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■熱いメールはホットメール。
2002年01月30日(水)
嫁が携帯を買い換え、ようやくiモードデビューを果たした。

「ねえ、かじ、メール送ってよ」

新しいケータイで早速iモード体験をしたくて
うずうずしているらしい。…めんどくさいな。

「まだ誰からもメールもらってないし、送ってもないのよう」

「はいはい、分かったよ。送るよ…アドレスは?」

「まだ設定してない。番号のまま」

「早く設定したほうがいいぞ。迷惑メールいっぱいくるから…」

「うん、そのうちするから。熱いメールをオネガイ!」

「はあ??」

熱い…ねえ。なんでこの嫁はラブラブ一直線なんだろ。少し考えた末、

「中出し夫婦」

とメッセージを入れ、嫁に送った。

「うわ…そりゃ、熱いわ。熱すぎる」

嫁はそう言って速攻でメールを返してきた。

「濡れてシビれて」

なんとも言えないメッセージだった。


おまけに、その後設定した嫁のメールアドレス


かじ妻@docomo.ne.jp


スペルまでは書かないが…。どうにかならないのか、このセンス。

ていうか、コレ、知り合いに教えることを考えると…

すっごい恥ずかしいんですけど。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■オフ会をやると雨が降るジンクス健在。
2002年01月27日(日)
ウチのホームページに
「魁!オタク塾」というサイト内サイトがあって。

ここのホームページに来てくれるヒトたちの中で
極めてマニアックな趣味をお持ちの方々の
寄り合いである。

今日そのオフ会があったのだが、
オフ会のあと、江古田に戻ってきたら
僕のお気に入りの女の子、Rちゃんがいた。

「うわ、酒くさっ。酒くさーーーー!」

酒を飲んだあとだと必ずRちゃんに逃げられる。

「おいこら、逃げるな」

「あ〜、そうそう、コレあげる」

戻ってきたRちゃんがバッグの中から出したものは、
ジュースの缶のような筒であった。

中を開けるとスポンジが入っていて、
真ん中に切れ込みが…触ってみるとヌメ〜っとした感触が
帰ってきた。

「おいこら、これはオ○ニーグッズじゃないか」

「うふふふ、試してみてよ」

また、なんでこんなものを持ってるんだか。
この子も相当マニアックなんだけど。
このブツはマニアックというよりもディープっていうか。

どうせゲーセンの景品だろうけど。

オタクな友達が多いことを改めて感じさせられた。

「使う時、中が乾いちゃってたら水を入れてね♪」

…はい、分かりました。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■血のバラード。
2002年01月24日(木)
血を抜かれるのが嫌いである。
好きな人もあまりいないだろうが。

かつて僕が色白で病弱な美しい少年だったころ(一部誇張有り)、
病院で採血された。なんで採血されたかは忘れたが
何しろ色白で病弱な美少年だったので(またもや誇張有り)

その時の看護婦が曲者だった。
超ヘタクソ。

なかなか注射針が血管に刺さらない。

「あれえ?あれえ?」

腕に注射器を何度もぶすぶす刺す。
その度にチクチク痛み、「やめてくれ!」と悲鳴を上げたくなったのだが

相手がナースなだけに、ナスがまま。

次第に気分が悪くなり脂汗が出てきた。

ようやく針が血管に刺さり注射器に血が吸いあげられていく。
その様を見ているうちに魂そのものが吸い取られる感覚になり、倒れた。

分かりやす過ぎる貧血。

看護婦は前日の寝不足と朝飯を摂らなかったのが悪いのだ、
と指摘したが

おめーが悪いんだよ。

それがトラウマで今まで一度も献血したことがない。

今日、健康診断であの日以来初めて血を抜かれた。
僕はその様を正視できず、ずっと下を向いていた。

「大丈夫ですか?」

看護婦が心配そうに声をかけてくれた。
ガキじゃあるまいし

「うん僕、注射キライなの」

とは言えなかった。かといって

「夜になるとぶっとくなる注射器持ってるんだよ〜ん」

と、オヤジちっくに答えるのもどうかと。
もっと言えなかった。

海綿体の血まで抜かれそうだし。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■引越しケーキ。
2002年01月23日(水)
いつものゲーセンに嫁と行き
僕のお気に入りのRちゃんに会った。

