JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆他人の身体のことを口にするものではない、という常識を無視しています。 なんというか、「劇的に低俗で下らない」ので、とても最初から最後まで見ることはないのですが、 お前、この中で一番ブサイク(ブス、デブ、ハゲ、バカ、等々)なんだから・・・ の類です。 これは、感心しません。というか腹立たしい。 同じテレビ局がニュースでは、 深刻なイジメの実態が改めて浮き彫りになりました などという原稿をアナウンサーが読んでいる。 話がそれますが、テレビ局のニュース原稿というのは、何故、申し合わせたように同じ表現を使うのでしょう。 〇〇の実態が改めて浮き彫りに とか、 関係者は大きなショックを受けています。 同じようなことですが、 ショックを隠しきれない様子でした。 等々、少し意識してきいていると、呆れるほど同じ表現を用いています。 ニュース原稿は、文学作品ではないので、「創造的」である必要はないのですが、 それにしても、言葉で何かを伝えることを商売としているのであれば、 原稿を書く人たちは、本来「他人とは違う表現、言い回し」を使おうとするのが普通だと思うので とても、不自然に響きます。が、それは、本稿の本質からは逸脱します。 話をもとに戻すと、他人の身体のことを口にだすものではない。 これは、一般人の会話においても、最低限のマナーです。 「背が低い(高い)ですね」、「やせて(ふとって)いますね」、「やせ(ふとり)ましたね」、 「色が黒い(白い)ですね」、「顔が大きい(小さい)ですね」 、そして当然、「ブス(醜男)ですね」 というように、相手の身体に関することを口にするのは、 大変失礼なこと、「言ってはいけないこと」の筆頭に挙げられます。 しかし、テレビでは、その「いけないこと」をネタにして、 「擬似的な揉めごと」で騒ぐのが、あれは、テレビ局にも責任がありますが、 あまりにも常態化しています。 ◆あれを子供が見たら、どう思うでしょうか。 残念ながら、最近の日本人は芸人だけではなく、一般人もまた、子供の頃に躾けなかった親や教師に 太りましたねえ。 といいます。流石に自分でもあまりにも見た目が醜悪なので、18キロ減量し、 体重56キロ、腹囲75センチに痩せましたが、これは標準体重以下で、こんどはすこし痩せすぎだったのは 本当のことなのですが、人間、無責任、というか、殆どの人は、他人なんか知ったことではないくせに、 こういうときだけはめざとくて、 JIROさん、どうしたんですか?ものすごく痩せましたね?何処か悪いんじゃないですか? もっと失礼なのは、 ガンじゃないですか?検査受けた方がいいですよ。 と、全然冗談になっていないのですが、そもそもそういうことを言うのは無神経な人間ですので、 こちらの不機嫌な顔にも気がつかず、面白そうにいいます。こちらの健康など、関心が無いクセに。 このように一般の大人も「最低限のマナー」を心得ていない、ということは自分の子供に教えていないでしょうし、 子供達はさらに、前段に書いたとおり、テレビのバラエティーで、画面の中の「大人たち」が平気で、 お前、一番、ブスなんだから と言い合うのを見る。これでは、悪いことだと認識しようがありません。 多分、こういうことを子供達は学校で平気で友だちにいうようになり、誰かが集中砲火を浴びたら、 恐らく、長く陰湿に続く、イジメのきっかけになります。 テレビと世間が子供に「他人のイジメ方」を教えているのも同然です。 そちらは放置して、「イジメを考える座談会」を「有識者」がわざとらしく話し合っても、 なんの意味もありません。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2012年12月30日(日) 【病気】一難去ってまた一難。 |