妄言読書日記
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※ネタバレしています
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2005年09月30日(金) 『メゾン・ド・ヒミコ』(映)

【監督:犬童一心 日本】

これが、噂の“シャツがイン”というやつか、ととりあえずそこが最初の印象でした。
すいません。
前情報の集め方を間違いました。
終始、オダギリジョーのシャツの裾について考え続けてしまいました。

なぜって、それが非常にセクシーだったからですよ。

そうなんです。
シャツの裾がズボンに突っ込まれているなんて、いまどき見ません。
そんなのやってるのは、電車男くらいです。
しかし、この映画を見終わる頃には、シャツがインというのも有りだ!みたいな気持ちになっていたから不思議だ。
男の人の腰っていいね・・・。
スタイルの良い男の人は、是非、インで!

なんの話から始まっているんだ。

映画自体は非常によいと思いますよ。
柴咲コウがこれでもかってほど、終始ぶすっとしてて、その上ブサイクメイクも若干ほどこしていて、コウちゃんはいくらでも美人役やれるのに、あえてこんな役やらせる配役も、それをこなしてるコウちゃんも凄いなぁと観てました。
そんな可愛くないサオリが最後にはすっかりかわいこちゃん。
みんなで踊るところ好き。いろいろコスプレして遊んでる所も好き。
他にも配役の妙が光ってると感じました。

私、正直申しますと、オダギリが映画やドラマに出てるのを観るたびに、普通の役をやっててもゲイに見えるんですよ。
だからといって、彼がゲイっぽいというわけではなく、むしろ普段の彼は明らかにノンケというやつだと思いますが、演技してる時の彼ってどうしてかゲイっぽく見えるんだよなぁ。
女性がきゃーっとなるのとはまた、違った色気出してるんでしょうね。彼。
ですから、今回の映画は非常に無理なく、違和感なく観れました。
他の役者だったら、でもこの人ほんとはノンケだし・・・と思ったことだろう。
いやしかし、本作のオダギリというか、春彦の魔性のゲイ(というフレーズが良く似合う)っぷりよ。
挙動不審になりました。
今が旬の男は違うな!
ほんと、あの色気は何。

そして卑弥呼(田中泯)の品格と厳粛さ。
すごい存在感。

話は湿っぽくならず、どろどろもせず、あっさりしすぎと言うこともなく。
犬童監督の作品ってきっと、初めて観るんですが、非常にバランスよく、視覚的にも美しい作品でした。

原作つき映画が多い中、こうしてオリジナルが良い作品だとなんだか安心します。
パンフの表紙の青色がとても好きです。


2005年09月20日(火) ※ おしらせ ※

いつもご愛読有り難うございます。
このたび、当サイトもブログ化の波に飲まれることになりました。
現在ブログへ過去ログを移動中です。
2002年4月から現在まで、約3年半分。
来月中には終わるようにがんばってます。
・・・いや年内かな。

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他人と交流していないこのサイトにとって、トラックバック機能などはあまり興味ないのですが、やはり検索とカテゴリ分けはこのような読書日記には必須だと常々思っておりました。
カテゴリ分けはあまり細かくしても検索漏れするかと思い、大雑把にしてあります。
もっとジャンル別に分けたほうがよいと言う場合は、早めに言ってもらえると修正がききます。

ブログ移行に関して少々皆様にご意見を伺いたいのでご協力していただけると幸いです。

・このエンピツの日記は今後も残したほうが良いか?
・カテゴリ分けはあれで十分か?

この二点に関して、ご意見リクエストがありましたら、下の一言メッセージフォームなり、サイトTOPの掲示板なり、はたまたブログのコメント欄なりに一言くださると助かります。

引越しが完全に終わるまではこちらも更新していきますので、ご意見のんびりお待ちしてます。


2005年09月15日(木) 『チャーリーとチョコレート工場』(映)

【監督:ティム・バートン アメリカ】

楽しかったー。
久しぶりに何も考えず楽しめる映画でした。

楽しかった!の一言に尽きる映画だとは思いますが、ま、それで終わるのも芸がないので。

思いのほかシナリオがしっかりあって、いい映画でもあります。
私は、最近涙もろくなってるようで、初っ端から、チャーリーが誕生日のチョコを家族で分けるところでホロリ、おじいちゃんとチョコの包みを破る所でホロリ、とチャーリー少年の家族愛にホロリとしっぱなしです。
家族愛に弱いんだなぁ。
特におじいちゃんとか。

しかし笑いも満載。
ウンパ・ルンパが歌って踊る所はずっと笑いっぱなし。
もうウンパ・ルンパが出ているだけで、ずらっと並んでいるだけでおかしくてしょうがない。
小さいおっさんがずらーっと鹿爪らしい顔で唄い踊る可笑しさったら。

ジョニー・デップは言わずもがなの演技でした。
もうもう、可愛いんだ。駄目な大人っぷりが。
最初にチャーリーに工場は継がないと断られた時の、顔!
私が一緒に住んであげるよ!!
拳を強く握り締め画面に向かって心のうちで叫びました。

チャーリー以外の子どものクソガキっぷりも、徹底していて、バートンらしきブラックさ。
よくもまあ、こんなバートン風味の顔の子ども集めたものだ。

リスが可愛かったです。

とにかく、奇妙でブラックで愉快な映画でした。
ラストのオチも笑っちゃう。
お前が語ってたのか!


