妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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2002年11月28日(木) 『銀河英雄伝説外伝1黄金の翼』(小)

【田中芳樹 徳間デュアル文庫】

ああ、やっぱり大好きだーっ!
銀英伝はやはりいいです。
読む前は、なんでちゃんと徳間は文庫で出さないんだとか、この中途半端なサイズはなんだとか、思ってましたけど、もうそんなことはどうでもいいです。

これに収録されている短編はすでに読んだことがあるので、再読ということになりますが、久々に銀英伝の世界に触れて、やっぱり大好きだと再確認です。
好きだ好きだと言って終わりたい所ですが、一話ずついきましょうか。

「ダゴン星域会戦記」
ヤンやラインハルトが登場しない珍しい話。
ラインハルトとキルヒアイスや、ロイエンタールとミッターマイヤーのような、信頼しあった仲も好きですが、ユースフとリン・パオのように、悪態と嫌味の応酬をしつつも、お互いの能力は渋々認め合っている間柄も好きです。
いやあ、もう、ほんとみんなかっこいいです。
戦闘の陣営がうまく想像できていなくても、戦況にどきどきしつつ読みました。

「白銀の谷」
若かりし、ラインハルトさまとキールーヒアーイースーです。
といっても、彼らはずっと若いですが。
もう、キルヒアイスが出ていると何が何だかわからないけれど、名前を叫んでしまいます。
ああ、ラインハルトさまの横に、当たり前のようにいる彼を見ると、胸がいっぱいになりますよ・・・。
本当に2巻は衝撃だったのです。
高校受験に失敗するかと思いました。衝撃で。

挿絵、ラインハルトさまの髪が短くて、意外。
可愛い頃もあったんだよなー・・・・
キルヒアイスが側にいた頃は・・・

「黄金の翼」
ヤーンーーーッ!

鬱陶しい奴に成り果てていますが(いつものことながら)、一等好きなのはヤンなのです。
残念ながら、この話しかヤンは出てこない。
若いよー。若いけど、今と(今というのはいつを指すんだ・・)変わらない。
出てくると言っても、ちょっとだけだし。
ヤン少佐って聞きなれませんね。やはり、「提督!」と呼びたい。

「キルヒアイス、おまえはこれからもずっとおれのそばにいてくれるな」
「ええ」
「おれよりさきに死んだりしないな?」
「ええ、ラインハルトさま」
「約束したぞ。忘れるなよ」

だー・・・っと、滂沱の涙に暮れたくなるシーンです。
ああ、なぜだ。なぜ・・・・キルヒアイス・・・

「朝の夢、夜の歌」
ラインハルトさま、にわかに探偵となる編。
ミステリー好きとしては、にやりとしたくなりますね。
殺人事件の調査を命じられる、ラインハルトとキルヒアイスが、なんだかパラレルを読むような錯覚に陥ります。

キルヒアイスとラインハルトさま(どうしても“さま”付けしてしまうよ)が、自然に一緒にいる姿が書かれていると、辛いような嬉しいような、そんな複雑な心境になります。
この二人の短編が多いのは、やはり本編での別れが早かったから、なのか・・・
嬉しいけれど辛い。

「汚名」
キルヒアイスが主人公。
どこまでもキルヒアイスと叫ばせたいのか!!

先にも述べた通り、ヤンが他の追随を許さぬほどに好きですが、キルヒアイスはまた別格に好きです。
ラインハルトさまと共に好きです。
この二人に関しては言葉に言い表し難いです。
もうちょっと冷静になったら、適当な言葉も思いつくかもしれませんが。

この話は、キルヒアイスのその後の運命を思いつつ読むと、本当に辛いです。
彼が不幸だったとは思いませんし、思いたくは無いのですが、やはり、やり切れませんね。
キルヒアイス、早すぎるよ・・・

しかし、私は短編そのものの、感想をさっぱり述べていない。


2002年11月27日(水) 『詩人の夢』(小)

【松村栄子 ハルキ文庫】

『紫の砂漠』の続編。

ん〜・・・・・・ええ・・・・・
なんだか納得できない。

シェプシというキャラが、なんだか共感できない感情移入できない何したいんだかわからない・・・。
その他のキャラもそろいもそろって、自分勝手やなーという感じ。

こと、ケプには何度、このクソガキ!と拳を握り締めたことか。
あげく、二人が恋人だし・・・
あんた、いつの間にそんなにケプのこと愛してたの。
最後の最後で唐突のようにも思えるし、詩人はどうした、と言いたい。

そう、相変わらず死してなお一番哀れなのが詩人。
神様扱いされているが、そんなことは救いになるもんか。
前作では、裏切られ、恋を求めて育ちながらも疑心を捨てられず、詩人に身を落とし、あげく知り合ったばかりの子どもの我侭のせいで処刑され、なんのフォローも無い。
今回は、献体扱いですよ。
死体で勝手にクローン作られ、勝手に落ちぶれ神学者によって神に祭り上げられて、布教の道具にされてる、どこまでも哀しい詩人。
ちゃんと埋葬されたんだろうか。
私はそのことだけが気がかりだ。

これでいいのか?
私は神に愛されていたなどという、回答では満足しませんよ。
そんなものは幸せじゃないですし、詩人もそんなの求めていたか?
シェプシのつぐないは、ケムを育てることで済むのか?

