スカーレットの心のつぶやき
つぶやき 目次|過去|未来
昨日は父の五回目の月命日だった。
父の好物の辛いおかきとしきびを持って
母とお墓参りに行って来た。
姉と時間を相談して待ち合わせ
お墓の石を磨き
周りの草を抜き掃除をしてしきびを立てた。
墓石を磨きながら
「父ちゃん、顔を洗って綺麗になろうね」と話しかけた。
でも、墓石は何も答えてくれない。
死とはこういうものなのだと改めて思った。
生きているときには
父への思慕はあまりなかった私が
こうして父のお墓に行くと父のことばかり考えてしまう。
普段の暮らしの中で忘れてしまいそうになる
ちょっとした父の癖を思い出したりして・・・
父は几帳面で綺麗好きだったから
お墓が汚れているのはたまらないだろう。
近ければ毎日でも行って綺麗に掃除をするのに
ひと月に一回しかいけないのが申し訳ない。
母と姉と三人で手を合わせ父へ報告。
帰りに三人でお昼を食べて父のことを話した。
来月の6日は「みんま」だ。
「みんま」とは亡くなった人のお正月で
私の住む地域独特の風習だ。
12月の初めの巳午の日に
お墓に餅や柿、みかんを備えその前で餅を焼いて笑って食べる。
父の居ないお正月はきっと淋しいものになるだろう。
でも、母が元気で居てくれるから
それだけでも私にはとても有難いと思う。
スカーレット
|