スカーレットの心のつぶやき
つぶやき 目次|過去|未来
人はいつかは死ぬ、
私の一番大切な人も死んでしまう。
私にとって一番の理解者であり、
私にとってかけがえのない母も私の側から居なくなる。
頭ではそう理解しているつもりでも、
実際に私の側から母が居なくなるということが信じられない。
母は私を全身全霊で愛してくれた。
どんな私になろうとも守ってくれた。
母は私の全てであり私もまた母の全てだった。
母は命に代えても私を守ろうとしてくれた。
そんな母を私はどのくらい悲しませてきたのだろう。
数え切れないくらいの親不孝をしてきた。
言えないくらい苦労をかけてきた。
今私が母にしていることなど
母が私にしてくれたことの何億分の一にも足らない気がする。
昨日、母を病院へ連れて行き、
帰りに二人で高島屋へ寄って買い物をしたとき、
母の歩く速さや
母がサイフからお金を出す様子や、
車の乗り降りの様子を見ていて、
本当に母は老いたと感じた。
母の昔の強さが嘘のようだった。
母とこうして買い物をすることが出来る時間は
後どのくらい残されているのだろう。
今の私に出来ることは何なのだろう。
母とお昼を食べた。
私よりも先に食べ始めた母だったが
私よりも遅く食べ終えた。
何ごとも時間がかかるようになった。
昔、娘が小さい頃食事をさせていた頃のように
待つことが多くなった。
母の歩数に合わせ、
母の食べる速度に合わせることが
私にはとても難しくなってきている。
母を待つことをしなければ・・
そして母と一緒に過ごす時間を大切にしなくては・・・
私の人生の中で大きな部分を占めている母との時間、
私にとって宝物になるであろう母との思い出。
それは皆、私が今まで生きてきた証だし、
私にとってとても大切なものなのだから。
スカーレット
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