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JIROの独断的日記
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2003年01月30日(木) 民放の「コメンテーター」と、テレビ屋たちは、いい加減にしろ。

 民放テレビというのはワイドショーを中心に、必ず司会者の他にコメンテーターというのがいて、ある話題に関して順番に何だか適当な事をしゃべっている。あんないい加減な商売があってよいものであろうか。

 まず、専門性を必要としない話題、例えば、芸能人ネタなどにまでコメンテーターなど用意する必要はないだろう。誰が話しても当たり前のことしか言わない。あんなことで金をもらえるなんて、安易過ぎる。

 私が特に気に触るのは、どういう訳か知らないが、いつもテレビに出ている女の医師である。一応開業医らしいのだが、あの様子では全部アルバイト医者任せで、自分で患者を見ることは無いのだろう。しかも、驚いた事に、この医師はメンタルヘルス、ダイエット、婦人科の病気となんでもござれなのである。一応、医師国家試験を通れば、どの診療科目で看板を出してもよいことにはなっているのだが、メンタルヘルスはやはり精神科医が、ダイエットは予防医学の専門家がコメントするのが本筋であろう。

 更に、である。この医師の経歴をネットで調べたら、なんと、専門は病理学なのだ!つまり、臨床医(=患者を診る医師)ではないのである。病理の医者がうつ病やPTSDやダイエットや婦人科の病気のことまで、したり顔で何でも知っているとばかりにテレビで話している。加えて、芸能ネタやラーメン番組にまで顔を出している。ずうずうしいにもほどがある。

 こういう人間はテレビ局にとって便利なのだろうが、医者ひとりに何でもしゃべらせてしまうテレビ局の姿勢にも憤りを覚える。この種の下らない番組を乱造している、テレビ局員の平均年収が、1,000万〜1,500万なのだ。世の中、間違っている。


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