2005年09月10日(土) 『彼岸島 12』『ディスコミュニケーション 6〜10』(漫)

【松本光司 講談社ヤングマガジン】

さて、兄貴不在の彼岸島3rdシーズン(勝手な命名)。
ちなみに1stが6巻あたりで、2ndが明が修行を終えたあたりですかね。
吸血鬼の秘密がこれでもかーというほど、あっさり披露されました。
兄貴は二年で相当調べ上げたんだねぇ。
というより五十嵐日記が一冊あればなんでもわかりそうな勢い。
吸血鬼は元々、そういう特異な体質を持つ一族で、元々は人間と共存してたらしいよ。
青山の所の冷が久しぶりに、本当に久しぶりに登場。
師匠の娘だったと言うサプライズ設定を携えての再登場。
師匠の仮面の下が美形だったりしたらイヤだなぁ。
仮面の下は美形というのはときめきの定番だけれど、師匠に限りそれは本当に心底やめて欲しい。
というよりアレが素顔でいいよ。

うん、まあ、物凄いツッコミたいんだけど、それは別ページにて

++++++
【植芝理一 講談社アフタヌーンコミックス】

8巻途中までが冥界編。
思いのほかきっちり収まっていてひとまずほっとします。
その後、学園編。
冥界の前に学園があれば、これほど唐突な方向転換に感じなかったのだろうけれど。
ほんと、え?と思うほど、冥界編とテンポが変わって、学園ギャグ漫画?みたいです。
私としては戸川ちゃんの「私はどうして松笛くんのことを好きになったのだろう」が好きなので、そのやり取りがなくなったのが淋しい。
松笛くんの変なリクエストも減ったような、というか、リクエストの方向が違ってきたような。

まあしかし、学園編はこの漫画の変態的部分がいよいよもって、顕著に現れてきたという意味では面白く、次は何が出るのか楽しみでございます。
松笛くんはやっぱり、狐面がいいなぁ。


2005年09月08日(木) 『ディスコミュニケーション 1〜6』(漫)

漫画続きですね。
よくこのセリフを書いているような気がしないでもないですが。

【植芝理一 講談社アフタヌーンコミック】

表紙を見ただけでは全く内容を窺い知れない漫画ですが、説明もし辛い。
確か、10年近く前に一度、読んでみようかなあと思ってみたものの、読まなかったのですが、何の縁か(縁というより気まぐれ)読んでみました。
でも今読んでよかったのかも。
当時読んでもあまり面白いと思えなかったんじゃないかな。

なんとも例えようのない漫画です。
ストーリーと言うかテーマは、これははっきりくっきりしてます。
「なんで人は人を好きになるの?」
これだけ。
戸川ちゃんが好きになったのは、ちょっと変な少年。
ちょっと変というか、結局人間ではないようですが。
でもこの漫画だと、そこのところはたいした問題ではないのではないでしょうか。

なんだかちょっぴり長いような気がする、冥界編。
どんな決着がつくのでしょうか。
どうも、元の鞘には収まらないような気がしてしまう。
要はパラレルワールドだからなぁ。
どうもパラレルはいい思い出が無いから、身構えてしまいます。

それにしても戸川ちゃんはなんだか可愛い。
なんだろう。これがエロ可愛いというやつだろうか。


2005年09月05日(月) 『家庭教師ヒットマンREBORN! 6』(漫)

【天野明 集英社ジャンプコミックス】

キャラクターが飽和してきたなー・・・。
生き急いでないか、作者。ま、まだ打ち切られないと思うよ、たぶん。
キャラクター増えすぎて、一人一人の出番が激減。

京子ちゃんいないしー!!

全然いないよ!
ヒロインなのに!!
ハルも全然いないよー。
ランボ(大)もいなかったね。まあ、あれはいいけど(好きですよ)。
ランボ(小)の横であたふたしてるイーピン(小)は可愛いな。
沢田ママ可愛い。それに懐いてるランボとイーピンも可愛い。

あと、山本ファンにも辛い巻かもしれません。
いなかったねー。
マフィアランドにまではさすがに来ませんか。

ツナのツッコミが巻を追うごとに切れ味が鋭くなってきたような。
最近では、脊髄反射でつっこんでるよね。
凄い早い。

新キャラのロンシャンたちは、一年の時からずっと並中にいたんだろうか。
それが気になる。
ツナといい友達になるんじゃないかなぁ。ロンシャン。
適当に言ってみた。
コロネロは「一緒に育った」って言ってましたけど、育ってないから
まだ一歳だから。
それは生後一週間ほどを一緒に過ごしたとかそういう話?
おしゃぶり持った赤子があと4人いるんだなぁ。
全部出るのかな。

これだけ増えると、今後の扱い方は難しくなってくるだろうなぁ。
がんばれー。
(と言ってるのに、今週のジャンプでまた増えてた)



蒼子 |MAILHomePage

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