JIROの独断的日記
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2003年05月03日(土) |
ハッブル宇宙望遠鏡、打ち上げから13年。天文サイトのすすめ。 |
インターネット上では、様々な画像を見ることが出来る。最近はPCの性能が向上して、パソコンでテレビを見たりする人もいて、まあ、それは各人の自由なのだが、テレビなどはテレビで見ればよいのであって、折角ネットに接続しているのであれば、ネットでしか見られない画像をたまには見てみてはどうだろうか?
ハッブル宇宙望遠鏡というのは、1990年4月24日ににスペースシャトルによって運ばれ、宇宙空間に設置された望遠鏡である。ハッブルというのは宇宙が膨張している事を突き止めた、アメリカの天文学者の名前である。
地上では、いくら高性能の望遠鏡を設置しても、雲が出ればおしまいであるが、ハッブル望遠鏡はそのような遮蔽物がないので、極めて鮮明な画像を捉えることが出来る。この望遠鏡のおかげで天文学者が受けた恩恵は計り知れない(といっても、こちらは素人なので、その真価を本当に理解しているとはいえない)。
それでも、ハッブル・サイトで公開されている数々の天体写真(壁紙用にダウンロードできる画像も用意されている)を見ると、理屈抜きに感動する。宇宙の神秘とはまさにこのことか、と直感できる。
地上の人間の世界は嫌な事ばかり起きるが、そういうときに、壮大な宇宙の画像を見て、天文学の研究の成果を読むと、人間という生き物は、そう捨てたものではないな、と思うことができる。それが、私が天文サイトを見るのが好きな理由だ。
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