JIROの独断的日記
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2003年04月07日(月) |
「米英軍、イラク大統領宮殿を制圧」分かった。それで、大量破壊兵器はどうなったの? |
アメリカ(とイギリス)軍がイラクの国家の中枢部を制圧した。なるほど。ならば、大量破壊兵器の在り処(ありか)も分かったのでしょうな?そもそもの戦争の目的は「大量破壊兵器の除去」とブッシュははっきりと言っていた。これで、大量破壊兵器がみつからなかったら、今まで戦争の巻き添えになって死んだり傷ついたイラクの一般市民はたまったものではない(たとえ、大量破壊兵器があったとしてもたまったものではないが)。
何度も書いたように、アメリカは国連安保理の外相会議にパウエル国務長官を派遣して、イラクが大量破壊兵器を開発している証拠を握っている、と明言していた。もし、見つからなかったら、あのときの証拠はでっちあげだ、というフセインの主張の方が正しかったことになる。アメリカは嘘をついて、イラクを侵略した、ただのならず者だと言われても仕方が無い。
アメリカを「勝てば官軍」という気持ちにさせてはいけない。今日の日経の社説を読んであきれた。「フセインの選択肢は降伏しかない」というのである。肝心の大量破壊兵器が発見されていないのに、どうしてイラクはアメリカに降伏しなければならないのであろうか?日本のマスコミはこの手が多い。馬鹿か?
アメリカは、何しろ、奴らの言葉によれば、「証拠を握っ」ているのだから、さっさとイラクにある大量破壊兵器を取り除いて、国へ帰るが良い。これ以上、無辜の市民たちが、子供たちが逃げ惑う姿を見たくない。人殺しはもう、沢山だ。
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