スカーレットの心のつぶやき
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昨日の続きだが
7歳男児、大和君が無事保護されたことは
日本中に安堵と喜びをもたらしてくれた。
何より、ご両親はじめご家族の皆さんが
安心されたことだと思う。
本当に良かった!
心からそう思う。
それにしても
大和君ってすごい。
自衛隊内の施設の中で
6日間じっとしていたこと、
水だけで生き延びたこと、
そのサバイバル能力の高さに脱帽。
テレビでその時の様子を再現していたが
夜になると真っ暗だった。
二枚のマットレスの間に入って
暖を取っていたとか。
不安だったろう。
お腹が空いていただろう。
淋しかっただろう。
大和君の気持ちを推察すると心が痛む。
お父さんに叱られて
車から降ろされ
迎えに来てくれるのを待たずに
車とは違う方向へ
6キロも歩いて行ったとのこと。
大和君が車の方向へ歩いて行っていたとしたら
5分後に引返した父親と会っていたと思う。
でも、彼はそうしなかった。
父親への反発か?
それとも叱られることからの逃避か?
本能的に父親の車とは別方向へ行ったのだろうか?
今回、色々な憶測がネットでも流れていた。
父親が何か・・ということまで書かれていた。
事件にならなくてよかった。
でも、彼の心に一つの傷として
一生忘れられないこととして残るのではないかと不安だ。
トラウマとして。
父親、家族への不信感が残るのではないか。
置き去りにされたという事実、
親から見放されたという思い、
それらが彼の今後の成長に悪い影響を与えねば良いと
心からそう思う。
そして、父親が一生、彼への謝罪の気持ちで
躾をすることもできなくなり
大和君に対して親として毅然とした態度が取れなくなり
頭が上がらなくなり
大和君の機嫌を取るような親にならないかと
それも私が心配する一つだ。
家族の人たちにとってもこれで終わりにはならないはず。
家族にわだかまりが残って家庭崩壊にならなければいいと願う。
でも、本当に無事に保護されて良かった。
スカーレット
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