スカーレットの心のつぶやき
つぶやき 目次|過去|未来
今年初めてスイカを食べた。
熱もあってだろう、
喉の渇きがひどくて
買い物に行った時、目の前のスイカに釘付けになった。
大げさだがその通りだった。
試食できたので一切れ食べてみた。
喉が潤った感じがして即買った。
私は元々スイカが大好きだ。
スイカが果物の部類に入るのなら、
スイカが一番好きな果物ということになる。
去年の今頃亡くなった父が、
ある日私にスイカの汁が飲みたいと言った。
父は、飲食できず点滴だけで生きていた。
唾液さえ胃にたまると吐き続けている頃だ。
まだ甘くないかもしれないと思ったが
スイカを買って来て絞ってスイカの果汁を父に飲ませた。
父は本当に嬉しそうな顔をしていた。
数秒後にはすべて吐いてしまったが
スイカの果汁は父の喉を潤したに違いない。
そんなことを思い出しながら、
私のお昼はスイカで済ませた。
一人で食べるのは悪い気がしたが
スイカを食べている時だけ
体調不良を忘れることが出来た。
糖度はあまり高くなくそんなに甘いと思わなかったが
私には美味しいと感じられた。
夕食後に食べた琵琶よりも美味しかった。
これからは段々とスイカが美味しくなる。
弱った体にはスイカが嬉しいものになりそうだ。
スカーレット
|