スカーレットの心のつぶやき
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今日は五月五日「こどもの日」だ。
近所の家の庭に鯉のぼりが気持ち良さそうに泳いでいる。
我が家は娘だから鯉のぼりは上げないけれど
大きな真鯉と緋鯉とこどもたちの鯉が
仲良く泳いでいる姿を見ると何だかとても嬉しくなる。
「子は鎹」と言われるが本当だとつくづく思う。
私は子どもを持つことは初めから諦めていた。
本当は望んで居たけれど
それは夢のまた夢だと思っていた。
だから、今私がこうして一人娘と共に暮らせること自体が
不思議でたまらない。
十七年前、自分の命と引き換えに産んでよかったと
今は素直に思える。
反抗期にはとても苦労したし
(と言っても、娘の場合は第一次反抗期はなくて
小学校の高学年の頃に訪れたから
なかった分が一気にやってきたと言う感じだった)
毎日が戦争だったような気がする。
それも今は落ち着いて喧嘩をするのは
私が娘のことを思って口出しした時だけだ。
私が要らぬことを言わずにいれば平和な毎日。
今娘は高校二年だから
後二年もしたらこの家を出るだろう。
こうして娘のことをしてやれる日々も後二年だと思えば
少々のことは我慢できる。
きっと懐かしい思い出になると思う。
元気で伸び伸びと育ってくれた娘。
これからは自分の夢に向って
自分の頭で考え、
自分の足で歩いて行ってね。
そして自分の幸せを自分の手でつかみ取って欲しい。
挫折しながら成長してほしい。
他人の痛みの分かる人になってほしい。
私の後ろ姿はあまり良い物ではないけれど
時にはその後ろ姿を思い出して欲しい。
子どもの日の私のつぶやきでした。
スカーレット
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