スカーレットの心のつぶやき
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2007年07月25日(水) 母からの暑中見舞い

例年より遅い梅雨明け宣言を、

今か今かと待っていたかのように、

実家の母から暑中見舞い状が届いた。

黄色い大きなひまわりが

ハガキ一面に色塗られた塗り絵の絵手紙に、

「無理をしないで元気で居てね」と添えられていた。

今年86歳になる母が、

塗り絵をしたいと言い出したのは

今からひと月ほど前のことだ。

塗り絵が脳の活性化と認知症予防に良いと新聞に載っていたとか。

母に頼まれて本屋へ行き、

ポストカードになった塗り絵の本と

文房具店で36色の色鉛筆を買って来てあげた。

それ以来、

母は時間の経つのも忘れて机に向かって塗り絵を始めた。

去年父が亡くなり、

一人暮らしをしている母は、

一人で楽しめる、塗り絵が気に入ったみたいだ。

几帳面な性格をあらわすように、

隅々まで丁寧に塗られている。

新しい作品が出来上がる毎に、

子どものように嬉しそうにしていた。

きっと、父の居ないさみしさが紛れるのだろう。

ひまわりの黄色は、私に元気をくれた。

今年の夏も元気で乗り切ろう。

梅雨明けの空を見上げながら、

母の気持ちを本当に有難いと思った。

母から届いた暑中見舞いは、私の宝物になりそうだ。


スカーレット