あげく二人、くっついてるし・・・。
戦争も一人の男の詭弁によって、終結するし。
そんなんで平和になれば世の中簡単だよ。

そうは言いつつ、シェサが一番好きですけど。この中では。
詩人を抜かせば。もう彼だか彼女だかは憐れ過ぎるよ。扱いが酷いですよ。

なんだかなーと。
まあ、ハッピーエンドだからいいですけど。

(紫の砂漠のラストとなんだか矛盾を感じるのは気のせいですか・・・。気のせいですかね・・・)


2002年11月26日(火) 『無限の住人13』(漫)

この日記、様々なキーワードで引っ掛かっているのですが、この度「裸生活」という検索ワードに引っ掛かっておりました・・・
ショックだ・・・。
妙なページに混じって、私のこの日記が引っ掛かっているという事実が。
そして、何を思ってそんな言葉で検索かけたのか。いや、余計なお世話か。

【沙村広明 講談社アフタヌーンコミック】

「加賀編終血」ということで、いつから加賀編と言う名がついたのかはわかりませんが、一つの区切りらしい。
久しぶり〜の新刊で、前回までの流れがあやふやではありますが、影久を守れ!みたいなこの状況が美味しい感じです。
なにゆえ、彼はこんなにも守られてるんでしょう。
充分強いと思うのですが。

そして、久しぶりのカカシ・・・じゃなくて、凶にいさん。
余談ですが、NARUTOを初めて読んだ時、「凶戴斗だ〜」と思いました。
先に無限の住人読んでたから。
凶にいさん、最近はめっきりいい奴で、大好きです。

最強の名をほしいままにしている蒔絵さんも、ちらりちらりの太ももから目が離せません。
そこじゃないですか。見るところは。
沙村氏の殺陣シーンは色気があって好きです。
一連の流れがとてもきれい。

でも、万次さんの戦いは毎回痛くて見るのがしんどいです・・・。
そして、彼は強いのかどうかいまだに悩む所です。
好きですけど。

凛ちゃん可愛いです。

新展開がどうなるのか気になりながらも、きっとまた新刊が出るのは遠い先でしょうなぁ。
なかなか万次さんと凛ちゃんは落ち着けません。
落ち着いたら終わっちゃうんですけど。


2002年11月24日(日) 『紫の砂漠』(小)

【松村栄子 ハルキ文庫】

・・・・・・・ん〜?

読了後の感想。

ファンタジーだと思っていたらSFだった、と。
なんだか、そこで神秘性が一気に薄れてしまいツマラナイなぁ。

この世界では、最初人は男女の性別を持たず、「真実の恋」に出会ったとき、二人は「生む性」「守る性」に別れるのですが、が。
ネケトとルジュが恋して、ネケトが女性になったのには、正直驚きました。
例えて言うなら、ジャイアンと出来杉くんが恋に落ちて、ジャイアンが女性になるようなもんです。
さすがの私もそんなものを想像したかないんですが。

しかしこれは読む上での私のイメージでして、本来真実の恋に落ちる前の、幼少の頃の子たちは美しい容姿らしいので、見た目としてはそんなに寒いことにはなっていないんじゃないかと思います。
でも、近所のいじめっ子が唐突に、恋する乙女になったらやっぱり嫌だなー。

内容に関してですが、一人死んだら一人は生かすという具合になにかしら、救いがあってくれれば読後感もよかったのにと思います。
ジェセルと詩人、どちらも死んだのではシェプシェがなんだか報われません。
シェプシが知ったのは、人二人の死に値するほどの真実だったのか。
むしろ知らないほうが、神秘的で美しい砂漠のままだったように思うのです。

というか、最も報われないのは詩人だろう、と。
彼は、いや彼女かもしれないですが、なんのために出てきたの・・・?
私はシェプシは詩人と恋すると思っていたので、恋しないならじゃあなんの役割を持っていたんだ、詩人は、と思わずにいられません。
一人一人のキャラクターの役割が物語を進行するためだけに登場するようで、意味を持たない、物語に深みを与えない、そういう印象です。

シェプシに最後与えられる、ジェセルと言う名前。
運命と言うか、じゃないかと思うのですが・・・
自分のせいで死んだ、二人の名前を名乗るのに、運命などと片付けてもらってはどうにも。

全体的にしっくりこない話でした。


2002年11月23日(土) 『花ざかりの君たちへ19』(漫)

