スカーレットの心のつぶやき
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2011年06月17日(金) 少しずつ

先月、一旦退院していた夫が

再入院してから一週間が過ぎた。

私の家で寝ている時は

段々症状が悪くなり

笑顔も消え、話もしなくなり

アズキと戯れることもしなくなっていた。

9日に入院しても

はじめは同じような感じだったが

塩分制限食事と

水分制限をすることにより

あれほどパンパンに張っていたお腹が

柔らかくなって来ている。

利尿剤を飲むことも効果が出てきているようで

腹水が少しずつ減っていることにより

一日毎に体重も少しずつ減っていて、

夫の顔つきも変化してきた。

体重が減ったことにより

顔のシワが深くなった気がする。

夫は私より5才年下だ。

そして、元気な頃は

外見も年齢より若く見えていた。

でも、今は歳相応な顔になった、

男は人生が顔に出る。

年を取るにつれていい顔になって来る。

若い頃よりもシワが増えた顔の方が

好ましく思えるのは私だけだろうか。

元気で年を取るのと

病気で老けるのとは感じが違ってくる、

だから、夫の場合はやつれたという方が合っている。

でも、気分的には落ち着いて来ているようで

私と話もよくするし

笑う顔も見ることができるようになった。

夫が入院して、色々なことを考えた。

二度と元気になれないのではないか?

このまま夫の寿命が尽きるのではないか?

もし、夫が居なくなったら

私はどうして生きていけるだろうか?

改めて、夫の存在感を感じたのである。

そして、私の残りの人生は

夫を看護し支えていくことにしようと思った。

それが、勝手なもので

夫が少しずつ回復しそうになってくると

私の心の中から悲壮感が消えて居る。

また元気になって仕事にも行ける気がする。

たとえ、旅行や外食ができなくても

夫が居てくれるだけで良いと思う。

医者が私に夫の食事の指導に来てくれと言ったら

夫の退院が間近だそうだ。

それがいつになるかは分からない。

食事の栄養指導を受け

夫の減塩食をつくるのは大変かもしれないが

あまり気負わず

頑張りすぎないでやっていこうと思う。

少し、私の心の中にも余裕が生まれてきたみたい。

今日も夫の傍で娘の進路の話やアズキの話をしてこよう。


スカーレット