タクシー&ハイヤー&個人タクシー受験日記
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1998年07月10日(金) 技能試験

今日は受験日。午前中に技能講習を受けてから、府中運転免許試験場に
向かう。午後1時から試験なのだ。この日の普通二種受検者は30名
ちょっとだった。他にも普通一種の仮免とか本免、大型一種・二種など
の受検者が集まっていた。1時すぎに係官が入ってきて、いろいろと
説明をする。その後技能試験へと移った。いいだまの受検Noは203。
一号車の3番目だった。が2番目の人が欠席、繰り上げで2番目に
なってしまった。緊張感が高まる。

検定車には、受検者と試験官、そして後部座席に次の受検者が
控え、検定中は3人が車に乗ることになる。なので、まずいいだまは
後部座席へ乗る。このときも油断は禁物。キチンと後方の安全確認を
することは欠かせない。神妙な面持ちで乗り込む。一番目の受検者は
それ以上に緊張した面持ちで検定に臨む。いいだまとしては2番目で
良かった。検定コースの確認はできるし、最初の方で検定は終わるし、
こういうものはさっさと終わった方がよい。検定は減点法で、100点
の持ち点からミスをするごとに規定の点数がマイナスされていく。80点
以上で合格なので、脱輪、一時不停止やらなんやらの致命的なミスを
したり、80点を割ってしまったりすると、途中までしかコースを
回らず、発着点に戻されてしまうことがある。完走すらできないことは
よくあるのである。

1番目の人は、なんだかんだ完走できたのだが
最後で大ミスしてしまい、結局不合格だった。がいいだまは、コースを
すべて確認することができたので、ラッキーだった(^^;)。不合格の人は
今回の結果の簡単な説明を受け、次回の受験票を試験官から渡されて、
終わりとなる。帰りに次回の検定日を決めて今日は終わり。

続いて私の番。後部座席から運転席に移る。もちろん車の前の
安全確認をしてから。試験官に書類等を渡す。10mほど試し運転させて
くれ、そのあと検定に入る。「それでは今から試験をはじめます」と
試験官。鼓動は高まる。(えーい、行ったるわい)と車を発進させた。
まず<止まれ>。完全停止。よし。右、左、OK!(実際は見えないん
だけど..)ミラー確認...NG。遠く右方から大型車が来ているのが
見えたので、待機。やり過ごしてから、進んだ。これを大丈夫と思って
出てしまうと、ブレーキ踏まれて、検定中止だったように思う。
危ないのだ。止まれを直進し、右左折、黄信号点滅、鋭角コース、
障害物通過、等こなす。途中直線道路で50km/h出すようにも指示される。
ここでは50〜55km/h出さないといけないのだ。他の道路でも、
慎重に走りすぎてもいけないし、もちろん飛ばしすぎてもいけない。
走る、曲がる、止まる、等メリハリのある運転が求められるのである。
1番目の受検者は、狭路から優先道路に出るときにいちいち停止していた
ので、試験官に注意されていた。<止まれ>の標識以外のところでは、
安全確認できれば、徐行(すぐ止まれる速度)で出ることが必要だ。
途中、左折大回りとか、交差点通過時の安全確認とか、踏切の坂道で
5cmくらい後退したりとか、ヤバイ!と思う瞬間はあったが、なんとか
完走はできたのであった。走った感想は、わりと走りやすかった、ってかな。
練習コースでは狭めの敷地にごちゃごちゃコースが設定されているが、
試験場のコースはだだっ広くて、余裕を持って走れたように思う。致命的な
ミスは無いとも思ったので、何とか合格しないかな〜...と願った。
発着点に戻ってきて、サイドブレーキを引き、後方確認してドアを開ける。
降りて再度後方確認し、ドアを閉めて、試験官のいる助手席に移動、言葉を
待つ。「...カーブを曲がるときのスピードがちょっと出てたね..ギアを
もう少し適切に使って走るようにね..」とのご託宣。あと他には特になく、
住所を聞かれた。(はぁ??)と思ったが、言う。と、略称で言った
ので正確に言うように言われる。そして合格の旨言われて、部屋で待つように
言われた。心の中の顔がみるみるニヤけていくのがわかった。対試験官には
もちろん神妙な顔で、嬉しそうな顔はみじんも見せない。


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