スカーレットの心のつぶやき
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マスコミで一躍有名になった
第146回芥川賞受賞者 田中慎弥さん
そのプロフィールや記者会見では
少し変わった感じを受けた。
受賞作品「共喰い」を読んでみようと思っていたが
その時間もなかなかなかった。
夫が読むかもしれないと
買って行ってあげていた。
夫の感想は「まああるような話だ」だった。
夫から本を渡してもらったのが
数日前。
やっと昨夜ベッドの中で読み始めた。
そして、数時間で読み終えた。
一言で言って
「これが芥川賞の純文学?」だ。
私には正直言って値打ちがあると思えなかった。
内容はここで書くのは控える。
純文学は難しくて読みにくいという
今までの概念は捨てれば良い。
読みやすいのは確かだし
内容も違和感なく入って来る。
表現も良い。
描写は素晴らしい。
細かな描写がされている。
だから、それなりの作品に仕上がっているのだろう。
しかし
厚みがない。
と私は思った。
感動もない。
夫が言うように
「そんなもんか・・・」が正直な感想だ。
読んだ人も多いみたいで
本屋さんでは売れ行きが凄いらしい。
あの記者会見での様子や
授賞式での様子で田中氏に興味を持った人が多いのだろう。
ある意味あの会見や態度が得をした感じがする。
私的な感想を一言言えば
ひとつのセンテンスが長い。
読点が続き句点までが長いのだ。
描写のためにはそうなるのかもしれないが
私はひとつのセンテンスの長い文章は苦手だ。
1000円という値段が安いなあと思ったが
やはり1000円の本だと思った。
田中氏には申し訳ないが・・・
スカーレット
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