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忘れないうちにメモ 2005年04月30日(土)


ふうぅぅ。
何度となく、ため息でもなくて、深呼吸。
涙が止まるように、深く肺いっぱいに空気を吸って、、吐く。


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2005年4月28日、昨日、母の誕生日。

気がつけば51歳です。
随分と若く見えるな、この51歳わ。
母の遠く離れた友達からプレゼントが届いて、
28日、私も何かプレゼントを。。と思ったけど、
結局、
今、近代美術館で展覧会をしてるドレスデン美術館展のチケットを♪
2枚。(1枚は、私のです)
と、
アンテノールのチーズケーキ。
展覧会5/22までだけど、外出できたらいいなと希望。
でも、どうかなぁ。
この日は世界がどうしてこんなにひどいの、、と思わずにいられなかった。
コーヒーのお湯を持って、ナースステーションの前を通った。

「○○さん」
看護師さんに呼び止められた。
おおお、あたし名前を覚えられてるのね〜〜。
「長女さんですよね?」
「先生がお母さん抜きでお話したいことがあるそうなので、、、」

・・・一気に真っ暗。

当直の先生が救急の患者さんを診る合間、
1Fの受付で待った。
まだ何も聞いてないのに涙と鼻血が止まらない。
(なぜ鼻血が出るんだ、あたし!!)

"患者に対すると同じように、家族に真実のすべてを一度に話さない方がむしろ賢明である。
家族も患者の病状がもたらす事態に適応する必要がある。"
って何かに書いてあったんですけど。
やっぱし無意味に知識を付けようとするのは精神的に危険な気がしてきた。ぞ。

だとしたらぁ、私はどうしたらいいのかね。
3クールして、4月下旬には再手術。
トントンと進むと思っていた私は楽観的すぎたんかな。
癌って何。

とりあえず、
次回4クール目で、母の元気な細胞たちがどうなるか、、かぁ。
比較的暗めなお先が私にだけ見えてます。
母にも見えるんだろうか。

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ふぅぅ。
いつの間にか暗キャラになってきた・・

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