【中条比紗也 白泉社花とゆめコミックス】

毎回、この漫画の感想には同じことしか書いていなくて、書き飽きた、聞き飽きたことと思います。

はよ、くっつけ。
中津、気がつけ。
もう、終わっとけ。

あーさてさて。
交流会編も終わり、終わったからなんだよって気もしますが、まあ終わらないよりはマシです。
佐野兄弟、妙に仲良くなってしまいました。
この頃、兄弟がマイブームなので楽しいですが。
しかし、この兄弟どちらも受けなところが困りものです。
ここはやはり、神楽坂×弟でしょうか。そんな感じです。
神楽坂×佐野もいいんですが、ここは弟くんがいい感じです。

ですから、弟くんは、瑞稀が好きだなどとこの先のたまってはいけません。
考え直してください。
いや、もう本当に。
そんなベタな展開は誰も求めていませんから。

それにしても、関目くんはイメチェンでは済まされないほどに変わってしまったと思うのです。
中身が、すっかり二枚目系です。
あんたは三の線を行くキャラじゃなかったのか?
野江くんが寂しがっているよ。

「うるさいなぁ。なんの騒ぎ?」
「単なる痴情のもつれ」
「それ違うから!!」

萱島くんがあっている方に、清き一票。

わー、梅さん梅さん〜
(彼の存在がこの漫画の免罪符となっている今日この頃)

秋葉「なんかダメなんだよね・・・・母親のこと思い出しちゃって」

プロが仕事に私情を挟んではいけません。

いやしかしですね、瑞稀はいい加減にしなさいよ。
進路のこともそうですが、「佐野はわたしのことどう思ってくれてるんだろう」ってあんたは、どう思われていたいんですか?
友人以上になれるわけがないんです。そもそもが。
それとも、佐野がホモになってもいいと、そう言うんですか?
佐野が瑞稀を好きになる=佐野ったらもう〜vってことなんですよ(意味分からない)
なんだかなー・・・・・。
佐野も早く言えばいいのにと思わないでもないですが、いい加減に瑞稀の煮え切らない態度もどうにかならないものか・・・
そもそも、ことの発端となる動機が不純を通り越して、浅はか過ぎる。

こんな根本的なことを今更つっこみたかぁないんですが、もう20巻目に突入しようとしているのかと思うと、言わずにはおれない。
私はいっそ、瑞稀がほんとに男だったならまだマシだったよ、と思わずにはいられませんよ・・・・

私、佐野贔屓なので基本的に佐野には甘いです。
そして、梅さんが出てくるともう全て許してしまいます。
この巻は、第110話の扉に免じて様々なことを流しましょう!!
(さんざつっこんだ後に言うのか)


2002年11月22日(金) 『少女地獄』(小)

【夢野久作 角川文庫】

久作さんはもっと色々読みたいんですが、本屋に無い。

あ、作家に「さん」付けが嫌いな人、「作家さん」という呼び方が嫌いな人もいることでしょう。
そういう人々の主張はきわめて正当だと私も思うには思うのですが、語呂と言うか語感と、読むテンポの良さからつい、「さん」付け、たまに「ちゃん」付け、あげくは愛称までつけちゃったりしてます。
作家に対して馬鹿にしているわけでも、親しみを込めているだけでもなく、便宜的なものであり、どうしてもイヤな人は塗り潰してください。

さて、本題。

「少女地獄」
少女地獄と言う一編の小説だと思っていたので、「何でも無い」から「殺人リレー」そして、「火星の女」にまできて、やっと、あ、違う話なんだ・・・と認識しました。だって、改ページすらしてないんだもの・・・。
まさに、「少女地獄」というべき三つの話。
どれも読み終わると、ほうっと息をつきたくなるような、書簡形式の臨場感といいますか、まるで自分が手紙をもらって、恐ろしい告白を聞くような、あるいは手紙を盗み見しているような、そういう緊張が読んでいる間中ありました。
ああ、怖い。
でも、哀しい。

「童貞」
照りつける太陽の元での、出来事がすべて陽炎のようで、徐々に死へ向かっていく昂作の視点で読み進めると、全てが茫洋としたイメージになってくる。
でも、所々の色彩が妙にくっきりとしていて、印象的。

今日のは読書感想っぽいよ。どうしたのさ。面白味の無い(いや面白くなくていいんじゃないか・・・)

「けむりを吐かぬ煙突」
ミステリー好きとしては、煙を吐かない煙突と言う一つの謎がとても魅力的。
冒頭の女郎蜘蛛が、最後まで読むと、ああそうかという風になる。
これ以降、蜘蛛は出てこないですが、いかにも未亡人を象徴していて、「私」をぞっとさせた理由が推察されるから。

「女坑主」
眉香子がかっこいいなーと。
いいな、こうなりたい(え?)
美青年と妖艶な美女の腹に一物ありそうなやり取りが、とてもよい。
最後の眉香子のセリフ
「どうぞ……貴方みたいな可愛いお人形さんに殺されるなら本望よ。妾はサンザしたい放題のことをして来た虚無主義のブルジョア……略
そうして、ホホホと去る眉香子。

どの話もそうですけど、女性の話し言葉がとても魅力的です。

美少女と言うのがよく出てきますが、それと同じく美少年というか美青年もどうしてか出てきます。
解説の
「美青年と美少女とを区別することは、久作の美学では無意味なことである」
というのが非常に納得せられます。
美少女・美青年好きとしましては、まったくたまりません。
なんで、本屋にないんだよ!


