スカーレットの心のつぶやき
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2016年07月17日(日) ALBERTO・PIZZOさんとの出会い

出会いは偶然ではなく必然であると

誰かが言っていたように思う。

この広い世の中で

初めて誰かと出会うことは

奇跡的なことであり

それが必然で分かっていたことだとしても

本当に不思議でありその出会いが

自分自身にとって貴重なものであった時

神様に心から感謝したい。

そんな出会いが昨日あった。

今から15年前に

映画「ビューティフル・マインド」を観に行き

ラッセル・クロウと見た時に

恋に落ちた時と同じように

昨日、たまたまエミフルのグリーンコートであった

ALBERTO・PIZZOさんのピアノ生演奏があると知った。

午後1時からだった。

用事も済ませていtのでお昼前に帰ることもできたのに

それも土曜日で混雑していたのに

二階でお昼をうどんで簡単に済ませ

一階のバーゲンの店をぶらぶら見ていて

館内放送で演奏会を知った。

15分前に一番前列のそれも指の動きが見える

ピアノのちょっと左側に座って待った。

ジャズピアノと書いていたので

正直期待はしていなかった。

ピアノはクラシックに限るという思い込みがあった。

私はピアノには思い入れがある。

だから生演奏を聴けるって幸せだ。

13時からに舞台に登場してきたALBERTO・PIZZOさんは

写真で見るよりとてもステキだった。

こんにちはと日本語で言った後

すぐに演奏が始まった。

一言で圧倒された。

あの指の動きは何???!!!!

天才だ!

神業だ!

引き込まれて行った。

ALBERTO・PIZZOさんは作曲家でもあるとのことで

自分の曲だけでなく

既に知られている曲も

自分なりのアレンジ

(そのアレンジの仕方がまた素晴らしいのだが)

をされ夢の中にいるような

そんな気持ちになるほど魅力的な演奏だった。

私が昨日、あの席に座り

ALBERTO・PIZZOさんの生演奏を聴けたことは

夫が私を導いてくれた気がする。

昨日は夫の四か月目の月命日だった。

お墓参りを済ませてから行ったエミフル

そしてALBERTO・PIZZOさんとの出会い。

またしても私は恋に落ちた。

あのラッセル・クロウ以来のときめきを覚えている。

年を重ねるにつれ

感動することが減ると言う。

誰かを好きになることも夢中になることも

段々無くなる。

それが、こうしてALBERTO・PIZZOさんの生演奏を聴くことで

私の胸の奥にしまわれていた恋の火が灯された。

演奏が終わってCDを一番先に並んで買い求めた。

ALBERTO・PIZZOさんは一人ひとりに丁寧に

その人の名前を書いてサインをしてくれた。

そして、一緒に写真まで撮ってくれたのだ。

こんな最高にうれしいことってあるだろうか?

最高にハッピーな一日だった。

夜はごはんを食べながら寝るまで

CDを繰り返し繰り返し聴いた。

FBでお友達になってもらった。

奥さんにも。

そして、私が撮ってもらった写真をアップした。

コメントももらった。

やさしい言葉もかけてもらった。

こんなにも幸せな気持ちは

夫が亡くなって以来初めて感じる気持ちだ。

ベッドに入ってからは

YouTubeの動画のALBERTO・PIZZOさんの演奏を聴きながら寝た。

本当に心から感謝している。


スカーレット