スカーレットの心のつぶやき
つぶやき 目次過去未来


2006年11月18日(土) 同じ人生

どんな人生も価値があると言ったのは

確か五木寛之さんだったような気がする。

どんな形でも生きていることに値打ちがあると言う。

その言葉を聞いた時にはなるほどと思ったが

今は少し違って来た。

人を殺したり、人を傷つけてでも

生きる価値はあるのだろうか・・・

人が生きる意味ってただ単に息をして

食べて、排泄して、寝て・・

そんなものだろうか・・・

確かに、植物状態になっていても

肉親には生きていたいと願う。

父が亡くなった時、私もそう思った。

父がものを言わず寝てばかりだとしても

この世に生きていて欲しいと思った。

でも、父にとってそれが最適な生き方であるかどうかは

誰にも決めることは出来ない。

父は早く楽になりたいと思っていたかもしれないのだから・・・

今朝、脳の髄液が減少することによって

体中に痛みが走り普通の日常生活が出来ない人の話をTVで見た。

本当に苦しみだけの毎日だと言っていた。

交通事故の後遺症のようだが

その人はあの事故の時に死んでいればよかったと言っていた。

分かる気がした。

人はどんなことがあっても生きなきゃいけないと言うことは簡単だ。

そして、私が今ブログに書いている誠さんも

不自由な体と痛みと闘いながら生きている。

私には出来ないことかもしれない。

逃げないで生きることは大変なことだ。

自殺する人も皆、今の苦しみから逃避したいと思う。

それもまた人生だ。

同じ人生だ。

私にはなんだか分からなくなってきた。

生きているだけで素晴らしいと

声を大にして叫んでいた自分が

何もわかっていなかったのではないか?と思う。

恥ずかしい気がしている。


スカーレット