2002年11月20日(水) 『ブラックジャック5・6』(漫)

【手塚治虫 秋田書店】

ブラック・ジャックってハードボイルドだよなぁと今更思う。
ハードボイルドの明確な定義は持ってませんから、説明は求めないで下さい。
イメージとして。

ブラック・ジャックは純粋にかっこいいなぁと思います。
いつものごとく、激しくは主張してませんけど、それはかっこいいなーだけで済ませられない、重いテーマが根底にあるからでして、そう思っていないわけじゃあなかったんです。
で、キリコがこんなへたれキャラだとは思ってませんでした。

今回は「古和医院」「サギ師志願」が好きでした。
あと、「雪の夜ばなし」

文庫の話はどうも、順番がぐちゃぐちゃのようなのですが、掲載順じゃないのですかね。
まあ、それほど支障は無いにはないんですけども、ちょっと読んでいて、これ誰だろうってのがありまして。


2002年11月17日(日) 『ブラックジャック3・4』(漫)

【手塚治虫 秋田文庫】

ドクターキリコが、初登場です。
そうか、これがドクターキリコ。
一時、世間を賑わせましたね。ろくでもない話です。
まあ、それはさておき。

やはり、動物絡みのお話に弱く、コマドリの話とか、の話とかが印象に残ります。
他はほっとするお話の方が好きです。やっぱり。
スリのおっさんの話とか、医者で皇帝陛下の青年の話とか。
あと、「きみのミスだ!」や「デカの心臓」のラスト一コマでにやりとさせられる感じとかもとても好きです。
ピノコが出てくるのは総じて好きですし。

「ちぢむ!!」や「ディンゴ」のような話にはおいそれと、感想は述べずらいのですが、好きは好きなのです。
まあ、好きの一言で片付けるなよと言われてしまいそうですが。

3巻、4巻の解説は高村薫と市川談志です。
コミック文庫は好きなのですが、どうも各界の著名人の解説が余計です(あとよくわからない表紙)。
著名人だからといって的を得た解説を書けると言う訳でもあるまいし、と。


2002年11月16日(土) 『日本科学技術大学教授上田次郎のどんと来い、超常現象』(他)

【上田次郎 学習研究社】

あの、「どんと来い、超常現象」を本当に本屋で見る日がこようとは。
噂通り、ツッコミどころ満載。

とにかく字がでかい。
総ゴシック、太字で読み易いというか、頭悪そうというか。
扉表題なんて、「日本科学技術大学教授上田次郎の」ページめくって次、「どんと来い、超常現象」と、2ページ使ってる。
視覚効果満点の書物です。
ついでに、上田次郎の幼少の頃の写真、果ては若かりし阿部ちゃん上田次郎のテニス姿まで(これはドラマ中に上田の部屋に拡大写真が貼ってあったような気がしないでもない)。

今までの「トリック」総集編めいた本です。
注意書きとして「本書は、日本科学技術大学から発売された(はずの)学術書「どんと来い、超常現象」および「どんと来い、超常現象2〜黒門島ひょーりゅーき」を一般書籍用に再編集した物です。」と芸が細かい。
いや、芸じゃなくて上田センセの御本なのですよ。これは。
正真正銘。

しかし、読めば読むほど上田次郎、どうにもならない男。
S気質があったんだね・・・。奴は。
使われることの無い、SM道具はいつまで上田の部屋で眠り続けるのか。
山田奈緒子、大丈夫なのか?そんな奴の部屋に、しばらく置いてくれ、なんて言っちゃって。
一人ツイスターやら、一人ドンジャラに興じる、天才上田。知れば知るほどヤヴァイよ、この人・・・・と思わずにはいられない。
笑うを通り越して、戦慄もの。誰でもいいから、彼女作れって。
山田奈緒子は逃げた方が良い。

後半の、山田奈緒子インタビュー、矢部&石原コンビの会話盗聴記録、上田次郎への質問などは立ち読みでもしとけ。

この本、買う価値があるのかどうかはわからん。
上田次郎のばーんっという表紙に臆さないのなら、レジに持って行くのもよし。
私はうっかりいつもの癖で、「カバーいりますか?」「いりません」と答えて後悔。
ああ、これから地下鉄で読もうと思ったのに・・・。諦めました。さすがに。
でも、バスでは読みました。

上田ではなく、山田に印税が少しでもいくならいいんだけれど、行かないだろうな。
映画のラストで「印税少しくれ」「いやだ」という会話もあったことだし。

そんなTRICKの公式サイト。
http://www.trick-movie.com/
リンク貼るのが面倒くさかった。
フラッシュをダウンロードして行ってみよう。(ちくしょう。私のではバージョンが足りなかった・・・)


