タクシー&ハイヤー&個人タクシー受験日記
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今日は受験日。午前中に技能講習を受けてから、府中運転免許試験場に 向かう。午後1時から試験なのだ。この日の普通二種受検者は30名 ちょっとだった。他にも普通一種の仮免とか本免、大型一種・二種など の受検者が集まっていた。1時すぎに係官が入ってきて、いろいろと 説明をする。その後技能試験へと移った。いいだまの受検Noは203。 一号車の3番目だった。が2番目の人が欠席、繰り上げで2番目に なってしまった。緊張感が高まる。
検定車には、受検者と試験官、そして後部座席に次の受検者が 控え、検定中は3人が車に乗ることになる。なので、まずいいだまは 後部座席へ乗る。このときも油断は禁物。キチンと後方の安全確認を することは欠かせない。神妙な面持ちで乗り込む。一番目の受検者は それ以上に緊張した面持ちで検定に臨む。いいだまとしては2番目で 良かった。検定コースの確認はできるし、最初の方で検定は終わるし、 こういうものはさっさと終わった方がよい。検定は減点法で、100点 の持ち点からミスをするごとに規定の点数がマイナスされていく。80点 以上で合格なので、脱輪、一時不停止やらなんやらの致命的なミスを したり、80点を割ってしまったりすると、途中までしかコースを 回らず、発着点に戻されてしまうことがある。完走すらできないことは よくあるのである。
1番目の人は、なんだかんだ完走できたのだが 最後で大ミスしてしまい、結局不合格だった。がいいだまは、コースを すべて確認することができたので、ラッキーだった(^^;)。不合格の人は 今回の結果の簡単な説明を受け、次回の受験票を試験官から渡されて、 終わりとなる。帰りに次回の検定日を決めて今日は終わり。
続いて私の番。後部座席から運転席に移る。もちろん車の前の 安全確認をしてから。試験官に書類等を渡す。10mほど試し運転させて くれ、そのあと検定に入る。「それでは今から試験をはじめます」と 試験官。鼓動は高まる。(えーい、行ったるわい)と車を発進させた。 まず<止まれ>。完全停止。よし。右、左、OK!(実際は見えないん だけど..)ミラー確認...NG。遠く右方から大型車が来ているのが 見えたので、待機。やり過ごしてから、進んだ。これを大丈夫と思って 出てしまうと、ブレーキ踏まれて、検定中止だったように思う。 危ないのだ。止まれを直進し、右左折、黄信号点滅、鋭角コース、 障害物通過、等こなす。途中直線道路で50km/h出すようにも指示される。 ここでは50〜55km/h出さないといけないのだ。他の道路でも、 慎重に走りすぎてもいけないし、もちろん飛ばしすぎてもいけない。 走る、曲がる、止まる、等メリハリのある運転が求められるのである。 1番目の受検者は、狭路から優先道路に出るときにいちいち停止していた ので、試験官に注意されていた。<止まれ>の標識以外のところでは、 安全確認できれば、徐行(すぐ止まれる速度)で出ることが必要だ。 途中、左折大回りとか、交差点通過時の安全確認とか、踏切の坂道で 5cmくらい後退したりとか、ヤバイ!と思う瞬間はあったが、なんとか 完走はできたのであった。走った感想は、わりと走りやすかった、ってかな。 練習コースでは狭めの敷地にごちゃごちゃコースが設定されているが、 試験場のコースはだだっ広くて、余裕を持って走れたように思う。致命的な ミスは無いとも思ったので、何とか合格しないかな〜...と願った。 発着点に戻ってきて、サイドブレーキを引き、後方確認してドアを開ける。 降りて再度後方確認し、ドアを閉めて、試験官のいる助手席に移動、言葉を 待つ。「...カーブを曲がるときのスピードがちょっと出てたね..ギアを もう少し適切に使って走るようにね..」とのご託宣。あと他には特になく、 住所を聞かれた。(はぁ??)と思ったが、言う。と、略称で言った ので正確に言うように言われる。そして合格の旨言われて、部屋で待つように 言われた。心の中の顔がみるみるニヤけていくのがわかった。対試験官には もちろん神妙な顔で、嬉しそうな顔はみじんも見せない。
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