JIROの独断的日記
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2002年10月18日(金) |
東南アジアで連続テロ。中東ではイスラエル軍の砲撃で妊婦ら6人死亡 |
日本国内ではどうしても実感が湧かないのであまり騒がれないが、大変な事件が続いている。12日にはインドネシアのバリ島で爆弾テロにより180人以上が死亡。大惨事である。行方不明になっていた日本人、鈴木さんの死亡が確認された。
17日にはフィリピン、ミンダナオ島サンボアンガ市の繁華街にあるデパート2店で手荷物預かり所に預けられた荷物に仕掛けられた爆弾が相次いで爆発し、少なくとも6人が死亡。
いずれもアルカイダ関連組織の犯行ではないかと推定されている。テロリストというのは頭が狂った奴らとしかいいようがない。こんなことをしても、世界に何の益ももたらさないという、子供でも分かる事が見えなくなっているのだ。
同じ17日にはパレスチナガザ地区でイスラエル軍が住宅地を戦車で砲撃し、子供2人と妊婦を含む6人が死亡。この地区のイスラエルが作った監視用拠点にパレスチナ武装集団からロケット砲が発射されたことへの報復とみられるという。パレスチナでは今更言うまでも無いが、悲惨な自爆テロや軍による攻撃をお互いが繰り返している。あまりにもひどい状況だ。しかし、繰り返しになるが、我々日本人にとって、中東で起きる出来事ははどうしても実感をもって感じることが難しい。だから、こうして意識して日記に書きとめておこうと思った。それにしても、今回の事件だけでもあまりにも惨い。イスラエルのシャロンはパレスチナ人の殺戮を平然と行う、本当に危ない奴だ。そしてまた、アメリカは世界の正義を代表しているようなことをいつもいっているくせに、それを放置している。偽善者め。
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