ありがとう~(見てる?)
それにしてもネットで知り合い、実際に会ってみる人は
美男美女が多い。
ちりちゃんもすっごい可愛い女の子だったし
彼も今風のスッキリしたいい男だったし
ウチのサイトに来る人って皆ああなんだろうか。
自分だけオタク顔ってのもやだな…。
アリガトウゴザイマシタ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。