スカーレットの心のつぶやき
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昨日は、
私の母が亡くなって
初めて迎える母の日だった。
昨年10月、
母は、私たちに見守られ
自宅で静かに息を引き取った。
あれから半年、
私はまだ納骨できず、
毎朝母の遺影と遺骨に手を合わす日々を送っている。
母が生きている時は、
母の日のプレゼントに
母が好きだった黄バラを一輪添えて
贈ったものだった。
今年はプレゼントをしたくても母は居ない。
母を亡くした人は
母の日に
白いカーネーションを贈るという。
東日本大震災で母親を亡くした人たちが、
白いカーネーションの花束を
胸に抱えている姿をテレビで観た。
私も今年は、
母の祭壇に白いカーネーションを供えようと思った。
昨日、花を売っている店を数軒訪ね探し求めた。
でも、赤やピンクのカーネーションばかりで、
白いカーネーションはなかなか見つからない。
最後に行った店で
小さな白いスプレーカーネーションを見つけた。
母に「母ちゃん、今年は白いかーネーションを贈るよ」
と語りかけ祭壇に飾った。
それにしても、
白いカーネーションは酷な花だ。
母の居ない淋しさが余計に募り涙が出てきた。
そんな私を見て、
母はきっと言うだろう。
「一輪の黄色のバラの花でよかったのに」と。
スカーレット
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