JIROの独断的日記
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2003年05月12日(月) |
<睡眠指針>「昼寝は午後2時が理想」厚労省が“快眠のこつ” 日本でも「シェスタ」の時間を作るの? |
◆記事:「8時間睡眠にこだわる必要はない」「昼寝は午後3時前の20〜30分に」「寝酒はいびきを助長する」――。こんな内容からなる“快眠のこつ”を厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針検討会」がまとめた。国民健康づくり運動(健康日本21)を推進中の同省は「指針の内容を広く普及させたい」と話している。
検討会のメンバーは医師や薬剤師、精神保健の専門家ら10人。睡眠指針によると、睡眠時間は個人差があり、高齢になるほど短くなるのが普通。「無理に長時間眠ろうとすることで、かえって睡眠の質を低下させることがある」と述べ、一般に理想とされている8時間睡眠にこだわる必要はないと指摘している。
また、就寝4時間前にコーヒーやスタミナドリンクなどのカフェイン飲料を飲むと、寝つきが悪くなる。睡眠薬代わりの寝酒も、眠りを浅くする。特に睡眠薬を飲んでいる人の飲酒は、失禁や記憶障害などの副作用が出ることがあり、避けるよう求めている。
昼寝は人体が眠気を感じる午後2時ぐらいが理想で、長い昼寝や夕方以降の昼寝は「夜の睡眠に悪影響を及ぼすことが多い」。十分眠っても眠気が強い、激しいいびきなどの症状は「体や心の病気」のサインの可能性があるとして、専門家への相談を呼びかけている。
同省生活習慣病対策室は「最近は生活習慣病の予防に睡眠が重要な役割を持つとの科学的データもある。指針の中から、自らの生活に取り入れられそうなものを実践してほしい」と話している。
◆所感: いや、仰ることはもっともなのですが・・・。
「昼寝は午後2時が理想」ね・・。それはそうだろうとおもう。2時頃は一番眠い。しかしねえ。サラリーマンや、商売をやっている人にとって、実際に実行するのは無理でしょう。だめだなあ。役人というのは。無理な事なんか百も承知でしょう?どうしてそういうことをいうのかなあ。専業主婦なら出来るかもしれないけどね。 本気で国民の健康を考えるならば(日本人の国民性を考えると実現可能性は限りなくゼロに近いが)、スペインみたいに、国全体が「昼寝=シェスタ」の時間をもとう、と提案するべきではないのか。そこまで、やる気はないのだろう? 「自らの生活にとり入れられそうなものを実践してほしい」なんて、無責任すぎる。結局、寝る前に、寝つきが悪くなるようなものを飲むな、というだけではないか。寝酒が良くないのは分かっているが、ならば、「ストレスで眠れない人は専門家に診てもらって、適切な睡眠薬を使用することが望ましい」とか何とか書かなければ、一般の人はわからない。ところが迂闊に薬を勧めるのは良くないと批判されるのを恐れて、わざと、書かない。
お役所のレポートっていうのは、どうも、このたぐいの、役に立たないのが多いね。
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