スカーレットの心のつぶやき
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2015年05月01日(金)

今朝、たまたまつけたテレビで

今井雅之さんが出ていた。

大腸癌の末期だと診断され

舞台を降板したという話を

目に涙をためて話していた。

今井さんは元自衛官で

NHKの朝ドラで初めて知った時から

とてもしぶい役やコミカルな役までこなし

自らも監督をする多才な俳優さんだと思っていた。

私よりも10歳年下だ。

ステージ4の癌の症状は

想像する以上に深刻なものに違いない。

大腸周辺にも影が見えるとか。

転移の可能性もあるという。

大腸癌はなかなか気づかないが

女性にも多いと聞く。

大腸検査が嫌で私は検査を受けたことがない。

あの下剤を飲むことを思うと勇気が出ないのだ。

もし、癌が見つかっとしても

初期のものだったらほぼ治る。

だからこそ検査は必要なのだろう。

どうか、今井さんが元気になって

またあの逞しい姿を見せてほしい。

もう一つの話は

大阪で川に落ちた子猫の救出の話だ。

人間でも子供を虐待し殺すものがいる。

でも子猫の命を救うために

皆が力を合わせるのも人間だ。

この違いは何か?

川に転落した子猫を助けようとした男性、

溺れて自力で這い上がった。

消防署や警察がかけつけ

消防隊員が子猫を助け上げた。

その子猫は低体温症になっていたが

たまたま居合わせた外国の女性が

自分のコートを脱ぎ子猫を筒んで

近くの動物病院へ運んだ。

獣医さんは低体温症の子猫を治療をしいたが

治療費はとらなかったという。

まさに命のリレーが成功し

子猫は元気になり

今は病院の看護師さんに飼われているといっていた。

この子猫の命も昨日のうさぎのケージに入れられた男児の命も

今井さんの命も同じ命だ。

助かる命

助からない命

色々な命がある。

今、生かされていることに感謝しないといけない。

人間でも動物でも皆

生まれた時から死に向かって歩いている。

その道が険しく苦しいものであっても

また楽しい時もある。

生きている限り生きて行かねばならない。


スカーレット