2002年11月14日(木) 『TRICK−劇場版−』(映)

【監督:堤幸彦】

映画の場合、【】に何書いたらいいのやら・・・。
ま、適当に自分で知りたいことは調べてくださいな。

劇場版トリックは、ドラマほど面白くないと予想済みだったので、その辺の文句は何もありません。
つーか、映画化ってのは、トリック2最終話でのネタだと思ってました。
本気だったのね〜。堤監督。
(なぞなぞの答えがポスターにこそっと書いてあったのだけど、あんな一瞬見逃した人多かろうよ)

やっぱり、一番気になったのは「ナポリタン喫茶」。
山田奈緒子が依頼人に連れて来られた喫茶店。お客が全員スパゲティナポリタンを貪り食っている。しかも、妙に年配が多い。
そして、立っている二人のウエイトレス。可愛いウエイトレス服に身を包んでいるのは、おばちゃん
おばちゃんというより、おばあちゃんに近い。
その二人を凝視するあまり、その辺の会話を聞き損ねる。
開始早々、シュールなネタ。笑えるのか笑えないのか人それぞれだろうが、トリックファンなら笑うとこ。

今回の舞台、糸節村。
テレビはなぜか「暴れん坊将軍」しか入らない。一日中、暴れん坊将軍。
時代劇好きの友人が羨ましがりそうな(山田奈緒子は羨ましがっていた)

血文字ダイイングメッセージは、「ケイゾク/劇場版」と同じネタですよ。監督!
まあ、推理がメインのドラマじゃないからいいんですけど。

今回も山田母、美味しい役回り。
素敵です、お母さん!!
でも、矢部の活躍がなく・・・笑いが少なめ。
ニセのカミには笑いましたが。

ストーリーは何もいうこと無いくらい、酷いもんですが、ファンなら軽い気持ちで観に行っとくが良し。
そして、パンフレットをゲットするべし。
パンフレットがまた、オカシイ。
「哲!この部屋」が見られます。

全国で「2000部」売れているらしい、上田の「どんと来い、超常現象」、書店で思わず購入。
明日は、「どんと来い!超常現象」の感想日記ですよ。

コミック版トリックは、上田が大層似ていて笑える。
でも、絵が濃いので買いはしない。


2002年11月13日(水) 『その死者の名は』(小)

【エリザベス・フェラーズ 訳:中村有希 創元推理文庫】

トビー&ジョージシリーズの第一作目が、ようやく翻訳です。
これで、翻訳されていないのはあと一冊となり、寂しい限りです。
早く読みたいような、まだ読みたくないような・・・。

一作目だからなのか、トビーとジョージの軽妙な会話はいつもより少なめのような気がします。
なかなか他に例を見ないコンビだと思うのです。
この二人の出会いの経緯が、私には事件の謎そのものよりも気になって仕方がありません。
ジョージは一体、何者だったんでしょうか。

事件そのものは、シリーズの中でもそれほど複雑ではありません。
でもやっぱり、これで終わりなのかなーと思ったら、ちゃーんとジョージが締めてくれました。
んー。ジョージ、丸々とした冴えない容貌だけれど、本当は切れ者。トビーと違ってそういう素振りは微塵も外に出さないあたりが、とってもいい。
かといって、間違い推理を展開するジョージを馬鹿にするわけでもなく、毎度うまく見えないところでフォローしているところが、いいコンビ。
「ぼくはトビーを長いこと知ってます。世界一いい奴です。トビーのことなら、なんでも太鼓判を押しますよ。――推理能力以外は」
と、思っていても本人には言わない辺りが、ジョージの気遣いなのでしょう。
トビーも決してお馬鹿なわけじゃないんですが、
「トビーはすごく速く脳味噌が回って、想像力が旺盛なもんだから、自分で自分を上手く納得させちゃうだけなんですよ」
というわけで、肝心の所で間違う。

この二人の活躍があと一冊なのは本当に寂しいですよ・・・


2002年11月11日(月) 『禁断の恋でいこう2』(漫)

【大海とむ 小学館フラワーコミックス】

私は無類の動物好きで、こと犬好きですが、こんな犬(狼)はいらない。
夜斗もずっと狼なら可愛げもあるのに、人間になられるとなんだか鬱陶しい。でかい図体で〜!

しかし、こんなに子どもが可愛くない人も珍しい・・・。絵的なことですよ。


2002年11月10日(日) 『八雲立つ19』(漫)

【樹なつみ 白泉社花とゆめコミックス】

え・ええええ〜〜!?