「やっと引っ越し終わったよ」

とRちゃんに伝えた。

「あ、ちょっと待っててね」

Rちゃんはどこかに走っていった。

「?」

しばらくしてから戻ってきたRちゃんの手には
小箱がひとつ。

「はい、コレ。引っ越し祝い」

「えええええええ????く、くれるの?」

仰天する僕。どうやらケーキのようだ。
まさかそんなコトしてくれるとは。

「うわーん、ありがとうー」

泣きそうな叫びをあげてRちゃんに感謝。
はしゃぐ僕と照れくさそうに笑うRちゃん。

その中で唯一クールだったのが…嫁。

「よかったね」

捨てセリフを一つ吐いて、すたすたすたと
帰り出してしまった。

「おいこら、まてよ」

Rちゃんへろくに挨拶もできないまま
仕方なく追っかける僕。

「アナタ、想われてるねー。よかったねー」

「待てっ。帰るのかっ」

「いい子だねー。惚れなおしたでしょー」

抑揚のない、お経のような、明らかに嫉妬を押さえている声で
ブツブツ言いながら、足早に去ろうとする嫁。

家に着いてから、Rちゃんからのケーキ箱を置き、沈黙。

…。
…。
…。

耐え切れずに口を開いたのは僕だった。

「た、食べていいかな?」

「アナタが貰ったんだから、どうぞ…」

なんだか食いづらいなあ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■ネット難民はつらいでござる。
2002年01月22日(火)
引越しにあたっては
様々な届け出や作業が必要である。

まず引越し屋の手配。

「明日、見積もりに来て欲しいんですけど〜」

「はい、承知しました。で、お引越しは何時に?」

「あさって」

という夜逃げみたいな段取りにも快く応じてくれた。
(一瞬「は?」と引かれてしまったが)
さすが「仕事きっちり」を謳っているだけはある。

それと電気ガス水道の住所変更とメーター読み合わせなど。

これも即対応してくれた。
みんなしっかりやってくれるんだなあ〜。

だが、ひとつだけ連絡とろうとしてもなしのつぶてなのが…

NTT!!

連絡ひとつもよこしてくれない。
殿様商売やってんじゃねえぞ。

そして、これらの業者のどれにも勝る組織が…

NHK!!

連絡してないのに(普通しないけど)、
引っ越したら速攻で集金に来た。

引越しするたびにこの素早さには驚かされる。
どこで見てるんだろう…。
忍者でも雇っているのだろうか。

というわけで我が家は今
電話が繋がってない。

ではこの日記はどこで書いているのかというと、
マンガ喫茶だったりする。

早く帰らないと嫁に怒られるなあ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■トラッシュ・オブ・ザ・ナイト〜ごみの夜。
2002年01月19日(土)
引越しのため、荷作り。
押し入れを掃除することにした。

ココに住んで以来6年、1度も整理したことがなく
ただ物を突っ込むのみで魔窟と化していた。

なので長い間眠っていたゴミが出るわ出るわ。

二年前の菓子折り。

開封することなく捨てる。

五年前のエロ本。

もの凄く懐かしい。涙が出そうになった。

「久しぶりに出てきた懐かしのエロ本を、
捨てる前にもう一度だけオカズにします。
これをノスタル自慰といいます」

ケーシー高峰のようなギャグが浮かんだ。

あほなダジャレ考えてるヒマがあったら
嫁に見つかる前にとっとと捨てなければ。

そんな訳でまとめて捨てた。
だが夜に捨てたのがいけなかった。

明け方には既にゴミは荒らされていた。
袋は破かれ、本の束も紐が外され…

「アナタが出したエロ本、持っていかれちゃったねえ」

と嫁。

…なんでバレてるんだよ。嫁、恐るべし。


少し離れたトコには菓子折りの箱が放置されていた。
箱は開けられ、中のお菓子一個だけを食った形跡が…。

二年前のものなのに…きっと食った奴は一口食べて
後悔したに違いない。ゴミを食うなんてあほな奴だ。

少し前に出した古い布団もゴミ回収車が来る前に
なくなっていたし…この辺に浮浪者でも住んでいるのだろうか。

「コレも大自然の浄化作用ってやつかねえ…」

僕はつぶやいた。

「違うと思う…」

嫁が否定した。

ゴミは夜出してはいけません。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■風呂付き嫁付き愛人付き。
2002年01月18日(金)
アパートの大家から、

「2月に取り壊すから引っ越して下さい」

と言われた。

「何故?」

「ボロいから」

悪かったな。そのボロ家に6年も住んでるよ。

という訳で新居を探し出し、不動産屋へ。
狙いは江古田駅近辺の2LDK!
(あんまり今と変わらないが)

