当時、予備校に通っていた私は予備校仲間の梅沢クンに 「むっちゃエエから聞いてみぃ」 とテープを渡された。
それが「シェリー」だった。 第一印象は 「なんや、けったいな中途半端な曲やなぁ」 ってもの。
でも。 ある日の夕刻。 いつものようにウオークマンを耳にくくりつけ、 ぼぉーっと外を見ていると、車窓の風景と尾崎の声がシンクロした。
いきなりの出合い頭。
映像としての音楽。 鳥肌が立った。
なんかもやの晴れたような、空気が輪郭を持つとゆうか。 そんな感覚だった。
今でもシェリーのイントロを聴くだけであの、通学電車の感覚がよみがえる。 そんな想い出。
わたしは、まだバカと呼ばれています。
強烈な映像を、会場で見ました。 何度も、何度もモニター上で見たのとは違う「迫力」を感じました。
一体、どんな風景を見てるのだろうって気になって。 またがってみました。 CBR1000RR。
極端に落ちたクリップオンハンドル。 樹脂製のぷにぷにするタンク。 映像では小さく見えたのにやっぱり1000は1000。
こんなんで、あんな運転してるんや。 やっぱ、スゴいわ。
アレを創ったヒト達はやっぱり プロだわ。
想い
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