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JIROの独断的日記
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2002年12月31日(火) 今、現実にある幸福を見出す。

 ◆不況は英語でdepressionといい、うつ病も英語ではdepressionである。今年のニュースを振り返る番組を見ると、良い話は殆どなくて、悪いニュースばかりが目立つ。うつ病患者は、思考が否定的になり、身の回りに良い事があってもそれには反応せず、悪いことばかりを考える。日本は国家的規模でうつ病状態にあるのかもしれない。
 
 しかし、多くの人は、ものすごくいいことはないかもしれないが、小奇麗な服を着て、今日食べるものはとりあえず、手に入り、暖房の効く家に住み、暖かい布団で眠る事ができる。病気になれば医者に見てもらうことができる。今の政権はなっていないと批判しても、捕らえられて、拷問にかけられることは無い。

 東京からわずか1,000数百キロ離れた北朝鮮では、トウモロコシのお粥をすすったり、木の根っこを齧って飢えをしのぎ、ひとり丸々とふとっている独裁者を将軍様と呼ばなければならない人々が現実に存在する。

 そう考えると、まずは年越しなどといっていられる自分は幸福なのだ、と考えねばならない。当たり前になりすぎて見過ごしているさまざまな「幸福」を改めて感じる。

◆海外にタレントが出かけていって騒ぐ番組は国辱だ。
 今、テレビを見ている。千昌夫や吉幾三などが韓国へ行っていろいろな食べ物を食って、勝手な事を喚いている。今年は特にワールドカップが開催されたこともあって、韓国が多かったが、以前からこの手の番組は多い。しかし、こういうのを見るたびにタレントたちの行儀の悪さや、公衆の面前で不必要に大声をあげる、みっともなさが気になる。こういうの、いい加減にして欲しい。


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