もっくん似の兄ちゃんが担当に付き、いろいろとチラシを見てみる。

「エアコン付き、ベランダ付き…、あ、これ、いいなあ駐車場付き」

ブツブツ探していたら嫁が横から

「R付き?」

僕のお気に入りの女の子、Rちゃんの名前を口にした。

「んぬっふっふ…それもいいねえ…」

思わず冥界の底から湧き上がって来るような、
丹波哲郎のような笑い声をあげてしまった。

「すぐそういう顔をするんだから…」

嫁が不機嫌になった。
笑い声だけではなく、どうやら物凄くニヤけた顔をしているらしい。

「これはお隣の駅になってしまうんですが…いいですよ」

そう言って不動産屋が勧めて来たアパートは、
Rちゃんの住んでいるトコからめちゃくちゃ近いところだった。

「R付き?」

嫁が再び横槍を入れてきた。

「ドゥッフッフ…ここにしようかなあ…」

「すぐ顔に出るのね…このドエロ」

また嫁の機嫌が悪くなった。

僕がこういうリアクションするの
分かっているのに何故いちいちネタを降るのだろう…。

2LDKならぬ「2RDK」…いいなあ…。

グッフッフッフ…。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■ワタシ売春婦チガウ、ダンサーヨ。
2002年01月17日(木)
髪の長い友達、恩田君(仮名)

彼の髪型はポニーテールである。
後ろで束ねた髪がふさふさ。

今日まで金沢に出張しており、戻って来た。

「フィリピンの姉ちゃんと知り合いになってさあ」

「それは…『シャチョーさん』、て呼ばれるお店に行っただけなんじゃ…」

「いや、そうは呼ばれなかったけどね」

「へえ」

「サムライって言われたけど」

「ぎゃははは、サムライがフィリピンパブ行くかあ〜?」


しかし、そういえばそう見えなくもない。
坂本竜馬ちっくな恩田君。

ていうか、かき上げたうなじが妙に色っぽいんだけど。

むふふ。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■愛情のかたちがいろいろ。
2002年01月15日(火)
「夫婦の間でずっと続けていきたいことベスト10」

TVでこんなランキングがやっていた。
新婚夫婦300組に調査をかけたらしい。

仮にも、一応新婚である僕。
ちょっと気になりつつ見ていたら…。


「必ず朝ゴハンをいっしょに食べる」


…朝飯食わないし。



「必ず『行ってきますのチュー』をする」


…しないし。


「子供ができてもお互いの名前で呼び合う」


…既に「お前」とかだし。


当てはまるものが全然出てこない。
ていうかこんなアホらしい事にいちいちこだわっていくのか?
日本の新婚夫婦よ!

あ…やっとあてはまるのが出てきた。


「寝室はいっしょ」


だって…六畳一間だし。



僕自身は全くそういった希望はないんである。
ヘタすりゃあと50年くらい続きそうなこと、
先のことはわからん。

ところで、嫁が答えそうなことはだいたい分かる。

だが、恥ずかしいから書けないのん。きゃは。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■美少女の彼氏。
2002年01月14日(月)
僕と嫁。RちゃんとRちゃん彼氏。

四人で話していた。

僕はRちゃんの彼氏とは仲がよい。

ただ僕がRちゃんとよくデレデレ話しているのを
どう見ているか知らない。

でも僕はRちゃんとは、彼氏なんかより何年も
前からの付き合いなので構うもんか(根拠のない自信)

「ねねねね、コレ見て〜こないだのコスプレの写真だよ〜」

Rちゃんはコスプレイヤーである。時々コミケとかに行って
コスプレをしている。

写真を見る。

メイド服!!!!!!!!

可愛すぎて体中の汁という汁全て出そうになった。

そしてもうひとり、やはりRちゃんと同じような
コスプレをした女の子もいっしょに映っていた。

「これ、誰?」

「コミケの会場で知り合った人〜」

その知り合いという人はまるで屠殺されたBSEの牛のようだったので
それ以上触れないでおくことにした。

「Rちゃん可愛いね〜」

嫁もベタ誉め。

写真を10メートルぐらいに引き伸ばして
109の正面壁に貼っておきたいくらい
可愛かったので

(勿論、一緒に映っている牛女はカット)

「じゃ。コレは貰っておきます」

僕は写真を懐に入れようとしたが

「だめっ!」

Rちゃんに怒られて奪い返された。
Rちゃんと彼氏と別れてから、嫁が言った。

「初めてRちゃん彼氏と話したよ」

「あ、そうだっけ?」

「彼氏、わりと普通の人ね」

どーいう先入観を持っていたんだか。聞くの怖いし。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■妄想はいつも非現実的。
2002年01月10日(木)
お気に入りの女の子、
Rちゃんのケータイにメールを送れなくなった。

「Rちゃんにメール送れないのお〜」

嫁もほぼ同時に言って来た。

「アドレス変えたのかなあ」

嫁は首をかしげる。

「いや、違う。多分…」

僕は電話してみた。

すると

「おかけになった電話番号はお客さまのご都合により…」

ああ、やっぱり。また滞納。
何度目かもうわからない。
その度にもどかしくなる。

僕が電話代ぐらい払ってやるから!
アパートの家賃も出してやる!
ていうかウチに住め!

