■□□乗務日誌＿２００２年５月２４日（金）
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　　▼「．．．サウイフモノニワタシハナリタイ」

　　　∇最高売上げ　銀座〜鷺沼　１１５７０円
　　　∇営業回数．　２３回
　　　∇実車率．．　５２．４％
　　　∇売上げ．．　☆☆　（☆☆☆が最高）
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朝はしばらく三鷹で営業。無線２本＆流し。
そろそろ中（都心）にいこうかと走っていたら、
久我山病院の交差点でお客さん。
「ちょっと先の家まで向かって、そこでもう一人乗せてから行って
　欲しいんですが。行き先は慶応病院です」
「慶応病院といいますと、信濃町のですか？」
「そうです」
というわけで、とてもステキな展開です＾＾
そのもうお一人は、足の悪いおばあちゃんでした。
杖をお持ちで、ちょっと危ない足取り。
ゆっくりお乗りいただいてから出発です。運転は慎重にね。
で慶応病院到着。
で到着したと思ったら一悶着（´｀）
お客さんとではありません。お客さん待ちしていた待機タクシーと。

朝（１０時頃）のその病院玄関は、送迎の車やらタクシーの出入りなどで
混雑していました。そこに私が到着しまして、そのときちょうど
タクシー乗り場スペースが空いていたので、お客さん足が悪いので、
なるべく入り口に近いように、また危険も少ないようにと思って、
そのタクシー乗り場に車を付けさせてもらうことにしたんです。
料金の支払いを済ませて、お降りになられるとき、同乗の方が病院に
車椅子を取りに行かれました。それで戻ってきて、おばあちゃんが
降りられるのにも手間取ってしまい、ちょっと時間がかかって
しまったんですね。
それを見守っていたら、誰か運転席の窓を、いきなりゴンゴン叩きました。
「ちょっとアンタ、迎車なの？」
は？あなた誰？言ってること意味不明。
さらに言葉を重ねてきます。
「迎車だからそこ付けたの？」
ああ、あなたは空車で待機中の運転手氏ね。
「え？いや今お客さん降りられてるんだけど．．．見てわからないすか？」
「だったら早く降りさせろよ！」
（．．．その言葉に、あ然．．．）
「あなた、何言ってんの？」
「何だと！降りてヤルか！！」
（喧嘩売られました。はぁ〜あ．．．´｀）
信じられませんね、こういう人いるんですねえ。
早く降りさせろ、とか、しまいには喧嘩？吹っかけるような言葉言ったり、
理解不可能です。
確かに、タクシー乗り場に付けてしまって、時間掛かってしまったのは
悪かったけど、状況見ればわかるでしょうに。
そういう言い方もないと思うんですけどねえ。。。
もっと臨機応変に対応してほしいな〜．．．
車がガラガラのときに、タクシー乗り場に付けてダラダラやってたのなら
まだそう言われるのもわかるけどさ。

そんな一件があって、いきなり気分が悪くなってしまったのでした。

それで運気？？が落ちたか＾＾；；；、その後、営業的にもいまいちです。
おまけに何だか、肩こりだかで、肩も痛くなってきたし。＾＾；
どよ〜んと、しばらく気分が低迷していました。

そんな中、某所１３時オーダーの無線を取りました。
お客さんは、某航空会社の客室乗務員さんです。
時間を５分ほど過ぎていらっしゃいました。
そしてお迎えしたら、さわやかな笑顔で、よろしくお願いします、と
わざわざ言って下さったんです。
おお、びっくり！！
おお、うれしい！！
「こちらこそよろしくお願いいたします」
とあわてて返します。
車中でも、会話などからも、逆に運転手に気を遣って下さっているのが
ひしひし？伝わってきます。とても優しいお人柄なんですね。
お客さんにもやはりいろいろな方がいらっしゃいます。
その中でも、今回の方は、とても素晴らしいです。
さっきまでのどよ〜んとした気分＾＾；が、一気に晴れ渡ってしまいました。
肩こりも気にならなくなってきました（ホントかいな！＾＾；）
ああ、こういうステキな方もいるんだなあ、と思ったのでした。
こんな方が乗務する飛行機には乗ってみたいなあ、とも。
（接客側が癒されてどうすんじゃい！って意見もあるかと思いますが＾＾；）

そんな仕事を終えて改めて思ったのが、
そういうふうに、人を気持ちよくさせられるような乗務員にならないと
イカン！ということですね。
お客さんのよどんだ気分をも吹き飛ばすような＾＾；、接客！
これだな！
自分はまだまだそういうのは出来ていないので、これからの課題ですね。
精進していきたいと思う今日この日なのでした。

夜は無線２本。
これがなかったら今日は死んでおりました＾＾；
何とか生き延びられました＾＾

ということでまた。


[02.05.28_00:39記]

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