スカーレットの心のつぶやき
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2015年01月23日(金) 拉致被害者

昨日、北朝鮮に拉致された疑いが濃い

政府から認定された「特定失踪者」の

ご家族と電話で話をした。

話しているうちに

段々と私の感情が高まってきて

涙が出てしまった。

今回のイスラム国によって拉致され

人質となり殺害予告をされている二人について

話をした。

私は、昨日もここに書いたように

二人の自己責任論は妥当であり

危険な地域に入るなら

自分がどうなろうとも

助けられなくても

それは覚悟しておかねばならないと

今も思っている。

それに比べて

北朝鮮に拉致された人たちには

何の責任もない。

身代金を払うなら

300人以上の人を連れ戻せることが出来る。

そんな話をした。

ご家族もきっと同じ気持ちだっただろう。

勿論、言葉にはないが・・・

私と同じことをもう一人の人からも聞いたと

仰っていた。

公には言えなくても

言わなくても

日本国民の大多数の人たちが

同じ思いなのではないかと思う。

拉致被害者救出は日本国にとって

最重要なことであり

国家としてしなければならないことだ。

それをしないで

目の前のことに振り回されるのは

どうも納得がいかない。

私が北朝鮮による拉致被害者の方

そのご家族のためにできることは

署名・募金活動や

街頭活動

そして、新聞への投稿くらいしかない。

悔しいけれどそれだけしかできない。

今月31日には拉致被害者奪還のための

パレードが行われる。

夫は入院中で、私にとっては

色々な心配事もあるけれど

ご家族の気持ちを思うと

参加しようと思う。

私たち日本国民は

拉致被害者のことを他人事と思わないで

ご家族の心に寄り添い

一日も早く帰国してもらえるよう

自分が何ができるかを考え

せめて、忘れないで居てほしい。


スカーレット