10月16日に、母が友達に付き添われて 私が勤める病院に来ました。 今年は10月頭まで暑い日が続き、 食欲が落ちても夏の疲れだと私も母本人も 思っていました。 毎日来てくれる友達が心配だからと、娘が勤める 近くの病院に来ました。 本人は体調不良だから、診察、採血、採尿、レントゲン くらいで薬貰って帰ると思っていたのに、 あれよあれよという間にCT、エコー、胃カメラを 飲まされ、胃カメラは初めての経験だから怖くてポロポロと 涙を溢して泣き出したため、外来から内線で私が呼ばれ、 胃カメラの説得と付き添いをしました。 胃カメラ後、母はベッドへ移動し、私は内視鏡の医師に呼ばれ 説明を受けました。 母はスキルス性の胃癌で、別に腫瘍が見つかりました。 この日、母と私と母の友達は病院からタクシーで帰りました。 胃カメラが終わったのが16時半、そこから1時間は 安静にするので、私が仕事を終えて外来に降りて17時半。 ヨタヨタ歩く母をバスに乗せて帰るのは無理なので 病院からタクシーという事にしました。
翌日、母のカルテを見たら、「悪性リンパ腫の疑い」とあり、 更に内科の医師からは
乳房と鎖骨下に転移あり
と。 そこから戦いが始まりました。 先ずは我が勤める病院の師長から。
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