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■ かっこつけの苦しみ
希代の良いかっこしい。見栄坊。 坂口安吾が太宰を評した言葉だが、 別の言い方をすると希代の「恥ずかしがりや」 希代の「傷心家」
弱いなぁ
僕は弱いんです。 と言ったら、きょとんとされた。
「幸せさえも、たかが知れている。」 そんな言葉が、ふっとよぎって、 とても頼りない、寂しい想いにかられる。
虚無とは思想ではない。 虚無とは人間の必須要件であり、 人間そのものとも言える。 これも安吾。
「人間は生きることが全部である。」
「苦しめ、そして苦しむのだ。 それが人間の当然の生活なのだから。」
「人間の尊さは、自分を苦しめるところにあるのさ。 満足はだれでも好むよ。けだものでもね。」
「人生を面白がろうとしないのだ。 面白くないことを百も承知で平気で生きている奴の自信に 圧倒されたのである。」
みんな安吾
2004年05月31日(月)
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