あ、それって愛人囲うってことになるか。
その前に、

嫁がいたことよ。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■抱いて泣いて最低。
2002年01月08日(火)
先日果たせなかった「初R」(↓前日記参照)

今日こそ、と思いゲーセンに行こうとした。

「君も…行く?」

「うん。後から行く」

今日は嫁も一緒になった。まあいいや。

先にゲーセンに行くとRちゃん発見。
懐かしさの余りに涙が…おおげさ。

「アケオメ」

「コトヨロ」

感動した割にはあっけなく新年の挨拶終了。

やがて嫁が合流。
少し嫁と喋っていると

どどどどどどどどどどどど…

「○○(嫁の名前)ちゃーーーーーーん!」

新年大学ラグビーばりに突進して、嫁にタックル

…じゃなかった

抱きついてきたのはRちゃん。

随分と僕の時とは歓迎ぶりが違うではないか。
嫁とRちゃん、2人でキャアキャアやっているうちに
旦那ノケモノ。

面白くないので

「これ、Rちゃん、僕の許可無しに嫁に抱きつき禁止」

腕を振り解こうとしたのだが、

「ダメ〜」

ぶん、と弾き返された。

「仲間に入りたいの〜?」

と嫁。

うるさいっ。
もういいっ。

ゲームやってよ…。

しばらくすると、嫁が寄ってきて抱きついてきた。

「ふふ、Rちゃんと間接抱き。嬉しい?」

嬉しくないわ。

第一胸のボリウムが違い過(以下自粛)
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■初美少女。
2002年01月07日(月)
そういえば初詣に行ってない。
初Hはしっかりやったくせに。

ていうかいちいち何にでも「初」とつけるのは
オヤジっぽいような気がする。

しかしこれだけはきちんとやっておきたいのは

「初R」

僕が勝手にお気に入りとしている女の子、Rちゃん。

三が日は実家で過ごし全然会ってないので
気合を入れて会いたいんである。

いつもは近所のゲーセンに勤めているRちゃん。

「ちょっと、ゲーセン行ってくるわ」

嫁にそう告げて、そそくさと行こうとした。

「初R?」

ぎく。

「初Rなのね〜」

僕の頭の中は何でもお見通しな
エスパー嫁。

「いや、まあ、その…」

「顔がにやけてるよ」

嫁の一刺しを背中に食らいつつも出かけた。

Rちゃん…。

…いなかった。

まず、初詣を先にするべきだったか。

「Rちゃんと早く会わせて下さい」

と祈りに。


今日もアリガトウゴザイマシタ。


■突撃隣の初えっち。
2002年01月04日(金)
「一年のKは元旦にあり」

とするならば

「一年のHは二日にある」

と言えよう。

というのも、日本には「ヒメハジメ」という大変雅びな言葉がある。
初えっち。

だがこれは元旦にはやってはいけないこととされている。
元旦は厳かに過ごしましょう。エロはせめて二日からにしましょう。

余計なお世話である。やりたい時は盆も正月もない。

しかし、新年カウントダウンで疲れ切った僕と嫁。
明け方実家に帰り、元日は殆ど寝て過ごした。

で、次の日むらむらしてきた訳で。
はからずもイニシエの教えに習った形となった。

親が車で出掛けていないのでモソモソやっていたら

ぼぼぼぼぼ。車が戻って来た音。

どすどすどす。母が廊下を歩く音。

どうせすぐ台所に行って夕飯の支度をするんだろ…
と鷹をくくっていたら…

どすどすどす。だんだん足音が近づいてきた。

なんで僕らの部屋来るんだよ!
と思ったのだがどうすることも出来ず。

しっかり踏み込まれた。

2人して布団に潜り込む僕と嫁。周りには脱ぎ散らかした服。
何していたか一目瞭然。ていうか
ナニしていたんだけど。

「あ…とにかく、出てってよ」

手だけ出して追い払う僕。

「こらまた失礼しましたね」

出ていく母。

実家にいた時はエロ本読んでる時すら見つかったことないのに。
オナニー最中に親に見られた、という話は良く聞くが。

それ飛び越して本番かよ。

もし、コレで子供が出来たりなんかしたら…

「母さん、マゴができたよ」

「まあ、あの時の」

なんつって。超ほのぼのオープンな家族。

磯野家もびっくり。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■貼り貼りハリハリ。
2002年01月02日(水)
栃木の実家に帰った。

