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■ 決断
昨日、大きな決断をした。
前々からずっと考えてはいた。
でもなかなか行動には移せなかった。
そして昨日やっと行動に移した。
大きな賭け。
ワタシは友達を失うかもしれない。
その決断とは。
ごく少数の友人にこの日記を書いてるコトを
知らせたのです。
ワタシにとってはとても大きな決断。
ずっとずっとヒミツにしてた。
だって怖かった。
日記にはワタシの弱いココロまで全てが
書いてある。
そんなワタシをさらけ出してしまったら、
友達を失うかもしれないもの･･･。
ワタシは友達の前で、病気のコトで弱音を
吐いたコトがあまりないから･･･。
病気で弱ったワタシを見せたコトが
なかったから。
電話ではいつも元気に話す。
わざとじゃない。
心配かけないようにそうなってしまうのかも。
それか、ワタシは友達から電話がかかってくると
嬉しいから、テンションが上がってしまうのかも
しれないわ･･･(^_^;)
友達と会う時もほとんどテンション高い。
それは、ワタシがめったにヒトに会えないから。
だから。
友達はワタシのコトをいつも「元気だよね〜」
と言った。
そうか。ワタシは元気に見えるんだ。
と嬉しいキモチもあった。
でも、ワタシの闘病生活を、友人達は
ほとんど知らないから…だからかな…。
親しい友人にすら、自分を見せてない。
これじゃダメだ。といつも思ってた。
でも自分を素直に見せれなかった。
まず、ワタシの生活のほとんどは闘病で。
その病気のコトを説明するのが難しい。
それから、病気でテンションが下がるワタシを
見せるコトに勇気がいる。
それに。
過去の日記にも書いたケド、健康なヒトは
病気に興味はもたないモノなんです。
それが普通なんです。
現にワタシだって体調が悪いときしか、
病気のコトは考えない。(笑)
だから、極力話すのを避けていた。
ただ、聞かれたら、答えた。
それは相手が病気に興味を持ってくれてると
いうコトだから、ネ。
でも、やっぱりワタシのココロは話さなかった。
大学を卒業して。
ワタシは実家に帰って。
友達は結婚したり、仕事に没頭したり。
連絡が取りにくくなった。
でも親しい友人はワタシが生きているか
確認するために(笑)、時々連絡をくれる。
会おうと言ってくれる。
ワタシはと言えば、進行性じゃないと
言われてる病気のハズなのに、大学の時より
病状が重くなっていった。
たぶん女性ホルモンが関わってるせいだろう。
出産適齢期や結婚適齢期に、膠原病はひどく
なることがあるから･･･。
そして会おうと言われても会えず…。
手紙の返事も書けなくなってきて…。
つらかった。
そして怖かった。
連絡不精だと友達を失ってしまうヨ…。
そして決心した。
日記を書こう。
ワタシがどんなコトを考えて生きているか、
ヒトに見せよう。
でも、日記のコトを知らせるのはホントに
親しいヒトだけにしよう。
この日記を見せて、その結果友達を失ったなら。
それはとても悲しいけど、仕方ないことだ。
昨日、日記のアドレスを知らせた。
ワタシは友達を失わなかった。
しかも、今さらだけど、ワタシの親しい友人達は。
みんな、とても、スゴイヒトだと分かった。
だって、みんな日記を一気読みしたっぽい。(笑)
一ヶ月以上書き続けた長い日記を。
夜中までかかって読んでくれた子もいた。
感想メールもきた。
みんなとても優しかった。
ワタシは、ワタシの日記を一気読みしたバカな
友人達を、一生大切にしようと思った。
2002年05月25日(土)
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