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■ 一人では生きていけないのかな
さっき母が突然帰ってきた。 ワタシと妹は、親と離れて住んでる。 親はココから車で20分くらいの 本家にいる。 祖父母が亡くなったので本家へ移った。
母はワタシが病気で、妹が仕事が忙しいので 週末にこっちに帰ってきて食事を作っておいて くれる。
妹とワタシのために帰ってきてくれる。
それはわかってる。 わかってるヨ。
でもケンカする…。 ワタシは病気になってからいろんなコトを 考えて生きてきたので、親にはあまり 反抗しない。 親のありがたみがわかるから。 でも…ワタシの病気のコトになると別…。 どうしても反論する。 どうしても母とぶつかる。
母は短気。 ワタシの病気のコトを親として一生懸命 考えてくれてるのに、日々の生活のコトに なると忘れる、ワタシの病気を。 そして信じられないようなコトバを。 ワタシにぶつける。
今日もそうだった。 帰ってきて早々、家事が不完全なコトを 責めたて、ワタシの病院の報告をすると、 病気が悪化してるコトを責める。
家事が出来ないコトを伝えると、 「二人暮ししたいって言ってたじゃない!」 病気のコトを話すと、 「大学病院だけ行ってた方がよかったじゃない」 (今ワタシは大学病院とクリニック、二つの 病院で治療している) 足が痛くて動けないコトを言うと、 「妹がいるじゃない!」 (妹の仕事は激務なのに…) そして。 「料理作りに帰ってきてやってるじゃない」
ワタシの日々苦しんでいるキモチを。 どんどん、どんどん、傷つけていく。
ワタシは本当に深く傷つく。 自分をかわいそうがっているんじゃない。 みんなのために動けない自分のコトを 考えて苦しむ。
今日、病院だった。 またステロイド剤のプレドニンが増えた。 それは、もう、この副作用の強い薬を さらに増量するしかない程の悪化を意味する。 そして日和見感染で罹ってしまったカビ。 もっと悪化していることが今日判明してしまった。 さらに強いクスリに替わった。
先生と看護婦さん、薬剤師さんに、 『毎日出来るだけ多くの睡眠をとって、 出来るだけ身体を横たえて休めるように。』 と言われる。
そこまで悪化していながら。 ワタシはPCに向かい、休み休み日記を書く。
自分の存在を確かめるため。 自分が生きていることにイミを見出すため。 そして、書くことは。 負の感情をカタチにすることによって、 浄化してくれるカラ。
ワタシはたくさんのヒトの手をわずらわせ、 生きている。 そのコトに感謝しつつ闘病生活を送る。
でも、ワタシはやっぱり。 自分で家事をして。 自分で仕事をして収入を得て。 生きていきたいと思う…。
母は今日みたいに。 時々とても哀しいコトを言う。 ワタシはやっぱり一人前にはなれないのかな。 一人では生きていけないのかな…。 みんなのためには動けないままのかな…。 ビョウキ、ナオシタイナ…。
2002年05月23日(木)
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