スカーレットの心のつぶやき
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早いもので明日は大晦日、
大晦日といえば、
ベートーベンの第九交響曲最終楽章「合唱」だ。
「合唱」は我々のよりよい未来に対する人々の希望を表している。
心の中から生きる勇気が湧いてくる。
しかし、
この素晴らしい作曲家ベートーベンの一生は、
苦難に満ちたものだったようだ。
モーツァルトとは対照的に
あまり裕福ではない家に生まれ、
父親から生活のために音楽を強制され、
過酷な練習に耐えながら孤独で辛い毎日を過ごした。
優しかった母親との死や
淡い恋心を抱いた教え子との悲恋。
そして、
音楽家としては致命的な難聴という苦しみの連続だった。
そんな苦しみの中で出来た
あの有名すぎる交響曲第五番「運命」の冒頭の「タタタターン」は
まさに「過酷な運命が扉をたたく音」だった。
運命を聞くたびにスケールの大きさと
彼の負けないという強い意志を感じる。
第九を作曲した頃は、
全く耳が聞こえない状態だったとは思えない素晴らしい曲だ。
ベートーベンの心と音楽には、
自由への憧れと人間の尊さを信じる気持ち、
あらゆる苦難に立ち向かっていく
人間の勇気がみなぎっている。
そんな彼の人生を思いながら、
改めて大晦日に第九を聞いてみたい。
スカーレット
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