スカーレットの心のつぶやき
つぶやき 目次|過去|未来
毎朝3時半、 枕元に置いてあるにわとりの目覚まし時計が 「張り切って起こしまっせ、コケコッコウ」 という大きな声を上げる。 右腕を上に伸ばし時計の頭を押さえて音を消す。 私の頭はまだ半分眠った状態だ。 起きなきゃいけないと思うのに、体は寝たいといっている。 「起きたくない。このまま昼まで寝ていたい。 でもそれは無理なことだ、だから、せめて後五分だけ寝ていよう。 このまま時間が止まってくれたら良いのになあ。」と思いながら、 それでも五分経つと、「エイッ」という掛け声と共に起き上がる。 不思議なことに一度起きると、頭はすっきり体はしゃきっとする。 あれほど眠たいと思っていたのがまるで嘘のように、 元気な私になれる。 外はまだ暗い。 家族は皆寝ている。 台所に立ち、娘のお弁当と朝食作りをはじめる。 その間に洗濯機を回し、 昨夜洗濯していたものにアイロンをかける。 新聞を取りに行く。 パソコンを開いてメールの返事を書く。 化粧をする。 ゴミだしもする。 家族が起きてくるまでに一日のうちの殆どの家事を済ませている。 毎日同じことの繰り返しだけれど、 こうして働けることが有難い。 東の空の朝日に手を合わせ今日も良い日になるようにと祈る私の朝だ。
スカーレット
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