スカーレットの心のつぶやき
つぶやき 目次|過去|未来
先日、姉と一緒に古いお雛様を飾っている
お店「七草」へ行って以来
ずっと心の奥深くにしまっていた
お雛様への思いが募ってきた。
七草へ行った翌日に
姉が自分のお雛様が欲しいと言って
私に一緒に見に行ってほしいとのことで
近くの人形店へ行った。
七段飾りや三段飾りが煌びやかに並んでいる店の中を
一つ一つのお雛様やお内裏様の顔を見て行き
姉は一対のお内裏様を買った。
明日、姉の家に届くことになっている。
私には父と母が、娘が生まれて直ぐ
初節句の時に七段飾りのお雛様を買ってくれた。
小さい時には友達に来てもらって
お雛祭りをしたものだ。
でも、私が床の間にグランドピアノを置いたために
お雛様を飾ることが出来なくなり
一時はお内裏様だけ出していたのが
この十年は全く出していなかった。
お雛様の顔や衣装がどうなっているかとても不安で
箱を開けてみる勇気も出なかった。
でも、姉がお内裏様を買ったのがきっかけで
私も母の家の玄関に
お内裏様とお雛様を飾ろうと思った。
お内裏様が入った箱を自宅から持ってきて
おそるおそる開けてみた。
少し衣装の色があせてはいたが
顔も小物も衣装も無事だった。
母の家の玄関に緋毛氈を敷き
お内裏様とお雛様を飾り
花瓶に桃の花を飾った。
今まではひっそりとしていた玄関が
急に華やかになった。
母もお雛様が大好きだった。
だから、きっと喜んでくれているだろう。
男の人にはお雛様を愛でる気持ちはないみたいで
義兄も夫も関心がなかったが
女の人はいくつになっても
自分のお雛様を持っていたいと思う。
思い切って出して良かった。
4月3日まで私の心はうきうきしてくるだろう。
スカーレット
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