2004年01月20日(火)
 
☆★天と地の二つの結果★☆


泣いてなんか無い。
呆れて、涙なんか出ない。

私は負けない。最後まで闘う。
たとえ1%未満の可能性しかないとしても…最後の最後まで闘う。
奇跡は起こる!起こしてみせる!

…アニキ、有難う。Hさん、有難う。心から感謝!

2004年01月12日(月)
 
☆★祖母に捧げるバラード★☆


1998年1月7日。
大好きな祖母が亡くなった。
享年89歳。

その時、私は貴輝を身ごもっていた。6ヶ月で重度の妊娠悪阻。
亡くなった日はすぐ、おばあちゃん家へ駆けつけた。

…人間って、悲しければ悲しい程…涙ってモノが出てこない。

お通夜の日。都心で何年振だっただろうか?大雪だった。
私は、身体の事もあって自分の家で待機していた。
身重の場合は、お腹の中に鏡を入れる…という慣わしがあるが…
ひたすら、祖母の事を思い出していた。

とにかく大雪だった。降り続けた。
通夜が終わって家路へと向かう親族。電車がSTOPしてしまって帰れなかったらしい。
ウチの両親も大宮駅に深夜1時に何とか着いたが…タクシーが長蛇の列!しかも、タクシーなんて来なかったらしく…
結局、大宮駅構内で野宿したらしい。
明け方、家に着いて仮眠して…今度は告別式。
誰もが、忘れられない日になっただろう。


翌日の告別式。
あれだけ降り積もった大雪はやみ、おてんとさまが出てきた。
私は、この日も家で待機していたが、我慢が出来なく家を出た。
ひたすら歩いた。身重で雪道…慎重に慎重に…心の中は…無心だった。

出棺の時間。
丁度、地元の街が望める大きな陸橋にいた。
空は雲ひとつない晴天。
地は真っ白。

いつもと違う光景。風景。
足を止めて青空を見上げた。
この時、初めて涙が出た。


いつもいつも、毎日毎日…私たち(孫)の事を心配して祈ってくれた祖母。
優しくて、いつも見守ってくれた。
これからは…空の上で見守ってくれるんだよね。私、頑張るよ。辛い時とかは空を見上げるよ。有難う有難う…さようなら。



その数ヵ月後、貴輝が生まれた。



先日7回忌だった。
早いなぁ…って思うのだが…考えて見れば、貴輝は今年6歳になるんだよね。



…ひそかに思う。この子は祖母の生まれ変わりだと。

 
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