完結なんだ。
何度も本屋で一緒にいた友人に、「これで完結?完結??」と確認してしまいました。

それよりなにより、ラストにびっくり。
ええええ〜??!
闇己くん、そんな形で戻ってきちゃうの?
生まれ変わりとかなんとかって形になるのか、嫌だなーと思って読んでいたら、そのまま闇己くんじゃないですか。
七地くん以外は全員、胸中複雑。
いったい、これから先彼はどうやって成長していくんだろ・・・
普通より成長早くて、数年で実年齢に追いつくとか?
夕香とこう君が報われないような気がしますが、まあいいのか。

ほんとにびっくりの最終巻でしたが、終了してよかったです。
闇己パパさんは結局どうなったということなのか。亡くなったんだろうとは思いますが。

私は太古編の二人の方が実は好きでした。
現代の二人も好きですが。

樹さんの次回作もまた楽しみに。


2002年11月09日(土) 『炎の蜃気楼36 耀変黙示録VII−濁破の章−』(小)

【桑原水菜 集英社コバルト文庫】

半分書いたところでブラウザ落ちましたよ!!
私がどれほど、この感想に力入れていると思ってるの!?
書き直す気力ないよ!!

この本買ったのは、先週なんですが、ようやく今日読めました。
どうしても時間が取れず。
畜生。ファンの名折れだぜ。
前なら徹夜してでも読んだものを、年か。

読む前に、目次を見る。
最初の章タイトルが目に飛び込む。

その「愛」が世界を滅ぼす。

見た瞬間、バっと本を閉じ、その場に突っ伏す。
なんつー・・・・・・。

よし。
滅ぼしてしまえ!こんな世界滅ぼしてしまうがいい!!
あなたの愛に滅ぼされるなら、何度世界が滅びてものぞむところだ!!!


読み始める前からカウンターです。
もう、何も怖くないです。いざ、読まん。
怖いのは私ですか。むしろ。こんなん、まだまだ序の口ですよ。これで引くなら引くがいいさ。

冒頭いきなり、縛り上げられ鞭打たれるN氏。
私は彼が痛めつけられるのはあまり見たくないのですが・・・。
愛故というよりか、なんとなく、こう、痛めつけられるのは景虎様の役目かと。
今回、出番なし、見せ場なし、いいとこなし、のN氏。私のテンションも不完全燃焼ってもんです。
もう、充分ですか。
そんなことないですよ。

まあ、でもN氏は生きてそこにいるだけで、もう何も望みません。
ちょっと嘘をつきました。
もっと色々と望みます。

色部さんと景虎の再会に涙。
ああ、これが初めての再会なのか。
とっつぁんのこと好きですよ。
二人のこと怒れるのって、きっとこの人だけだと思います。

綾子ねーさんが、ついに、とうとう・・・・
譲め!
千秋と再会を果たすねーさん。久しぶりの二人の会話ながら、両者ともにお亡くなりかと思うと悲しくてなりません。
本当に本当に、二人ともお人よしだよ!!
死んでまで助けようとしてくれるなんて、きみらくらいだ。
もうこの先、生きた二人を見ることは出来ないんでしょうか・・・・

今回しみじみと思うのは、闇戦国なら私は信長様につきますね!
思想主義に共鳴するわけではなく、あの圧倒的カリスマ性にはやはりついていきたいと思ってしまいます。
景虎様は・・・N氏がおるからいいだろって気がしてしまう。
・・・・・ええと、あと、信長様について景虎苛めたいとか・・・。いや、私ごときにそんな大それたことできませんが・・・。

それにしても、今回ついに主君を撃ってしまったN氏。
なんてことを!と世間で責められなければいいのですが・・・。
責められるのかなやっぱり・・。

しかし、

喰らいつくような勢いで口づけをかましにいった。

かましに・・・・。かましにいったって、水菜さん。
いつもながら、その言葉選びには敬意を表します。
本当に。普通なら「かましにってどうよ」と思うところを迷わず書ききる、その勢いこそ、水菜節かと。
それに、確かにそう表記するのが最も正しくその状況を表しているんですよ。
他の作家がやったら笑われるんでしょうけど、桑原水菜だから!となんだか普通に納得します。

あ、そういや、兵頭・・
彼は成仏なさったのでしょうか・・・・

ああ、本当に終わりが近いミラージュ。終わっちゃうの!?ほんとに!!??
うあー。どうしよ。どうしようもないってな・・・
そろそろ心構えを作っておこうと思います。


2002年11月08日(金) 『刺青・秘密』(小)

【谷崎潤一郎 新潮社文庫】

解説が引用ばかりで面白くなかったなぁ。
私が引用する部分がないじゃないか。
それに、谷崎への愛を感じない。

読書感想多しといえど、毎度毎度帯・あとがき・解説の感想から入る人もそうそういないんじゃなかろうか・・・。

「刺青」

いやぁ、もう。ねえ?
谷崎の女性の部分部分への描写は、顔かたちを描写するよりも、かえって強い印象を残すと思います。
そして、足フェチ。
どの話にも、女性の足の描写が出てきます。
今まで気にも止めなかった足が特別の物のように思われてきます。

