JIROの独断的日記
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2003年03月17日(月) |
何故、アメリカは他国を侵略する権利があるのか?イラク人から見れば、アメリカこそ「悪の枢軸」だろう。 |
アメリカはイラクを「悪の枢軸」の一つだという。イラクは大量破壊兵器を保有しているから、危険な国だという。
全ては相対的である。普通に暮らしているイラク人の立場になって考えれば、アメリカの方が、イラクよりも遥かに多種、大量の大量殺戮兵器を保有しており、何だかんだと因縁をつけて攻めて来る、「悪の枢軸」であろう。
いかなる国も、自分の国の体制が最善であり、それを他国も導入すべきだ、などと主張する権利は無い。アメリカン・デモクラシーが優れたシステムというのであれば、何故あの国では犯罪があれほど多発するのであろうか?
そもそも、デモクラシーを標榜するのであれば、国際社会においてもそれを尊重すべきである。国連安保理のなかでは、イラク攻撃に反対する国の方が多い。従って、デモクラシーの多数決原理により、攻撃すべきではない。これが、論理的な結論である。
アメリカ人は、こんな簡単なこともわからないのか?
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