スカーレットの心のつぶやき
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2005年12月22日(木) 離婚

こんなことを言っては人格を疑われるかもしれないけれど、

芸能人の離婚ニュースを見るたびに

あの結婚報告をしていた時の

二人の幸せな笑顔を思い出す。

そしてちょっとだけ優越感を感じる。

結婚の意味、離婚の意味を思う。

今朝のTVのワイドショーで

あの「北の国から」で共演したのがきっかけで

結婚したカップルが離婚したと聞いた。

彼には彼女が家を出て行った原因が理解できないそうだが

私には何となく分かる気がする。

一般的な夫婦の離婚原因の一番は性格の不一致だと言う。

この性格の不一致には性の不一致が大きな割合を占めていると思う。

性を含めた上での性格不一致が多い。

でも、これだけで離婚する夫婦だけではない。

他人には理解できないことでも

当事者にとってはとても重要なことがある。

それは夫婦間での

物理的、精神的なすれ違いではないだろうか?

こういう私たち夫婦の間でも

これは否めない事実である。

結婚は夢ではなく現実問題だという認識に欠けていた私は

結婚したらきっと楽しいことばかりが起きると信じていた。

夫は私のことだけを見てくれて

いつも支えていていてくれると信じていた。

でも、実際は違っていた。

恋人同士の時とは違い

生活が存在してくる。

お互いに良い面だけ見せるのではなく

何もかもさらけ出していく生活の中で

こんなはずではなかったと思う事柄が増えてくる。

いつも気持ちの疎通が出来ていれば

どんなことでも話し合い、解決して

離婚まではいかない。

でも、物理的にすれ違いが起きてくると

一人で家の中に居る妻の心の中は

淋しさと不満でいっぱいになり

それがやがては夫への不信感へと広がっていく。

私が若い頃ある人と住んでいた頃、

狭いアパートに一人残され

家事を終えると何もすることのない

まるで砂を噛むような暮らしに飽き飽きして別れたことがある。

部屋の壁に向って一人で座っていると

何故私がこんな生活をしなくちゃいけないのか?と

そんなことだけが頭の中を駆け巡り、

共に居る時間は恋人同士の時に比べると多くはなったけれど

気持ち的には離れて行った。

夫と結婚した当時も同じようなことが起きた。

淋しかった・・・

一人ぼっちだと思った。

でも、私が離婚しなかったのは

夫への気持ちよりももっと大きな存在が出来たからだ。

娘が生まれ私の生きがいが見つかったからだ。

子は鎹だとはよく言ったものだ。

もし、娘が生まれなかったら

きっと今の私たち夫婦は存在しなかったと思う。

小さくても、貧しくても

この三人で築き上げた家族という単位の中で

私はほのぼのとした幸せを感じることが出来る。

今は離婚しなくて本当に良かったと思える。

そして今後も離婚はしないだろうと思う。

今日の彼女のことを、

他愛も無い理由から

家を捨てた人と批難したくない。

彼女の心の中の闇は

いつかきっと晴れるだろう。

そしてその時に初めて

結婚の意味を知るのかもしれない。


スカーレット