「少年」

私はこの本を、毎日昼休みにちまちまと読み進めていたのですが、この話を読んでいるとき、思わず辺りをはばかってしまいました。
背徳感の一語につきます。
そしていやらしさ。
「刺青」もいやらしさが漂っていましたが、こちらはもっと色彩の濃い雰囲気。
どきどきしました。

「幇間」

遊客の機嫌を取り、酒興を助けることを業とする男、のことだそうで。
一言で言ってしまえば、マゾな男の話なんですけど、そんなことで済ませてしまうと、谷崎のおおかたの小説はそれで済んでしまうと思われ。
この話だけ語り口調が違ったせいか、軽い雰囲気。

「秘密」

もッと色彩の濃い、血だらけな歓楽を求めるように傾いて行った。

ラスト一行。
一体、どのような歓楽へ・・・。

「異端者の悲しみ」

この男になんだか苛々してしまうのは、きっと男の「虚栄家」で「薄志弱行」で「無気力」な部分が全く身に覚えの無いことではないからなのかもしれない。

「二人の稚児」

いちいち描写が美しいです。

「母を恋うる記」

海と白砂と磯馴松。
月の光が照らし出す陰影と、波の音と三味線の音。
息を呑むような美しい光景でした。


2002年11月07日(木) 『スカイハイ2』『NARUTO14』『新暗行御史2』(漫)

【高橋ツトム 集英社ヤングジャンプコミックス】

「未曾有の呪呪コミック」
確かにそう。
読み終わってみれば、二巻は誰も呪っていないです。
一巻は夢に出そうなほど怖いんですが、怖いだけというわけではなく。
なんでしょねー。
死を取り扱う、又はテーマにした作品への感想は難しいです。私にとって。

二巻で完結は意外でしたが、なるほどなぁという感じです。
イズコは交代制だったのか。

+++++++++
【岸本斉史 集英社ジャンプコミックス】

見開きサクラちゃんは思わず色を塗りたくなりました。
塗り絵?

シカちゃんが頑張ってます。
「美人でもブスでもない普通の女と結婚して〜」
いのちゃんは美人さんだよ?
え?シカちゃんが好きなのはいのちゃんじゃないの??
違うといわれても、私の中ではそう決定付けられております。

思うに、NARUTOのスリーマンセルって、一つくらい女の子二人に男の子一人っていうのがあってもよかったんじゃないかと。
木の葉じゃなくても、よその里とかで。
あとは、女の子三人とか。男三人ってのがあったんだから。
だから、男の子が余ってる・・・
女の子はみんな一方通行だし。
みんな可愛いのにねー

岸本の生い立ちヒストリー。
「エンターテナーでいくぜ!」という心意気は正しいとは思うが、読者受けを狙いすぎて、本来の設定も曲げてしまう、又は焦点がぼやけている昨今のNARUTOの展開はいかんと思うよ。
エンターテナーであるというのは、まずは自分がどうしたいか、が先にあって、読者がなにを求めているかは後だと思います。
ご友人だって井上さんは楽しんで描いていて、これだけ楽しいんだから読んでくれっていうのが伝わってくるって言ってるじゃない。
今のNARUTOはこれを読んでくれ、というより、これでいいですか?という雰囲気に見える。
まあ、ジャンプ編集者が余計なこと言っているのかもしれませんが。

オロチンのあまりの小物ぶりに、文句を言う気にもなれず。
ハオ様にここは是非、「ちっちぇな」と言い放ってもらいたい。溜息混じりに。

大人はいいから、子どもをもっと描いて下さい。
主人公ナルトなんだからさ。

ちなみにアニメはあんなスピード感の無いアニメ初めて見た。

+++++++
【原作:尹仁完 漫画:梁慶一 小学館サンデーGXコミックス】

おもしろーいですよー
「圧倒的画力」だと思います。
ただ、顔はころころ変わり、どのキャラも年齢不詳ではあります。

文秀の悪人面は留まる所を知りません。
無精髭はやめた方がいいかと。ただでさえ、なんだか極悪な雰囲気の主人公なのに。
極悪っぽいが、どことなくダメさが漂い、山道(ヤマミチに非ず。サンド)がいなきゃ、とっくに死んでるだろうあたりが憎めない奴です。
得体の知れない呪をかけたれているらしく、時々呼吸困難に陥り、呼吸器がないと命の危険に晒される。
そりゃ、喘息っていうもんだよ!!
とつっこまずにはいられません。
喘息もちの悪人面主人公。しかも、美人の護衛に守られっ放し。
ダメダメじゃん!!
「俺に殺れねぇなら、お前にも無理だ」
との山道へのセリフに、いや、山道の方があんたより強いから・・・と思わずにはいられません。
そんな文秀が好きではあります(へたれ好き)

妙に敵さんが、女顔の美形男子が多く、毎度文秀に助けを求めてくる男は、か弱い感じの善人美男で、主人公一人が極悪人のように見えるのが面白いところです。
美形が多いのはアシさんに女性が多いから?と邪推してみたり。

