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沙夜



 「クローサー」& 匠バーガー

「クローサー」を観た。
最近はデートっていうと、映画を観ているような。


映画、どうだった?

うーん、よく分からなかった。


豆ぞうさんに大笑いされてしまった。


つまらなかったわけじゃないけど、
なんというか、
こ難しいというか、深いというか。


この映画が伝えたかったことって何だったんだろう。


『愛しあっているから、二人の間で隠し事はしない』という考え方は
必ずしも正しいとは限らない。
ってことだろうか。


だとしたら、私も同感。


好きだからこそ、愛しているからこそ、
隠していることがある。
嘘をついているからこそ、成り立っている関係だってある。




ふと「夕鶴」の話を思い出した。
真実を知られてしまった“つう”は“与ひょう”の元から
去ってしまった。
やっぱ、知らない方が幸せなことってあるよなぁ。


私達の間だって……。




+++


映画が終わったのが1時20分。
今日は匠バーガーが食べたい!と主張した豆ぞうさんと、
販売開始になる2時まで待つことにした。
が、
2時になっても、店内がかなり混雑していた為、断られそうになる。
「いいです。待ちます!」
40分も待ってたのに、ここで引き下がれっかいとねばる豆ぞう。


それから更に出来上がるまで45分も待たされたが、
その間に彼から「実は……」と、“詐欺にあってしまった”話を聞かされ、
匠バーガーどころじゃなくなってしまった。
(ってこともなかったか)






左が豆ぞうさんオーダーの十段。
右が私オーダーのアボカドわさび。


アボカドの熟成がイマイチだったかな。
十段の方が美味しかった~。





2005年05月30日(月)



 豆ぞうさんの自己主張

「愛・地球博」3回目。


3回目にしてやっと、
豆ぞうさん念願の「トヨタ館」に行くことが出来た。
4月に来た時は入場者も多くなかったから、観ようと思えば観れたんだろうけど
でも彼は遠慮して言わなかったのだ。


豆ぞうさんの観たいものを予約していいよ。
うん。
トヨタ館観たい?
いや、どっちでもいい。
並ぶ?
別にいいよ。


なんだ、そんなに観たくないのかと思っていたら
最後の最後になって、あー観れなかったとムスッとする。


あのね、
そんなに観たかったのなら自己主張してくれないと
分からないでしょ。
これからはちゃんと言ってね。


そんなことがあったからか、今回はちゃんと自己主張。


ガスパビリオンの2階に行ってみようか。

休憩しないの?
(かなり疲れてる)
2階には何があるの。

えーっと。
燃える氷。


ふーん。
えー、階段上らなきゃいけないの~。


燃える氷が観たい!

はいはい。
じゃ行きましょうか(笑)



燃える氷の実演を観終わって、とっとと外に出ようとした時も、


燃える氷が触りたい!

はいはい。
じゃ、待ってましょうね。



という具合。
あはは。子供みたい。



次は(8月?)、フランス館のレストランで、ディナーするんだって。
それで最後かな?




2005年05月29日(日)



 映画の後で

昨日は「インファナル・アフェア3」。
今日は「コンスタンティン」。


映画が終わって廊下に出ると、どこかのテレビ局が一人の男性を相手に
映像や音響についてのインタビューをしていた。


(そういや、映画が始まる前からカメラがうろうろしてたっけ)


私、トイレ。

じゃ、廊下で待ってるから。


トイレから出たら、豆ぞうさんが私を見てにやにや。
少し離れた所には、女性のレポーターがいて、こちらをチラチラ見ている。
ん、もしや?


ね、ね、つかまったんでしょ?


足早で出口に向かいながら、小声で訊いた。
 

いや~。
どこのテレビ局ですか?とか、いつ放送されるんですか?
なんて話しかけてたら、
『ちょっと待ってて下さい。今カメラマン連れてきますから』だって。


で、インタビューされたんだ?

いや、断った。

なんでーー。
普通、そんなふうに話しかけてくる人だったら
インタビューにも答えてくれると思うわよ。


ははは。
長々と語っちゃいそうだよね~。


うん。
豆ぞうさんって、いかにもな感じだもん。


沙夜ちゃんと一緒だったら喋ったかも。

私はイヤだよ!!

だよね。
逃げるよね。


うん、豆ぞうさん置いて逃げる。

一人じゃな~。



見たかったな。
長々と語っちゃってる豆ぞうさん。




2005年05月04日(水)



 1回だけって言ってたのに、豆ぞうさんも好きだねえ。

夕方、彼の待つホテルへ向かう。
嫌なことがあった後で、落ち込み気味だった私の足取りは重かった。


さあ、行こうか!


部屋に入って何分も経たないうちに、豆ぞうさんが言った。


え、どこに? 映画?

万博。

え~、今から~?まじですか~。

うん、まじまじ。


正直、しんどかった。
でも豆ぞうさんは行く気まんまんだし、
どっちみち行くなら明日より今日の方が空いているだろうし、
めちゃめちゃ重いおしりを、よっこらしょと上げることにした。


というわけで、豆ぞうさんと2度目の「愛・地球博」へ。
彼と一緒にいられる間くらい、嫌なことは忘れよう。
そう思ったら、次第に気分も晴れてきた。


今回は「めざめの箱舟」と、前回全く観なかった外国館を中心に。
評判宜しくない押井監督の「めざめの箱舟」だけど、
期待していなかったからか、それほど悪くなかった。
(期待しまくりだった「大地の塔」よりマシ)


キッコロゴンドラにも乗った。
これ、楽しい~。
速いし、ゆさゆさ揺れて怖いんだけど、
ゴンドラから見る夜景がキレイだった。


外国館で印象に残っているのが、イタリア館の門外不出のお宝、
「踊るサテュロス像」。
はは~ん、これが噂の。という感じである。
厳密な温度調節された小さなドーム内で、直に見ることができる。


小さいね。(ボソ)

うん。だね。
でもまぁ、膨張率がいいのかもしれないね。



って、なんの話をしてるんだ!




夜ご飯どうする? 何食べる?


しかし、まともなレストランはすでに終わっている。
会場自体は22時まで開いてるけど、レストランは20時にクローズ。
パビリオンも21時まで。
結局、何も食べずに出て、ホテル近くの居酒屋へ。



楽しかったけど、疲れた~。


次は月末なんだって。
最初は1回だけって言ってたのに、
豆ぞうさんも好きだねえ。






2005年05月02日(月)
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