スカーレットの心のつぶやき
つぶやき 目次|過去|未来
この数日GYAOで無料の映画を見続けている。
夜に二本見ると12時を過ぎてしまっていて
また寝不足になってしまった。
一番良かったのは「くちづけ」
また「箱入り息子の恋」も良かった。
「瞬」も自分が彼女の立場だったら・・と考えてしまった。
GYAOは見逃したテレビドラマを無料で見えるので
楽しんでいたが無料の映画は何か得した気分になる。
アップロードは違反だとCMが流れるが
見ている人もダメなんだろうと思いながら
これは違法ではないからいいやと思ってみている。
「くちづけ」は精神的障害を持った人たちが
集まる自立支援センターが場面で
障害を持つ娘と父の話に
他の純粋な人たちがからんで
涙を誘う映画だった。
まるで舞台を観ている気がした。
なんでかな・・と思って考えた。
場面がこの家に限られているからだ。
そこへ登場人物が入れ代わり立ち代わり入ってきて
ふつうのトーンより大きな声で話す。
まるで叫んでいるように思えるのは
映画というより舞台を観ている時と同じ
セリフを観客にぶつけているようだからかもしれない。
昔、娘が演劇部で公演をしていたころ
大阪まで観に行っていたが
その時に感じた感覚と同じだった。
娘にlineで紹介した。
時間があったら観てみてと。
この映画で考えさせられることも多かった。
障害者を持つ親が
自分の子を残して死ねない。
子供が浮浪者になり犯罪者になるのではないかと思うと
一人で生きていけない子供を残して死ねないと思う。
そして子供を殺してしまう。
殺人はいけないと思うが
こんな場合の殺人は
ちょっと違う気がする。
世間でも起きている犯罪だが
この場合、加害者に情状酌量がされる。
私がもし親だったら?
反対に娘だったら?
観ていて苦しくなった。
映画は楽しく笑える映画が良いかも。
スカーレット
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