なにやら過去の因縁が少しずつ出てきて、続きも楽しみです。


2002年11月06日(水) 『Wジュリエット11・12』(漫)

どんどん未読本が溜まる・・・!
第一段階本を積んでいる。
第二段階本を買ってきても袋から出していない。
第三段階鞄を開けるとあっちこっちから、買ったままの本が出てくる・・・

今、もちろん三です。
ありえない・・・。こんなこと初めてだ。

【絵夢羅 花とゆめコミックス】

もうすぐ終わりそうであります。
同じ性別偽りもの(どんなジャンルだ)の『花ざかりの君達へ』はさっぱり終わりそうもありませんが。
だいたい、ダブジュリはまだ動機が理解できますが、花君の方は不純にも程があります。
まだ全5巻くらいの漫画なら、そういう「ありえるか!」という設定にも目を潰れますが、もう20巻近くいくと、これから先履歴書になんて書くんだよ、母校が男子校ってありえないだろ、と突っ込みもいれたくなります。
それに、ダブジュリは糸と真琴は真実を知って付き合っている辺り、苛々もしませんが、花君ははよ付き会え!と。

ま、そうは言っても必ずしもダブジュリが好きなわけじゃないんですけどね。

北海道に駆け落ち中の真琴の姉、再登場。
なんだって、なんでもかんでも駆け落ちは北海道に来るんでしょうね!?
流刑の地とか、最果ての地とかそんなイメージなんですか?雪が降るから?熊が出るから!??
もとより住んでいる人々に失礼だ。
北の地は駆け込み寺か。
北海道人がよそ者に寛大なのも事実ですが。

今回は悠斗と茜の話しが好きでした。
私は少女漫画は正統派が好きなようです。
妙な設定はいらないから、恋愛重視で。

しかし、猫な真琴に親父は自分の課した課題の間違いを悔いたりはしないのだろうか・・・。
見てないからいいのか。

柱の妹の話。
「まだまだ時間はあるからな・・・」
霊に励まされた・・・?(違う)


2002年11月05日(火) 『南の島の星の砂』(絵)

【Cocco 河出書房新社】

歌手を引退してしまった、Coccoの絵本です。
好きだったのに悲しい。
私がCocco好きだというと、いかにも、という風に納得されます。
私に松浦あやのようなイメージがあるとは思っちゃいませんけど・・・。

「クムイウタ」なんか、流しつつ読みたいですね。
ブラックな歌詞のイメージが強いですが、この絵本はそんな雰囲気は全くありません。
優しい言葉とお話です。
「星の夜」には目を凝らしましょう。
いろいろ見えて楽しいですよ。

不思議な物で、どうしてか読んでいると歌も聞こえるようです。
CD聞こうっと。


2002年11月03日(日) 『ダークエンジェル ジェネティック』(映)

この頃とてもお気に入りのドラマです。
何が好きって、キャラクター達が好きです。
女性陣は美人で強くてかっこよくて可愛くて男前で。
男性人は揃いも揃って、へたれで役立たず。
ローガンなんて、ばっちりヒロインです。
毎回、こーの役立たず!と思います。そのくせ正義感と意地ばかり強くて、可愛い奴です。
敵のライデッカーのおっさんも大好きです。
いっつも眉間に皺寄せて、伸ばしてやりたい。
卑怯者でどうにも悪人なのに、なんだかへたれで憎めません。
そんなライデッカーのおっさんと、ローガンが並んで指示を出すシーンがとてもお気に入りです。

マックスを抱き起こすローガンに、早く逃げて!、あんた戦闘力ないんだから、とにかく早く!!と思わずにはいられません。
戦闘力ではおっさんが上です。
どこまでも情けなく役立たずのローガンが愛しいです。

それに引き換えマックスがかっこよくてなりません。
もう、何もかも男前。
マックスとローガンの微妙な関係も大変好きです。
二時間映画だと、こうは焦らせませんね!
どこまでも焦らしてもらいたい。

でも、シンディが一番好きだったりします。
今回もがっつりと、マックスを殴るシーン大好き。
まさかグーでいくとは。

ストーリーは、前半にやにやしつつ(マックスの攻め気質が男前)、後半ちょっと悲しく。
ティンガ・・・・
先週の段階で、もう泣きが入ってました。
間に合わなかったんだね。ああ・・・

後半でうっかり、ほっとしたら、騙されました。
やっぱり撃たれ・・・

IIがどうなるか気になりますが、予告はなんだか微妙だ・・・。
ザックの運命はいかに!?とか言ってますけど、明らかに死んでますが・・・。彼。
甦るんでしょうか。

『タイタニック』の時は、ジェームズ・キャメロンも底が知れたと思いましたが、やはり面白いですね。
きっと、ああゆうラブストーリーが向いていなんでしょう。



蒼子 |MAILHomePage

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