スカーレットの心のつぶやき
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2014年05月07日(水) 渡辺淳一さんの訃報

一昨日、作家の渡辺淳一さんが亡くなっていたことを知った。

亡くなったのは、先月30日だったとか。

前立腺がんを患っていて自宅で亡くなっていた。

80歳。

私は渡辺さんの作品を通じてのファンだった。

作品の多くを読んでいる。

ちょっとエロ的だと思うが

人間の本能を描いているし

美しい描き方をしていて

女性のファンは多いと思う。

最後の作品となった「愛ふたたび」はまだ読んでいない。

だから、早速取り寄せることにした。

あらすじは紹介されているが

実際の老人の性について

どのような描き方をしているかに興味がある。

人間、きれいごとを言っていても

本能に反して生きることはできない。

食べることも寝ることも性も

全て生きていくうえで必要なことだと思う。

最後の作品は

渡辺さんが、前立腺がんになり

性的不能となったことで

また違う女性を愛する愛し方があると

描こうと思ったのではないだろうか。

「四季・奈津子」

「阿寒に立つ」

「失楽園」

「愛の流刑地」

「シャトウルージュ」

「無影燈」

「雲の階段」

「花埋み」

「光と影」

「化身」

・・・・

読んだ作品はまだまだある。

書けばきりがない。

彼が医師として現場を知りつくしているから

書いていることが嘘っぱちでなく

また、性愛を描くだけではなく

女性の心理を追及し

優しく見つめている姿が好きだった。

男性の心理も同時に描くことによって

私自身、男性心理を学ぶこともできた。

「鈍感力」という作品では

人間としての生き方を教えてくれた。

本当に惜しい人を亡くしたと思う。

もう新しい渡辺作品を読むことが出来ないと思うと寂しい。

これから、再度彼の作品を読んでみたいと思う。

心からご冥福をお祈りいたします。

合掌



スカーレット