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JIROの独断的日記
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2012年09月18日(火) 【音楽】9月16日はマリア・カラス(ソプラノ)の命日でした。

◆いくら、器楽好きとは言え、マリア・カラスを一度も取り上げていなかったのは不覚でした。

最近、音楽年表のチェックを怠りがちで、遅れ気味の記事になってしまいますが、

9月16日はマリア・カラス(1923〜1977)の命日でした。


好みの如何に関わらず、マリアカラスは、20世紀最高のソプラノ歌手として知られています。

あまりにも有名で、数え切れないほどの本が書かれていますので、今更私がゴタクを並べるまでもありません。

Wikipediaへのリンクを貼っておきます(正直言うと、私もあまり知らないのです)。


知らないというのは、全盛期を聴いた訳ではないからです。

ただ、Wikipediaにも書いてありますが、晩年(といってもそんなに見た目は衰えて無くて、その後急に亡くなった、という印象です)

1974年に、ディ・ステファノ(テノール)と日本4箇所でリサイタルを行ったときには、NHKが大々的に放送しました。

またまた、正直に書きますと、その頃の私は、歌(声楽)をさほど聴いたことが無かったので、比較することも出来ず、マリア・カラスの歌そのものは

あまり印象に残っていないのです。マリア・カラスに夢中になったのは、私よりも1世代、2世代前の音楽ファンだと思います。


しかしながら、ただ一度、NHKの画面を通してみただけですが、大スターの貫禄は、明らかに「別格」でした。


普通演奏家は、本番前の楽屋にテレビカメラが入ることなど、集中の妨げになるので嫌がる人が多いと思いますが、

マリア・カラスは上機嫌で、全くお構いなし、相方のテノール、ディ・ステファノと冗談というか雑談というか、

世間話のようなことをずーっと話しているのです。


そして、普通、演奏家はステージに出る前には、一応、呼吸を整えて、一旦気を静めて・・・・というような

儀式的な動作をしますけれども、マリア・カラスは、世間話をしていて、私は気がつきませんでしたが、ステージ・マネージャーが

「本番です」というような合図をしたらしい、それをチラリと見たのでしょうけれども、それすら気がつかない。


世間話のまま、いきなり、すーっとステージに現れたのです。


とにかく、マリア・カラスのものすごい余裕と、貫録。子供心にただ者では無い、と思いましたが

後に知ったら、当たり前です。文字通り「世紀のプリマドンナ」。

その時のリサイタル全部ではないでしょうが、何と46分の映像をYouTubeで発見しました。


Maria Callas & Giuseppe di Stefano Tokyo 1974





この時51歳ですからね。全盛期はそれこそ、オペラハウスの客席全体に、ビンビンと声が響いたことでしょう。

この映像終わりまで見て無いのです。済みませんが。ですので重複するかもしれませんが、

マリア・カラスがアンコールで歌った、あまりにも有名な、

プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」より「私のお父さん」


Maria Callas (High Quality sound)sings O mio babbino caro







うーむ。もう、なんというか技術とか声量とかよりも歌心とマリア・カラスがステージにいる、というだけで

日本の聴衆が大感激ですね。繰り返しますがこういう人を「スター」というのでしょう。なりたくてなれるものではないですね。


私は、この記事の始めの方で、「声楽をそれまであまり聴いたことが無かったから、よく分からなかった」と書きましたが、

この「私のお父さん」を聴いて、何も感じなかったとしたら、余程、鈍い中学生だったのでしょう。恥ずかしくなりました。



この時、クラシック音楽雑誌「音楽の友」は「マリア・カラス大特集」を組み、このリサイタルのお客さんに

片っ端からインタビューしていました。大多数は大喜びでした。私よりも二世代ぐらい前の音楽ファンの方でしょう。

レコードでずっとマリア・カラスを聴いてきたけど、まさか生で聴けるとは思いませんでした。若い頃から好きでね。今日は本望です。

というような方が大勢いらっしゃいました。

勿論マリア・カラス本人へのインタビューも載っておりました。

その中で、当時の雑誌「音楽の友」の編集部の女性でしょうか。
「私、でも、正直いって、皆、マリア・カラスさんのベルカント唱法のすごさとか本当にわかっているのかな?と思うことがあります。」

と言ってました。つまり、本当に日頃から好きというよりも、ミーハーじゃないの?と言いたかったのでしょう。

それに対するマリア/カラス女史の答が極めて明快でした。
あら、そんなこと知らなくてもいいじゃない? 私の歌を聴いて楽しんで下されば、嬉しいわ(笑)

どこまでも肝要で、お客さんの喜んで貰えることが何よりのよろこび、という本当の音楽家、大歌手、大スターでした。

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