部屋入ると母が貼ったポスターがドドーン。

まず、

雅子さま。

「お正月に皇居で天皇陛下がご挨拶するでしょ〜?
アレ一度行ってみたいんだよね〜」

残念ながら今年は雅子さまは産後のため
お出になられなかったとか。

そして

氷川きよし(しかも2枚)

ついでに本棚には瀬戸内寂聴がドーン。
なんて分かりやすい、おばさん好みセレクト。

氷川きよしは特にお気に入りらしい。
近所の家に行ったときの、母とそこのおばさんとの会話も凄かった。

「いやさー、紅白見逃しちゃってさ〜。氷川きよし」

「あらっ。そうなの?」

「今日もね、新聞のテレビ欄チェックしてたんだけど、
 見れなかったんだ〜」

「あら〜知らなかったわ〜」

あんたら、W-INDSあたりできゃーきゃー言ってる
ギャルじゃないんだから…。

氷川、恐るべし。おばさんのハートをがっちりキャッチ。

ちなみにウチの嫁が家に貼ってあるのは

おじゃる丸

なんだか、こう、もうちょっと、わかりやすい物に
してもらいたいのだが…。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■ファイナルカウントダウン。
2002年01月01日(火)
■大晦日のいちにち1

いつも暮れはクラブでカウントダウンする
僕と嫁。

今年も石野卓球が回すイベントで年を越すことにする。

「今日はコレを着ていくよ」

僕が手にしたのはラオウ(北斗の拳)が黒王(馬)にまたがった
イラストのTシャツ。

何故そんな得体の知れないTシャツを持っているかは
聞かないで頂きたい。

「いっしょに着て行くか?」

嫁のぶんもあるのだ。

何故そんな得体の知れないTシャツを二枚も持っているかは
聞かないで頂きたい。

「う〜ん、いいかも…」

悩む嫁。しかし

「二人で着てったら僕ら『ラオウ夫婦』だな〜」

と僕が言ったせいで

「そ、そんなのイヤダー」

あえなく却下となった。

「ラ王夫婦」だとラーメン好きの夫婦みたいだな。

■大晦日のいちにち2

クラブに行く前に、大晦日なので年越し蕎麦を
食べなければならない。ていうか腹ごしらえ。

近所の蕎麦屋に行った。

そこには信じられない光景が。

隣のテーブル席には母、息子、娘の親子連れが。
顔のパーツが全員同じなのですぐわかる。

彼ら、話もしないで一心不乱にケータイメール中。
同じ顔で。同じ仕草で。

あんたら、なんか話せよ…せめて
「我が家の十大ニュース」とかさあ(笑)

■大晦日のいちにち3

23時ごろ石野卓球のイベント会場、
新宿歌舞伎町「リキッドルーム」へ

しかし、ちんたら蕎麦なぞ食っていたお陰で

「当日券は全て売り切れました〜」

と満員御礼。ていうか入れさせてもらえず。
仕方ないので目と鼻の先のクラブ「CODE」へ。

止むを得ず入ったとはいえちょっといつも僕らが行く
ゴリゴリのミニマルテクノ系イベントとは何かが違う…。

要はダサい。

いきなりMISIAとかが掛かってしまう(しかも盛り上がってる)
ふざけた選曲に嫁と苦笑い。
更にDJがよしゃあいいのに

「フィールザビート!」

とか合いの手をかましまくってまた苦笑い。

地方のディスコじゃねえぞ!!

しばらくするとアジア系のおっさん数人と
これまたアジア系お姉さん多数がどやどやと入ってきた。

フィリピンパブ…韓国エステ…。嫁と囁きあう。

ここが歌舞伎町だということを改めて思い知らされた。

午前4時近くになっていよいよ選曲がへぼ過ぎて
このままだとグロリアエステファンとかがかかりそうな勢いだったので
引き上げることにした。

ホントだったら卓球のプレイでまだまだ踊りまくってる時間なのに…。

ともあれしょっぱなから躓いた2002年。
暗雲が立ち込める一年になりそうだが今年もよろしく。



今日もアリガトウゴザイマシタ。

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