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■ 『初めて』のキモチ
父の手術は無事に終わりました。 麻酔が切れてきてる時はかなり痛そうで、 ワタシと妹が帰る前にナースコールを 押して痛み止めを注射してもらった。
やっぱり家族が入院して手術とかすると、 付き添ってる家族も知らないうちに 心配とかでストレスを感じてるのか、 ワタシはかなり疲れてしまっていて、 ネツも下がらなくて、ぐったりしてしまって、 帰りも妹に運転してもらって帰ってきた…: そして帰ってきて、すんごく頑張ってオフロに 入ってすぐ寝ました。
今日も午前中はベッドにいたけど、今は なんとか元気。
昨日初めて知ったんだけど。 父は、父の人生の中で昨日が初めての手術 だったらしい…。 今まで身体にメスを入れたコトがないのです。
それで初めて、父が入院する時の、玄関での 父のコトバのイミが解った…。 『麻酔が覚めなくてそのままだったりして』 って言ったイミが…。
手術前に母とワタシ二人で父の病院に 行ったんだけど。(妹は仕事) 父はなんだか不安そうな顔で…。 最初は笑ってたんだけど、イロイロ話してると 手術は今日が初めてなんだ・・・って…(-_-;)
父は、色んな不安なキモチを抱えていて。
『麻酔をしたら目が覚めないんじゃないか』 『手術後の痛みについての不安』 『血がたくさん出たらどうするのか』 『血は手術後はちゃんと止まるのか』 『○○(妹)はいつ来るのか』
本当に不安そうだった。
ワタシはもう3回手術なるモノを経験してるので、 そんなキモチ忘れてた。
父の不安なキモチに気づいてからは、できるだけ 不安をやわらげ、笑わせ、ワタシに分かるコトは 説明し、安心させた。
手術室に行くまで、ついていって、手術室の 前ではしっかり手を握ってあげた。 母も照れていたけど、父の手を握ってた。 手を握っただけなのに、父は少し安心した顔を して手術室に入っていったヨ。
ワタシの父はナイーブなのかもしれない。 でも、父は管理職のヘッドなのです。 バリバリ仕事してるんです。 その父が不安がってる。
ずっとそばについててあげたかった。
誰でも初めてのコトはコワイ。 そのキモチを忘れないようにしなければ。
今からまた父の病院へ行ってきます。
2002年06月08日(土)
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