スカーレットの心のつぶやき
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2016年06月26日(日) 一人

私には友人がほとんど居ない。

小学校から大学まで

高校だけ別だった友人と

高校時代に知り合い

その後も付き合っている友人

アズキを通して知り合い

たまに食事や映画に行く友人

ネットを始めたころに知り合い

今も時々メール交換をしている友人

合わせても10人も居ない。

会の仲間たちとは

勉強会で会い、日ごろから連絡し合うけれど

友人と呼べる存在ではない。

結局、友人は少ないということだ。

私自身が大勢とたむろするのが好きではないし

一人で行動することが

淋しくないからこうして生きていけるのだと思う。

6年前に亡くなった

私の母が私の友人だった。

何処へ行くのも母と二人

毎日母を相手に喋っていた。

母が居たら友人が皆無でも

平気だったし一抹の淋しさも覚えなかった。

母が亡くなり

話もお出かけもできなくなり

友人とたまに会ってランチをすることはあっても

一人で行動することが当たり前になった。

夫が亡くなってから

当たり前がもっと当たり前になってしまった。

強がりでもなんでもなく

買い物は一人でするのが好きだ。

好きな店で好きなように

何かを見てぶらぶらできるから。

母以外の誰かと一緒に買い物をするのは

とても苦手だ。

でも

さすがの私も一人で

スシローに行けなくなった。

夫がスシローが好きだったので

時々二人で食べに行っていた。

夫が亡くなって三か月

一度も行っていない。

一人で行けば良いのだが

お寿司と焼き肉と牛丼は

一人で食べに行くのには抵抗がある。

今日は高校時代の友人と

二か月振りに会ってお昼を食べる約束をした。

バーゲンのお店を見て回るかもしれない。

ちょっと楽しみだ。

これからまだ二十年は生きるとして

一人で楽しめるようにならないと。

夫婦連れを見て淋しくなっている今の私だが

いつになったら平気になるのだろう。


スカーレット