人生事件
−日々是ストレス:とりとめのない話 【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】
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2020年05月17日(日) |
一緒に過ごした年月は決して短くはなかったのだ |
まだまだ、動揺する。
夫と同じ名前の人に会い、思いの外動揺する。
私、相談したいことや吐き出したいことがあったり、ここにあの人がいたらこんな風に言われちゃうんだろうな〜とか、日常で、普通に、夫を思う日々が、今も続いている。
だから、泣かせて。
下の子が、一時消えた。
危うく、メンタルか変質者による誘拐行方不明か、警察沙汰、児童相談所案件になるところであったでござる。学童に行っているとばっかり思い込んでおった。仕事帰りにことのすべてを知って慌てて下の子を知らないお宅にお迎えに行く、保護者失格の私。
7歳だって、落ち着かない生活状況に我慢できず暴走したくなるような世の中。
姿を確認した時には胸の内で色んな感情が入り乱れたが、最後は「元気でよかった」と涙した私は責めなかったのに、冷静っつーか容赦ないっつーか上の子がかなりガツンと言っちまっただよ…おのれ…言い過ぎだ…下の子がものごっつしょげとる……嗚呼。
上の子に、髭男の「Pretender」とナユタン星人の「惑星ループ」が私的に同じカテゴリーにあると伝えたならば、「そう? 前者はどうにかなったらワンチャンあるかもしれないけど、後者はどんなに頑張っても次元も時間軸も違うから一生近づけないんだよ。現に2次元とは結婚できない」とバッサリされた。なんか、夫の口調に似ているところがあって、違う意味で泣きそうになってしまった。
上の子はさすが広汎性発達障害というか、本当にもう、発言も行動も色々と遠慮ないことが多い。 先日もコロナ関連のTVニュースの中で、夫と同じ疾患の患者の手術が延期になったとか転院先が見つからないとかの話題が流れていた際、「死んだのがお父さんでよかった」と爆弾発言をしたので仰天したが、「もし死んだのがお母さんだったら、生活費のこともそうだし、お父さんじゃ日常生活成り立たないよ。掃除と洗濯はできるけど、ご飯作れないからお弁当もダメだし、社会生活をするに向いていないから学校のこととか進学のこともダメだろうし。お父さんの方が長く過ごしたし好きだけど、生きているのがお母さんでよかったから、成人するまで死なないでね」……うーんと。えーと……。そうだね、あなたが私より夫の方が好きなんだろうってことは幼少期から知っていたし、発言内容も正しいよね。ええ、正しい…。正しい……。
生きることを頑張ろうと思います。
昨夜は下の子の片足が私の脇腹に突き刺さってきたので起きてしまいました。
我が家、リビングの他に3つの部屋があります。夫が亡くなったので、3人家族です。子どもたちにはそれぞれお部屋を与え、母である私にも「まんが・小説部屋にするぜ♪イエイ♪イエイ♪」とお部屋があるはずなのに…何故に3人ひと部屋で寝ているんでしょうか? どうして子どもたちは私の部屋に居座り続けるのでしょうか? 6帖の部屋に大人布団を3枚敷くと結構ぎっちぎちで、現在天袋に隠してある秘密の書物も多いので鍵のかかる書棚を購入しようと目論んでいるのにスペースがございません。ベッドも購入したいのに、これでは時期未定状態。
まあまあ、よくよく考えて、下の小1は仕方ないとしましょう。まだ小さいし、家族の喪失から「さみしい気持ち」になってしまうことがしばしばあるので、夜間うっかり目が覚めて誰もいないのは不安なんだろうと推察します。 問題は上の中3です。夫が火葬された日から、夫の寝ていた位置に自室からスライドしてきました。当初は、「お父さんがいなくなって寂しいんだろうな〜」と思って黙認していましたが、かれこれ5か月以上ご一緒してます。先日、意を決していつ自室に戻るのか問いかけたところ、「わからん」との返答をいただきました。わからんて、ずっとおるんか?
子どもたちはいつか巣立ってしまうということはわかっていながらも、思春期に自室は必要だろうとこの家を選択したのに、これでは部屋数の少ないけれどももっと立地が良い家を購入すればよかったのではないのだろうかと、母は悩んでしまいます。
お母さんにも色々予定があるんだよ?
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