スカーレットの心のつぶやき
つぶやき 目次|過去|未来
吉田松陰を尊敬する人は
日本にとても沢山いると思う。
私もその中の一人だ。
今、吉田松陰の「留魂録」を
現代語にして解説をしてくれている本を読んでいる。
所謂松陰の死生観がわかる本だ。
NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」を見ている。
この十年大河ドラマを見ていなかった。
初めの一回か二回は見ても
続けて見る気がしなかったのだ。
でも、
今回は主役が吉田松陰の妹「杉文」ということで
兄の松陰が出て来る。
描き方としては色々意見もあるかもしれないが
幕末に興味を持つ人が増え
松陰を好きになってくれる人が
増えると良いなあと思う。
その松陰の言葉のひとつに次のようなものがある。
「時に合うも合わぬも 皆、天に任せて顧みず
吾にありては、言うべきを良い、為すべきを為すのみ」
これは
西村眞悟先生が
平成9年に国会議員として
初めて尖閣諸島魚釣島に上陸した後で言った言葉とのこと。
先生らしい!と思う。
自分が言おうと思うこと
やろうとすることが
例え、時代、世の中に合っていようがなかろうが
それは天のみが知ることであり
決して後悔はしない。
ただ、言うべきことを言い
為すべきことを為すだけだ。
私はそんなに大したことを
言ったりしたりはできない。
でも、少しでも
世のため人のためになることを
私の欲を捨ててやりたい。
言いたい、訴えたい。
花は咲かないかもしれない。
結果は出ないかもしれない。
でも、自分が良しと信じることを
これからもやっていこうと思う。
「草莽窟起」も松陰の言葉だ。
国民一人ひとりが立ち上がり
日本の良くするために
頑張っていくしかないと思う。
スカーレット
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